おとんとカンボジア2日目:76年前の祖父の足跡を辿って。
2013年5/14アンコールワット2日目。
早く目覚めて6:30amに朝食。日本人観光客はこのホテルに宿泊してないのか?と思う程、中国人が多かった。オムレツの所に並んでると(オムレツコーナーあるとホテルって感じするよね♪)、中国人のおっさんが割込んで来た。自分が(おとんの分も合わせて)「オムレツ2つ下さい!」とコックさんに頼んだら、中国人のおっさんも、中国語で同じこと言ってた。コックさん、どっちが先に並んでたかちゃんとわかってて、自分のが先に上がった事に、おっさん文句タレてた。朝から大好きな野菜いっぱい!サラダに、野菜炒め。
9時にフロント集合。午前中はアンコール・トムへ。デカイね…ここも世界遺産。女神の微笑みが美しかった。仏教→ヒンドゥー教に移り変わったから、もともとの彫刻は仏教彫刻で蓮華座で座ってたのを後からヒンドゥー教チックにスカーサナの座り方にわざわざ彫り直してる話は興味深かった。
第三回廊、急な坂を昇って風を感じたり。
この後はガジュマルに侵食されたタ・プロームへ。ガジュマルが石でできた遺跡を破壊。廃墟感を感じるとともに、人間が創ったものは所詮自然には敵わないとしみじみ思った。時の移り変わりがなんとも言えない遺跡だった。
そして昼食。ツアーは楽だね~。ご飯が付いてくる!創作クメール料理との事。野菜炒め、ピリ辛サラダ、ナスと挽肉の炒め物、鳥の串焼きそしてデザート。ナス、ご飯に合い過ぎ!デザート、ココナッツのもちもちケーキ美味しかった。
一旦ホテルに戻って昼寝。外気温が相当暑いので、1日出っぱなしの観光ではなく、休み休みで一番陽射しが強い時間を避けるための措置。
15:30再集合で、いよいよおじいちゃんが訪ねたアンコールワットへ!まずは正面から。左右対称の本当に大きな建築物。風格が違う。76年前におじいちゃんがアンコールワットを見た時に、何を感じて、どんな言葉を発したのだろう。おじいちゃんの足跡をやっと辿れた。
リーさんにキレイに写真が撮れるポイントを教えてもらい写真撮った。
至る所にあるレリーフ。何人掛かりでどのくらいの時間を掛けて彫り上げたのだろう。こういう、彫り物だけの建物は初めてかも。装飾で勝負してないというか。今は禁止だけど、かつては触ることができたレリーフは、触られた部分だけが黒光りしてた。
第一回廊はストーリーが彫られてるとの事で、もっとゆっくり見たかった。延泊にしてあるから、フリーの日にもう一度ゆっくり見よう。
夕焼けは残念ながら厚い雲に阻まれてしまってたが、夕日より高い所に虹というか、プチオーロラというか見たことないものが現れて、自分はそれに釘付けだった。不思議な綺麗な色だった。
夕飯は伝統ダンスを見ながらのビュッフェ。取り立てて美味しいものはなかったが、大好きな南国フルーツの一つ、パパイヤがあった!別のツアーの日本人のお喋りがうるさすぎてなんとも言えない食事の時間だった。ダンス後、舞台で踊り子たちと写真撮れたのは良かった。オフシーズン、万歳!