弥彦ロードE1/E2 3位
弥彦村(新潟県)で開催された弥彦ロードレースに出場しました。
備忘録です。
概要
先週のおんたけTT&HCでは、悪くはないもののイメージ通りの走りが出来なかったので、今回はしっかり力を出し切るレースをしたいと思っていた。
全日本前最後のレースになるので、良いイメージでしっかり追い込んで終わりたい。
今回が3回目の開催となるが、昨年はコロナに罹患しDNS、その前は落車でDNFといい思い出はない。
コースとしても落車が多いコースで、特に下りの右コーナーは必ずだれか転ぶ印象。
平坦区間は横風が吹くと展開は大きく変わるが、今回はほぼ無風に近い。
登りは一瞬なので集団が割れる事はないだろう。
昨年は序盤の逃げがそのまま決まったレースだったので今回は逃げ切りは難しいと思うが、最後まで諦めずにトライする。
有力所はTRYCLE武井選手とRX高岡選手。
これはおそらく全員の共通認識。この2人が上位に絡むのは間違いないと思う。
ただ、その他も名技ベンドやロヂャース、湾岸やイナーメなど積極的な選手も多いのでその辺りと一緒に動ければ。
前日移動〜当日レースまで
前日は13時に宮城発。東北道→磐越道で新潟西ICのルートインまで。4時間くらいだったかな。
夕飯は釜飯を食べに行った。
なぜか御嶽が終わった後から体重が激減し、65kg→59kgに。1週間も経ってないのにそんなことあるか?と思いつつも、とりあえず多めに食べておく。
宿は中学生?の団体が泊まっていて混雑気味。
基本部屋でダラダラ過ごした。
23時前に就寝。
レース当日
5時半に起床したが、夜中に2、3回起きた。
あまり快眠ではなかったけれど、気にするほどではないかな。
朝風呂に入って深部体温を上げて、朝食食べて出発。
7時半頃会場着。
駐車場は広くて全然埋まってはいないけれど、テントが立てやすい端の方は既に埋まってる。
適当に準備を終わらせて試走へ。
こんなに登りの斜度あったっけ?と感じた。
実際8%くらいはあるから、単独で登るとまぁまぁしんどい。
あとは過去落車したコーナーを確認し、路面のギャップ、集団が緩みそうな箇所のチェック。
スタートまで3時間程あるのでリラックスして過ごし、チームメイトと動きの共有をし、20分ほどのウォーミングアップ。
気温は高かったけれど、序盤から攻める予定だったのでアップはしっかり。
レースレポート
リアルスタート直後から集団はなかなかのハイペース。
気を緩めるとすぐに後方に下がってしまうため、集中して位置を下げないように気をつける。
前方ではチームメイトの能戸が登りで積極的にペースを上げる。
ただ、集団も逃げを絶対に容認しないという雰囲気で終始ハイペースを刻む。
集団後方には確実にダメージは入ってるはず。
中盤の5周目くらい?の登りで、集団中程の選手がなぜか落車。ハスったのかな?
巻き込まれはしなかったものの一旦完全にストップしてしまい、集団が大きく割れる。
後ろに取り残されてしまったため、全開で前を追う。僕はなんとか復帰できたものの、これで遅れた選手は多かったのでは。僕もかなり脚を使ってしまった。
集団に復帰できて安心したのも束の間。
名技ベンド安富選手が登りで飛び出す。反応できる位置にいたのですかさずブリッジ。promotion×athletes浜田選手も一緒に合流したので、3人で逃げを決めるためにかなり強めに回すが、半周程で吸収。
連続でかなり脚を使ってしまったので、集団内に居たチームメイト鉄山さんに「結構キツいのでちょっと休みたい」と伝えると、「能戸落車でもう2人しか残ってない」と。マジか。
スプリントになった際は僕より鉄山さんの方が断然可能性があるので「逃げは全部チェックするので脚溜めといてください」と伝え、僕は集団先頭付近をキープ。
登りはシッティングで余裕を持ってクリアできるレベルだが、残り2〜3周あたりからダンシングでキツそうな選手が多くなってきた印象。
これはスプリントになってもワンチャンスあるかな(ない)。
レース終盤まで散発的にアタックが繰り返されるが、できる限りチェックに入り、大きな逃げグループはできないまま最終周回。
2人ほど逃げていたけれど目視できる差なので、最後のペースアップで十分捕えられそう。(そう思って逃げ切られてしまうこともあるけれど、この局面ではどっちみち単騎でできる事はないし)
余裕がなさそうな選手が多かったのと、まだ最後にもがけるくらいの脚は残っていたのでスプリントしようと決め、最後の平坦区間は武井選手、高岡選手の番手を死守。
ゴール前の登りに入り、他選手が腰を上げるのを見てスプリントを開始するも、TRYCLE武井選手、田渕選手の伸びが強く、3位でのゴールとなった。
反省
TRYCLE.ingに1.2獲られてしまったのはもちろん悔しい。
ただ、内容としては悪くなかったと思う。
スプリントになると分が悪いというのは分かりきっていた事だし、そうならないように序盤から動いたけどダメだったので、やれる事はやった上での結果だからしょうがないかなと。その中では最前の結果だったと思うことにする。
今年は上位でゴールできていることが多いので、例年よりいいシーズンが送れていると思っているが、こうなるとやはり勝利が欲しい。
焦っても仕方ないので、そのチャンスが来た時に逃さないように準備だけはしておく。
次は全日本選手権。どこまでやれるか分からないが、悔いの残らない走りがしたい。