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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ14日目:今日もローマを歩きまわった

2018年1/14ローマ⑤

今日も歩く日と決めた。その前に、明日バチカンに行くにはここを何時に出れば良いのかマリオに聞いた。予約チケットの写メじゃQRコードを読み取れないというのを聞くとの事で、念の為プリントアウトしてもらった。50セント。添付チケットがすぐに開ける方法を教えてくれたが、彼のアンドロイドではできる設定が自分のiPadだとできないらしい。しかもこのiPad、アップデートもできないらしく、「38番の市バスに40分乗ったところにアップルストアがあるから、行った方が良いんじゃない?」とマリオは言うが、今の所そういう時間無いんだよね…。ついでにローマの床屋はどこにあるのかも聞いたら、アラブ人地区との事。バルセロナと一緒だね。このやり取りで1時間ロビーにいた。

やっと出発。駅のインフォメーションで、アッピア街道と水道橋への行き方を教えてもらおうと思った。最初に聞いたババァ、全然親切じゃなかった。2人目の人は、なぜか日本語で「マッテマッテ」と言いながら対応してくれた。なんで自分が日本人だとわかったのかと聞いたら、中国語をやってて漢字がわかるからとの事。自分の行程表見てそう思ったのか?カラカラ浴場跡からアッピア街道までは歩けて、そこから118番のバスで水道橋に行くと良いと教えてくれた。でも、ガイドブックのメトロで行く方が楽そうと思った。ま、気分次第で。今日行きたい所は少な目だし。

コロッセオ近くの門からスタートして、カラカラ浴場跡へ。って、この遺跡デカくね?昨日のディオクレティアヌスの浴場跡よりも更にデカイ。演劇場も併設との事で、一大娯楽施設だったらしい。タイルがわりと綺麗に残ってた。色はモノクロ。それにしても、ローマが滅びた原因が浴場施設だったという説は本当なのかね?敷地内に特に博物館はなく、遺跡のみの見学。

次にアッピア街道。カラカラ浴場跡を出ると大きい道路にぶつかったが、どっちに行けば良いのか分からず、信号待ちのランナーに教えてもらった。信号渡ってまっすぐ歩くと城壁と門があった。ローマも城壁あったんだ。人間は昔から壁作って囲むの好きだよね…。そして、全ての道はローマに通ずる。のアッピア街道へ。少し進むと、1マイル起点の石碑があるってことで、これ見たら戻ろうと思ったのに、なかなか見つからず。少し進んで戻ったら見つけられたけど。

城壁の門の中に無料で入れた。鉄製の柵を上から下ろして門を閉じてたんだ。この門の出入り口を少し進むと遺跡っぽい所があったから入ってみると公園だった。ここのベンチでランチ。弁当って、便利。静かな公園で食べることのみに集中した。残念ながら、ここの遺跡は要予約との事で、外から見た。でもこの遺跡をわざわざ予約してまで見学する人いるのだろうか?

本日後半は美術館へ。バルベリーニ美術館。アンチンボルト、ローマに来てるんだ。荷物は全てロッカーに預けろとの事で、身軽に美術館見学。ここの目玉は、2階の大広間の天井画。ものすごく大きい。この空間に飾られてたタペストリーもまたデカかった。あとは、ラファエロ恋人と言われてるフォルナリーとグイド・レーニのベアトリーチェ・チェンチという絵が美少女だった。カラヴァッジォの「ホロフェルネスの首を切るユーディッド」というタイトルの絵は、描かれてる彼女が本当に嫌そうに首を切ってる描写がウケた。

こんな感じで1日終わり。夕飯はいつもの所でエビ炒飯。少し冷めてたのは残念だった。


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