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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ12日目:徒歩でローマ市内遺跡巡り

2018年1/12ローマ③

9:30am出発。宿から近いマッシモ宮とディオクレティアヌスの浴場跡へ。3ユーロ値上がってて、10ユーロだったが、ここは良かった。発掘品の展示で初めて見たのが鉄製の本とマトリョシカ。本のページが鉄で作られてるなんて。マトリョシカは、遺跡で見つかったのなら、別にロシアの民芸品でもなんでもなくね?材料鉄のマトリョシカって、スゴイ。中にちゃんと小さい鉄製の人形入ってた。
特別展?らしき展示コーナーでは、2016年8月に地震で被害を受けた場所からの展示だった。自分も地震が多発する国からきて、東日本大地震を経験したから、さぞかし辛いだろうと察すると涙が出て来た。伊は日本見たいに募金箱置かないのかな?

そして歴博っぽいコーナー。埋葬品の中から羊かヤギの肉が残ってた云々の説明。かなりしんどそうに屈葬されてる状況の展示。もう少しラクな体勢で埋葬してあげられなかったですかね…?発掘物の再現CGがわかりやすくて助かった。家の形した土器が気になったが、用途はなんだろう?外部にはミケランジェロの作品という、ミケランジェロの回廊。柱100本って、この回廊デカ過ぎ!

次の浴場跡。高い壁に大理石のプール。素晴らしいモザイクタイル画。なんなの?ここは!今営業してないのが残念。郊外にでも、ここをモデルにした施設作れば良いのに。見たことないでっかいバスタブとか。ここもCGでかつての浴場風景を流してた。すんごい優雅な空間。極楽過ぎる。一体銭湯の何倍の広さだろ?誰か、マジでローマ時代の温浴施設を実物使用可能で再現してください!気付いたら、この博物館に3時間近くいた。

出入り口の庭で立ち食いランチ。昨日の残りの生ハムとサーモンの具のリッチ系サンドイッチ。

隣のサンタマリア・デッリ・アンジェリ教会。ここもまたミケランジェロが関わってた。正面ファサードは教会というより、さっきの遺跡の続きの様に感じてしまうのは、ローマ文化に敬意を払い、かつての浴場の中心部だった所を当時の法王の命令でこの様にしたとの事。ローマ時代にこの浴場建設に関わった殉教者に捧げる為に建てたらしい。さっきの浴場跡の壁は高かったけど、この教会もそれを生かして天井までに空間があった。浴場も天井があったらこんな感じなのかな…と想像しながら見学した。

この教会の前は共和国広場。ここの噴水もまたデカイ…。ここを突っ切るとローマ三越があった。この後の予定を何も決めてなかったけど、とりあえず進んでみた。トレビの泉が近そう。

トレビの泉。ハイ。賑わってました。この噴水も、モノホンはやっぱり違うよね。ここもデカくて、立派な噴水。後日、あまり人がいなであろう早朝に写真撮りに来よう。

このままスペイン広場へ。と、途中でセールやってる店に吸い込まれて、5ユーロの靴×2足買った。仕事用に良さげなぺったんこ黒靴。スペイン広場。ここも人が多かった。このままこの手持ちの地図の端っこまで行っちゃえ。

ピンチョの丘。ドームが見えたけど、あの方向はバチカン?ポポロ広場近くの教会は15:30から開くとの事で、あと30分。先にアウグストゥス帝の廟へ。囲われて修復中だった。早期の公開を頼む。この廟に行く途中で北斎展やってる美術館があって、けっこう人が入ってた。

時間が来たから教会まで戻った。カラヴァッジォの作品があった。ライト点灯に2ユーロで2分灯る。心優しい人の寄付のおかげで写真撮れた。グラッチェ。この教会に入る前に、コカコーラゼロが新しくなった云々で、試飲缶配ってた。そういや先輩が調子悪い時にコーラ飲むと治るとかなんとか言ってた。いずれにせよ、試飲缶有難い。

この教会の対面側に双子の教会があった。

今日もかなり歩いた。夕飯は中華レストランで鶏肉炒飯2.4ユーロ。薄味でおいしかったからペロリ。


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