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ひとり旅日記北欧周辺へ48日目:またまたバスで日帰り世界遺産はしご。

2017年2/15アビラとセゴビア。

世界遺産アビラの旧市街と城壁外の教会群とセゴビアの旧市街とローマ水道橋の2ヶ所日帰り。最初のアビラへは鉄道で。途中アナウンスもなく、無駄に停車。しかも車内のスクリーンには次はエル・エスコリアルとか出てるし。ってか、各駅で1時間くらいのなのに、快速でまだ着かないならアビラに一体何時に着くワケ?ただでさえ、アビラ滞在時間2時間なんだからさ、マジ頼むよ…。とかなりストレス。スクリーン表示そのままで、アビラ到着予定の9:13が過ぎた。今どこなの?いつ着くの??9:30過ぎにやっと車内アナウンス。次はアビラと。何だよ💢?人に無駄なストレス与えやがって💢。

それぞれの観光名所開館10時~。その前にクアトロポステスからアビラ旧市街の遠景の写真撮りたい。タクシー!今回の旅、西で何回タクシー乗ってんだか。着いたは良いが、あいにくの逆行…。ああ残念(って、この日記書いてる2/17。今ポルト行きのバス乗ってて、アビラのバスターミナル経由。車窓の景色がなんか見たことある…。アビラのこと書いててアビラにまた寄ってるって、ウケる!)。城壁の上登れるアタハ橋門までクアトロポステスから歩いたが入場券買えるっぽい所が見当たらない。仕方ない。中心部まで歩こう。

城壁内から中心部へはけっこうな上り坂。また坂だよ…。と思いつつ上り切ったらインフォメーションがあった。「どこから城壁の上登れますか?」「ここから行けるよ」無料の日本語オーディオガイド借りて、いざ城壁の上に!上るとすぐに大聖堂がとても近くにみえた。さっきのアタハ橋門まで城壁の上から行くと1時間強かかるってことで、半分くらいでやめといた。アビラは北風冷たくて寒い。北欧とアイスランドで使い切らなかったホカロンは、案外西日帰りで出番あった。お腹に貼っときゃ大丈夫。城壁、もう気が済んだ。っと思った時が去り時。そう思ったら、それまで貸切だったけど家族連れやカップルがやって来た。

バスターミナルへはインフォメーションのおじさんの足で20分ってことで、自分は余裕もって30分ってとこにしとこう。11時に町を出れば11:30のバスに間に合うだろう。大聖堂は外観のみでゴメンナサイ。旧市街も世界遺産だけど、アビラと言えばこの城壁だから、アルカサル門とサン・ビセンテ門を写真に収めてバスターミナルへ。城壁はできれば一周したかったが、次のバス15:15にしたとしても、そこまで長い滞在はNo thank you.

11:30のバスに乗った。次はセゴビアへ。13時前に到着。どうでも良いが、到着までの間バスの運ちゃん+おばちゃん2名ずっと喋りっぱ。西人も中国人に負けじと劣らず声デカくね?耳栓したね…。バスターミナル着いて、すぐにマドリッドに戻るバスチケ買った。

セゴビア中心部へと進むにつれて見えてきたローマ水道橋。今すぐ写真撮りたいけどガマン。インフォメーションに駆け込み、地図ゲット。色々調べたレストランへ。13時just着。写メを見せたら、OK!と。よかった。本当は昨日がセゴビアとアビラだたけど、このお店が火曜定休だから、2/14と15を入れ替えたんだよね~。前菜のスープはハムとチョリソーの卵とじ。しょっぱい上に量が多い…。なんとかがんばった。次にメインのセゴビア名物コチニーリョ一人前。生後2週間の乳飲み子豚の丸焼き一匹分は4~5人分らしい。皮のパリパリ感はよく揚げた春巻きの皮みたい。肉は鳥肉みたいだった。部位によっては確かに肉汁たっぷりだけど、肉全体がそうなワケではなく、鳥胸肉みたいにどうにもパサついてるとこもあった。豚足、ちっさ!自分のげんこつ半分くらい?いずれにせよ、味付けイマイチでそこまでおいしくなく…。ってか、自分年間通して豚肉ほとんど食べないことを思い出した。仏みたいに別途ソースつけてくれりゃいいのに。塩だけの味付けじゃね…。シンプル過ぎ!〆のデザートが一番美味しかったという…。ま、不満ながらも腹は満たされ、見本の子豚丸ごと一匹の写真も撮れたからやっと観光始められる。

レストランが旧市街の端の方にあるから、観光もまずはアルカサルから。世界初の軍事学校として使われてたらしい。別途料金払って塔を登った。一段一段が日本人の足にはキツイ、けっこうな高さの階段を登った。でもこれは別途料金支払って、キツイ思いして登っただけの価値があった。セゴビアの町全体と遠くの雪山のコントラストの美しさは、本当に登って良かったと心からそう思った。

景色をしばらく眺めた後、町を歩くことにした。今日はホントに太陽眩しくて、コルドバのクレアズで買った1ユーログラサンかけてみた。買っといて良かった。眩しい!って顔し続けたら余計なシワが刻まれてしまいそうで(笑)。歩いてたら、猫さん発見!可愛かったからしつこく写真撮りまくった。そして、次は大聖堂へ。立派な大聖堂…。西の日帰り世界遺産には必ず大聖堂セットな気がする。なんであそこまでデッカくて、立派なもんでならんといかんのかね…。

昼ごはん目指して中心の通りを歩いて来た時はお店開いてたけど、今15時。シエスタで静かな通りとなってしまった。気になる所の写真撮ったりと、アビラに比べたらはるかにゆっくり観光できた。気付けば17時。バスまであと1時間。そしたら心ゆくまでローマ水道橋見るっきゃないっしょ!これまでの水道橋とはまた違った橋。全長728m、高さ28mで1C頃に造られたんだそう。1928年から溝に水道管設置して、現在も使われてるんだって!ローマ人が残してくれたものを現代人が恩恵受けてるって。スゴくね?ローマ人はこれだけ長く使えるものを造れるって、改めてローマの技術に脱帽。橋につながる高台に上ってみたり、端の曲がり角に行ってみたり、触ってみたり、しつこく写真撮ってみたり。

セゴビアにたっぷりの時間配分で正解だった。帰りのバスは満席。良かった。着いてすぐにバスチケ買っといて。左側一番前の通路側の席。窓側は西人のおばさん。通路挟んで隣のおっさんのヤバさに、隣の席のおばさんと目を見合わせて、「ヤバくない、この人?」とお互いため息。おっさん、イヤホンで聴いてる曲歌っちゃってるし。バスの手すりギターにしちゃって、弦押さえてエアギター演奏…。ってか、何かの道具使ってのエアギターを生で初めて見た。指鳴らすし。と、ここまではおばさんガマンしてたが、ゲーム音量MAXにはさすがに限界(寝入ってた自分も起きたくらいの音量)だったらしく、おっさんに口頭注意してくれた。

マドリッド。高速出口渋滞酷かった。バスの運ちゃん、車線変更しまくりでバイクにぶつかりそうだったし。一番前の席だったから、車線変更の激しさに何度も「アブナイ!」と言ってしまったし。この渋滞で15分くらい到着遅れた。夕飯っつっても、昼の子豚が重かったから、夜はガイドブックに載ってた1800年代からやってるというチュロス屋へ。ホットチョコと揚げたてチュロスは美味しかった。チュロスは細めでサクサク。でもやっぱバルセロナのサグラダファミリアの所の方が美味しかったな。

宿に戻ってマドリッドから最後の日帰り世界遺産の旅ブルゴス行きのバスを予約して寝た。明日は6時に宿出ないと。

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