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ひとり旅日記インド7日目:インド少年達に嘘をついた罰か?送迎ドライバーが駐車場から消えた!

2013年1/1インド7日目。

あけおめ、自分。昨日とさして変わらない1日の流れの中で迎えた新年。大げさなカウントダウンもなく。そして右眼ものもらい(苦笑)。鼻の右側とアゴの右側の吹出物に右眼ものもらい。どうした、右側?
8:00amの出発前に朝食。インドで言う"オムレツ"というものは、ここが今までで一番マシだった。
アグラーも霧の朝。聞くところによると、この霧が列車の遅れに繋がってるとか。ファテプール・スィークリー。寒かったが、行って良かった。モスク地区の白い透かし彫りの可愛らしい建造物に入ろうとして、脱いだ靴をビニール袋に入れて持参した所、入場を断られた。靴がダメらしい。
靴が盗まれるかも知れないとなんとなく直感したから、袋に靴を入れてリュックにしまって、しばらくして戻ったら入れた。透かし彫りの窓が美しく、陽がさすと透かし彫りの影が内部の床に映し出されて、それもまた綺麗だった。ファテプール・スィークリーは全体的に損傷が少なかった。残念な事に、ここでデジカメの充電終了。この先ガラケーのカメラ機能が頼り(苦笑)。
アグラ観光は以上。いよいよこの旅最後の観光地ジャイプルへ。

途中ドライバーさんが休憩ってことでレストランに寄ってくれたが、食費の分を土産に回したかったから果物でガマン。あとは残りわずかのお菓子でなんとか満たした。

15:30頃にジャイプル到着。観光地。人が、車が、そして埃が凄かった。マハラジャの博物館の300ルピーも惜しかったから、どうしても行きたかった風の宮殿へ。建物の名前、可愛くないか?この為に追加料金支払って良かった。ジャイプル、別名ピンクシティと呼ばれる象徴の建物。自分が大好きなピンクが建物になってる!!この街を囲む城壁もピンク。まずは、建物正面から鑑賞。窓は一体いくつあるのか?と思うほどの数。旅のお決まりのひとり言。「スゴーイ!ピンク!カワイイ!」何回口走ったか。
インド人少年が屋上から「イイ写真撮れるよ!」と声を掛けてくれた。話し始めたら「ボクは君が女だと思ったけど、アイツ(同じくらいの年の男の子)は、男だって言ってたんだ~」ということは、旅行前に切ったこの髪の目論見は成功したってことだ(笑)。でも、意外と歩いてると、"Maam"とか"Madam"と声をかけられることが多かったから、実はやっぱり女にしか見えなかったんだろう。それにしても、出会った日本人の女の子達は普通にセミロングやボブだったりで、自分の気合入ったこの髪型の空回り感に今更ながら笑えた。
少年にチャイをご馳走になりながら、しばしお喋り。その後彼が店番してるお店に連れてかれた。またパシュミナだ…時間も時間だったから「風の宮殿見てから戻るね!」と伝えて、やっと宮殿に入場。ステンドグラスがあったり、小さいドアがあったり綺麗な建物だった。入場する前に表から見てた、たくさんの窓のこちら側からあちら側の景色を見た。かつてここに住んでた姿を見られる事を禁じられた女官達が、このたくさんの小さい窓から外の様子を伺ってたという。小窓からの外の景色と空気を彼女たちは何を思いながら眺めてたのだろう。日本でジャイプルのオプションを申し込んだ場合は、今回の追加代金の2倍の金額だったから諦めてたが、現地払いで例え持ち金が少なくなろうとも来て良かった。

風の宮殿を心行くまで見た後、いざショッピングターイムッッッ!!今まで抑えてた物欲急上昇(笑)。肩下げカバンを値切って300ルピー、サンダルも「ホントは赤系が欲しかったけど、無いなら負けてよ〜」と言って250ルピー。あと5000円、いや3000円もあれば…と何度思ったか。夢中で買い物してたら日が暮れかけてた。ヤバイ!ドライバーさんが車を停めてた駐車場に急がなきゃ!とまた風の宮殿前を通ったら、自分を男と思った方の少年が、「お店来ないの?」と聞いてきたから、「ゴメン!今日はドライバーさんが待ってるから明日ね」と、とっさに伝えた。ゴメンね。ウソつきで。おそらく明日も寄れない。明日は朝から観光しながら帰国の途だから。

駐車場に着いたら、ドライバーさんが車を停めた所に車が無い!終わった。荷物もその車の中。ヤバイどうしよう。駐車場のゲートの係のおじさんに助けを求めたら英語が通じない!「あの人なら英語話せるよ」とオートリクシャのおじさんを教えてくれた。「どうした?」って事で、初日にシンさんからもらった困った時の連絡先を見せながら、「ドライバーさんがここにいてくれる約束なんだけど、いなくて困ってるんです!」と伝えた。おじさんが携帯でシンさんに連絡してくれた。電話を代わらせてもらい、事情を話したら担当のドライバーさんに連絡取るとのこと。いったん終話しようとしたらドライバーさんがなぜか笑顔で登場。オートリクシャのおじさんが、ヒンドゥー語で怒ってた。たぶん、この子を置いてどこ行ってた?みたいな内容だと察した。おじさんはシンさんに解決した旨を伝えて電話を切った。ドライバーさんは謝りながら、電話代だったのか、お礼なのかお札をおじさんに渡してた。

宿に着いたが、今日も夕飯はお湯をもらって春雨スープを2杯、味噌汁、お粥で早目に寝た。ものもらい、治って欲しい…


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