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鹿屋・肝付RR E1 10位

2025.2.22
鹿児島県鹿屋市
6.5km×13周=84.5km
9:13s
晴、気温5〜10℃くらい


概要

2025シーズン初戦。
JBCFの開幕戦は東京の神宮クリテだったが、私には適正0のレースだったのでパス。
昨年はこのレースで3位に入賞しており、今回も実質開幕戦のようなレースレイティングなので、あわよくば優勝してイエロージャージを狙いたい。

コースはかなりイージーで、テクニカルな区間はなく、登りも1分の登りが1回/周のみ。
展開によっては十分集団スプリントになりうるコースなので、タイミングをしっかり見計らってレースを進めたい。

レースまで

昨年と同様のトレーニングスケジュールを組んで1月、2月は練習を行なった。
1月はテンポ〜SST領域、2月はFTP〜Vo2領域を叩いたトレーニングをメインで行い、このレースに向けて調子を合わせた。
トレーニングの数値だけみるとしっかりこなせていたが、感覚的な部分で言うとトップコンディションには程遠い。
特に身体が絞れなかった事が懸念点。
昨年の同時期は62.5〜63kgだったが、今年は64kg〜65kgと全くダメ。
身体が絞れなかった1番の要因は、寒波で外乗りができず、練習のボリュームが足りなかった事だと思う。

まぁ今回のコースは幸いにもPWRはあまり影響なさそうなコースなので、割り切って考えるしかない。
レース直前で後悔したり弱気になることに何の意味もないからね。

遠征に関しては、昨年はフェリーを使ったけど今年は仕事のスケジュールもあり飛行機で。
金曜入り、土曜のレース後帰宅。
費用はフェリーを使うのと同じくらいかな。

金曜は移動で1日使ってしまったので自転車には乗らず。
少し風邪気味で喉が痛く悪寒もあったので、夕飯を多めに食べて風呂入って寝た。

去年も食べたチキン南蛮

レース当日

6時半に宿を出発。
7時くらいに会場に着いたけど、信じられないほど寒い。
少しでも身体が温まることを期待して試走に行ったが、余計に身体が冷えて後悔した。
厚着でローラーをして寒さを凌ぐ。

夕飯を多めに食べたので、朝食はおにぎり2つとパンを軽めに食べたのみ。

スタート地点に行くと日差しが割と暖かく(それでも寒いが)、邪魔になりそうなレッグウォーマーだけ外す。上着を脱いでる選手も多かったが、私はベストも着たまま出走。

レース内容

今回のライバルは、チームとして明らかに強力なVC福岡。
E1カテゴリーにどの程度照準を合わせているのか不明だが、個人レベルで見ても強力なのは間違いない。
他にもE1の常連はいるが、初戦だしどの程度仕上がってるかも分からないので、まずはVC福岡の動きにしっかり対応したい。

ミネルヴァとしては、主力を含んだ少人数での逃げを決めて上位に複数名送り込むことが目標。
思い切った作戦が取れるのもシーズン序盤にしかできないので、タイミングをみて躊躇せず全開で行く。
以下レースレポート。

スタートからしばらくはサイクリングペースで進むが、VC福岡は前方で何度か飛び出す動きを繰り返していた印象。
私は集団後方に居たので細かい動きは分からないが、ミネルヴァは能登くんが対応して動いてくれていた。

大きな逃げは出来なかったので、追走は自チーム含む他選手に任せて私は待機。

集団もばらけないまま9周目。
次の登りを全開で行くとチーム内で意思共有し、先頭で登りに入って全開でアタック。
後ろを引きちぎって数名で抜け出すことが狙いだったが、集団を縦に伸ばすのみで抜け出すまでには至らない。

全開で攻めるも不発


S/F地点を超えて平坦区間で一瞬緩んだところでエキップ北海道奥山選手とVC福岡山本選手の2名が抜け出す。
一旦見送り、私は次の登りで集団の人数を絞るために再度アタック。が、またもや集団は伸びるのみで崩壊するまでには至らず。ここは単純に勢いが足りなかったか。

前の2人にも追いつきそうだったが、下りと平坦で集団が大きく緩んだことにより追いつけず。
結果的にコレが逃げ切りとなったわけだが、登り切ったところのあと数秒を詰めきれなかった事を悔やむ。

2周連続でフルアタックしてしまったので、その後は集団内で脚を休めて最終周回。
最後の登りに向けて集団も備えるが、このままゴールまで行く訳にもいかないので、最後の登りも全開アタック。
これも昨年のように抜け出すまでにはいかず、結局集団でスプリントへ。

ラスト500m地点で集団に埋もれてしまい、前にスペースがないので右にラインを替えて残り200mからスプリントを開始するも初速で遅れ、前の選手を捲れずに10位でゴール。

30人くらいでスプリント

総括

奥山選手が逃げ切り勝利

チームとしては鉄山さんが3位、小林くんが5位と入賞に2人送り込むことに成功。とはいえ、これは2人が最後に自脚で取ってくれた順位。
結果的には不発だったけれど、チームとして総攻撃を仕掛けられたのは次に繋がる有益な改善点だと思うので、そういう意味では良かったのかな。

個人としては、トップコンディションではない中でしっかり走れた方だと思う。出力も出ていたし、集中して走れていたので、シーズンが本格化するまでに練度を上げていければ期待が持てるかな。
反省点は、攻撃を仕掛けたあともう2.3発打てるパンチ力がまだ足りてないこと。それがあれば逃げ切りも許してなかった訳だし。まぁこれは練習あるのみ。

あと最後のスプリントは、位置取り次第ではもうちょっとだけいい順位が取れたと思う。集団の頭を取った田中選手以外は皆んな(自身含め)スプリントがかかってなかった印象なので、そういう時こそいい位置をキープすることが大事なのかな、と。

次戦は西日本チャレンジ。
久しぶりの広島。自身の現状を把握する意味でも全力で走ります!

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