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ひとり旅日記:人生8回目のタイ。初めてのチェンライ。

2017年4/27〜5/2 バンコク&チェンライ

今年もいつもの宿で、毎年同じ場所で変わらぬ朝食を食べられる事が、こんなにも幸せな事なのか!小さいパンケーキにバナナ輪切りにしてチョコソースかけて。日本にいたらスムージーの朝食だから、非日常のごはんを朝からできる幸せ。

宿近くの麺屋台、スーパー、ウィークエンドマーケット、何回訪れても飽きない。

去年10月にプミポン国王がお亡くなりになられ、バンコク市内にはまだ黒い服を着てる人がいた。街中にもまだ死を悼んでいる様子があちこちにみられた。

今年からバンコク+αを始めようと、第1回目はチェンライへ。名前がよく似たチェンマイは妹と行ったことがあるけど、チェンライは日帰りで、白いお寺を見る為だけに早朝に空港へ。

朝4時のバンコク中心部はまだ眠っていて、道路は空いてた。流しのタクシーを停めてスワンナプーム空港へ。って、タクシーの運ちゃん、自分時間に余裕を持って宿を出たから、そんなにブッ飛ばさなくても…。と思うくらいにブッ飛ばしてた。こんな時に後部座席のシートベルトしたくても壊れてる…。チェンライ行く前に死にたくない!優しそうな顔してスピード狂?200km/h以上出てた…。早朝から生きた心地せず、でも無事にメッチャ早く国内線乗り場に到着。「お釣りは要りません。コップンカー」

タイ国内旅行でヒコーキ乗るのは今回初めて。そして、日本で第1回旅行博の時にもらった、可愛いストラップのバンコクエアウェイズを利用。あんときの旅行博は、どの旅行関連ブースも大盤振る舞いで色々くれたよな〜と10年前くらいの事を思い出した。

知らなかった。バンコクエアウェイズはエコノミークラスであろうがなんであろうが、ラウンジで無料軽食を頂けるという事を。小さくて可愛らしいお菓子やら何やらを頂いた。スワンナプームの国内線は免税店以外のお店もあって、なかなか楽しかった。

いざ搭乗。チェンライはタイ北部。でもヒコーキなら1時間チョイ。なのになのになのに!ラウンジ利用させてくれて、軽食を提供してくれたのに、機内食まで出してくれるとは!今時どの国も国内線でここまでしてくれないよ?国際線であろうが、ヨーロッパ路線は出なくてビビる事もあるのに…。しかもホットミール。この手法でファンを増やしてるのかな…。

朝早かったけど、チェンライ着。こっから中心部へはタクシーに乗るしかない。タクシーカウンターで「白いお寺行きたい」と伝えたら、「ならばバスターミナルまでタクシーで行け」と。200バーツ。

どんだけ町まで遠いのかと思ったら、200バーツ支払う距離ではないくらい近かった。

バスターミナルはカオス…。もはやエーゴ通じない。iPadで写メったのを見せながら、そこに行くバス(正確にはソンテウ)に乗り込む。もはや観光客は自分だけ。超ローカル!

運ちゃんが「着いたぞ!」と教えてくれた。「帰りはどこから乗れば…?」「あそこからだ!」と指差した。コップンカー。運ちゃんが指差した方向に向かい、「バスターミナル行き」と手書きで書いてあるのを確認して、お目当ての白いお寺へ。

正式名称はワット・ロンクン。地元のアーティストが創作したお寺。遠目には真っ白なお寺と青空のコントラストが天国に来た!という印象を持たせるも、近寄って行くとロックやパンクの魂を感じた。嫌いじゃない。こういうモチーフ。無数の腕は何かカリスマを求める民の声に思えた。でもこのお寺、別名地獄寺らしい。

じっくりゆっくり見学して、中心部に戻ろう。バス停?には欧米系女子2人がいたからここから乗るので間違いない。

町に戻ったら、ぶらぶら町歩き。おっと!床屋があるじゃん。バンコクは300バーツカットあったけど、ここは100バーツ!「スミマセーン!」と駆け込んだ。ハイ。予想通り。”Not for ladies! “「でも見て!」と、ツーブロックを披露したら「OK!」このやり取り、何回やってんだろぅ…。サッパリして、再び町歩き再開。静かな町。地図もなくぶーらぶら。スーパーらしき所寄ってみたり。朝ラウンジの軽食と機内食でお昼…という感じではなかったが、なんとチェンライに猫カフェが!吸い込まれるように入店。欧米観光客が多かった。注文して、空いてる席に。なんだか知らんが、猫さんたちに囲まれてしまった…。隣の席の欧米人ご夫婦の奥さんに「あなた、相当猫に好かれてるわね〜」と言われた。他のお客さんに申し訳ないくらい寄ってきてくれた。この涼しいお店の中だから、長毛種でも生きてられるんだねー。そろそろお暇したい…のに!猫さん自分の汗が染み込んだリュックの上で寝てるし!!スミマセーン。ちょっとずつ猫さんをどかして店を後にした。

チェンライ、もう良いかな〜。バスターミナルからタクシー拾おう。「空港200バーツ?」と聞いたら「OK」と言ったが、あの距離でまた200バーツか…。「やっぱ150バーツにしてください」と値切っても、嫌な顔せずに乗せてくれたおじさん。コップンカー。「空港行く前にガスを入れて良いか?」との事で、断る理由はなく。ガス?給油所らしき所に着いたが、ガスを補給してた。タイのタクシーはガソリンではないと教えてもらった。へぇー。

空港に着いて、帰路もまたバンコクエアウェイズだから、チェックイン後にラウンジで軽食。本当、このサービス有難い。帰りも機内食出たし。スワンナプーム空港なら地下鉄で宿まで帰れるし。来年もまた+αで国内線の旅しよう。

日本帰国後、バンコクエアウェイズからアンケートメールが来たので、エコノミークラスに対してもハイレベルなサービスに感謝します。とコメントした。機会があればまた是非使いたい航空会社。


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