ひとり旅日記北欧周辺へ18日目:バフパイプの音色で泣いた。自分はあの頃なりたかった自分にはちっともなれてない。
2017年1/16エジンバラ→ダブリン。
空港行きのバスは13時。それまでエジンバラのまだ歩いてない所に行こう。10時チェックアウトで、ロッカー3時間分支払おうと思ったら、あいにくあと10p足りない。ちょうど共用ルームにいたインド系の彼に両替できないか聞いたところ、10pくれた。昨日同様ロッカーに荷物押し込んで、この旅初でThank you スイーツを渡した。
共用スペースで朝食取りながらそこにあったパンフ類見てたら、スコッチテリアの銅像の写真があったから、世界遺産の橋を見に行くのと迷ったが、やっぱエジンバラ歩きたいと思った。
実際の銅像は小さくて、可愛かった。歩いてない道歩いて1時間。バナナ、みかん、ショートブレッドのみの朝食で足るはずなく、窓にメニューかかってたカフェに入った。昨日のunbalanceな食事だったからか、身体が野菜を求めてた。店員のおばさんに野菜が多いサラダはどれかと聞いて、スープを迷ってたら試飲させてくれた。おばさんがオススメのさつまいものにした。しょうがも入ってたし。
サラダ小+スープ小にパン2枚ついてきた。充分過ぎ。サラダ、黒オリーブ入ってたらもっと美味しくなりそうと思った。スープは身体が暖まった。
次も食。昨日町歩きしてた時にヤケに混んでた豚の看板のお店に入った。エジンバラでよく目にしたハギスってのが、豚の丸焼きをほぐしたものと初めて知った。さっきは野菜だったから、今度はタンパク質。1番小さいサイズのパンにハギス80g+BBQソース。豚が鳥のササミ並みのセンイになってしまってて、脂っぽくなかった。
ロッカーの期限まであと1時間。今度は中心部の歩いてない方を歩いてみた。今日は良い天気で暖かい。とバフパイプのおじさんがダニーデンの大学の卒業式でも流れてたスコットランドの曲を演奏しだした。勝手に流れてきた涙。懐かしさと、今、自分旅してる場合か?あの頃思い描いてた事は成し遂げられたのか?と色々な思いがこみ上げてきた。こういう感情は日本にいたら湧かないものかも知れない。思い出さないように気付かないように、わざとフタして誤魔化してるというか。涙が止まらなくなると困るから思考を強制終了して、荷物拾って空港行きのバスに乗った。
空港に着いて、エアリンガスチェックイン。Eチケ見せてるのにどっかに問い合わせしたり、インドのビザ見て「期限切れてる」とか、コイツらカウンター業務ヤバくね?文句言おうとしたら、自分らのミス隠そうと言い訳。「Eチケあっても乗れないこともあるから」だって。今まで旅してきて、何回もヒコーキ乗ってきたけど、そんなこと一度もなかったけど?大丈夫?エアリンガス。二度と乗りたくない。
久々のプロペラ機。乗客少ねッ!ここでも機内食出ず。水すら出なかった(苦笑)。
ダブリン着。エクスペディアのマイページ確認したら、予約したはずの宿の名前が消えてる…。マジ?空港内のインフォメーションのおばさんに、宿を予約したが、もしかしたら何かの間違いでキャンセル扱いになってるかも…。と相談したら宿に電話してくれて、スタッフと話せた。予約は確定してるとのこと。ヨカッタ…。ってか焦った。エクスペディアって一体なんなの??
町行きのバスに乗るのに支払おうとしたら、アイルランドはユーロ…。え?マジで??ちびちび使って手元に残しといたポンドはもう用無しなの?ポンドからバス代12ユーロ分両替した。
3つ目の停車場で下りた。宿は分かり易い場所で助かった。ってかダブリンも夜暖かい。荷物置いて夕飯。台所あったけど、作る気せず近くのスーパーで何か買うことにした。色々見たけど、冷凍食品シケてた。目についた米とラムの煮込みが一緒になったものにした。宿に戻ってレンチン。案外ウマくてペロリ。
部屋に戻って靴下洗おうと、排水栓押したら戻って来ず…。reception の兄ちゃん呼んだら、「明日修理呼ぶから隣の洗面台使ってくれ」と、カードキー渡された。隣の部屋誰もいないんだ…。さすがオフシーズン。自分の部屋はフィンランドの女の子と一緒。聞くと、フィンランドは暖冬らしく、あったかいから鳥がその時期でないのに巣を作り出してしまったらしい。温暖化の影響?明日朝お互い早起きしてジャイアンツコーズウェイコーストに行くことが判明して早く寝た。