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ひとり旅日記インド最終日:持ち金限界の割に、値切りに値切った3品ゲット。

2013年1/2インド最終日。

朝食ゆで卵2個ペロリ。そして9時に出発、アンベール城へ。尾根に万里の長城のような城壁…高台にあるお城に行く為の名物象タクシーには長蛇の列…タイで象に乗ったし、何より持ち金の限界。入場料200ルピー。来てよかった。ガネーシャの壁モザイクが、可愛かった。勝利の間は星空か?と思うほど、天井キラキラ。ここは鏡のモザイクの間。美し過ぎて、しばらく居ても飽きなかった。高台の分、太陽が近くて暑かった。

朝のピックアップ時に予めドライバーさんにもう少し買い物したい旨を伝えていたから、またジャイプルの街に戻ってもらった。帰りの飛行機があるから1時間しかないとのこと。昨日も行った、卸売りの手芸用品が溢れてる市場にもう一度行った。孔雀やお花のリボン、1m/800ルピー。本当に持ち金ない事が悔やまれるほど、あんなに素敵なリボンは見たことがない。ユザワヤだってここまで買い付けに来ないんだろうな。買えないものを悩んでも仕方ない。残り時間、昨日見きれなかったお店をダッシュで見た。

途中、素焼きのコップにヨーグルトをすくってくれるお店があって気になったから、割腹の良いインド人のおじさんに「それは甘いですか?」と聞いたら、「美味しいから試してみな!」と笑顔で言われた。ピーピーになるのを恐れ、小サイズ17ルピーを試した。目の前がパァァァァァ~となるほど美味しかった。生き返った。ホントに。ラッシーではないし飲むヨーグルトでもないし。甘さがちょうど良くて爽やかな飲み心地だった。

1時間の戦利品。チュニック。埃にまみれまみれて白ではなくなってたけど、刺繍が良かったからいくらか聞いたら600ルピーだった。袖口の糸が出てることや埃まみれなことを並べ立てて値下げ交渉。半額の金額にならなかったから立ち去ったら追いかけて来た。日本のエスニックショップに売ってた、フレキシブルな芯に糸を巻き付けたネックレッス。現地ではこんなに色があるんだ!と8色選んで、いくらかと聞いたら160ルピー。半額にはできないとの事で、100ルピーで交渉成立。最後はモジャリ靴。皮の民族的な靴。好きなピンクを手に取り、金額を聞いた。650ルピー。お店のお兄さん達に、今日このあと日本に帰ることと財布に500ルピーしかないのを見せながら、「これから空港まで送ってくれることになってるドライバーさんにチップ200ルピーを渡すと、300ルピーしか使えるお金がないんです」と説明したら、頷いて300ルピーで売ってくれた。
昨日の買い物と合わせて5品か。持ち金少ない中でよく頑張った。
おっと!ドライバーさんとの約束の時間になってる!!とダッシュで汗だくになりながら戻ったら、ドライバーさん笑ってたし。

途中で同じ飛行機に乗る日本人も乗せて行くとのことだった。乗ってきたのは、整体の勉強をしてるという女の子。旅行中、なぜか身体の右側にものもらいやらニキビやらができてしまった話をしたら、体の弱くなってる所に出ることがあるとのこと。へ~。彼女は失恋旅行にインドツアー4日間だったとのこと。駆け足の観光だったとか、失恋は癒されないとかいろいろ話した。話してるうちに、咳込んで仕方なかった。そういやジャイプルの宿に泊まってた中国系の人も自分と同じ様な咳してた。話すと声はかすれるし。

空港着いてチェックイン。彼女とは別々の座席。そして、成田に着くや否や、人生初の検疫駆け込み。熱はなく、咳の相談したら、空港のクリニックを紹介してくれた。空港のクリニック利用も初めて。診察室入って驚いたのは、先生の頭が、ガンジス川でリベンジの朝日を見に行った時にいた宗教的な人の髪型を思い出させたこと(笑)。

※1ルピー=1.5円 (2012年12月)

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