ロストカイオーガ
どうもbeです。
皆さん、ロスト楽しんでいますか?
私はそれはもう全力で楽しんでいます。
キュワワーもウッウもヤミラミもアクロマもミラージュゲートもスーパーパワーカードって感じでたまりませんね…。
notionではミラージュゲート嫌いとか言っとりますが、エンジョイデッキビルダーの観点から見るとどれも最高のカードです。
情報が公開されてから無数にロスト関連のデッキを組んでいますが、毎日新しい発見の連続で楽しい日々が続いています。
そして今回目を付けたカードがこちら。
アクアストームのカイオーガです。
山札捲ってエネなら250×2のベンチ狙撃。
3エネ500ダメージ、破格のダメージ効率です。
このカードをロストギミックをフル活用して全力介護します。
キュワワーで山札を掘り進め、ヤミラミで露払いをし、ミラージュゲートで加速してアクアストームを宣言まで。
これが今まで組んだアクアストームの中でも群を抜いて成功率デッキパワー共に高いです。
早速レシピ!
デッキリスト
①まずキュワワーの花選び、チラチーノのやりくり、輝くゲッコウガの隠し札。これらを使い山札0枚を目指します。
②山札0枚を目指す過程でロストプロバイド、ロストマイン、ミラージュゲートを駆使しアクアストームでゲームを〆る為の下準備を行います。
③山札を0枚に出来たら、釣り竿でミラージュゲート用のエネルギーを戻し、リサイクルでアクアストーム用のエネルギーを戻し、
ミラージュゲート+水エネルギー手張りでアクアストーム!
〜細かい採用カードの解説〜
・ヤミラミ 3枚
役割:
・マナフィの処理
・VMAX、Vstarに打点を載せてアクアストーム圏内に
・ヤレユータンやジメレオン等の非ルールを倒しサイド数の調整
このデッキの縁の下の力持ちです。
めちゃくちゃ強い。notionの記事でも書きましたが、現環境の相対評価で最高峰の性能をしています。
ロストマインでジメレオンやビーダル等のシステムポケモンを倒しながらのツツジはロストギミックが誇る最強ムーブです。
アクアストームが求めていたベンチバリアの処理や細かい打点調整等をこのカード1枚でこなします。マジで最高のカード。
・輝くゲッコウガ 1枚
役割:
・隠し札による山札圧縮
・月光手裏剣によるベンチ狙撃
・マナフィをおびき出す疑似餌
5000円の価値はありますね。単体でのカードパワーが異様に高いです。
ミラージュゲートによってどこからでも月光手裏剣が飛んでくるようになりましたね。
90を与えてVMAXの打点調整や、ジメレオンやキュワワー等を狩れるのが強いのは勿論ですが、このデッキにおけるこのカードの1番の役割は相手のマナフィをフィールドにおびき出す事です。
アクアストームの技宣言時までマナフィを温存されるとゲームを決めきれない場合があります。
そこで月光手裏剣の圧力をかける事によって相手にマナフィをバトル場に出させ、ロストマインで処理しに行きます。
このカードはベンチに居るだけで永遠に仕事をし続けます。
ロストマインと同じぐらいアクアストームと相性の良いカードです。
・ウッウ 1枚
役割:
・相手のモミ、チェレンの誘発
・非ルールミラー時にサイド差を離されない為のカード
基本的にこのデッキではロストプロバイドによるサイド獲得を目指しません。(明らかに強い時は狙いに行くけど)
ロスト7or10枚になるまで技宣言よりも花選びを優先します。
技宣言を行うということはキュワワーの試行回数が1度減るという事で、山札2枚分の圧縮が遅れるということに繋がります。
アクアストームは1度の技宣言でサイドを3〜5枚獲得出来るので、多少遅れてからの技宣言でも十分間に合うのです。
逆に非ルール相手はアクアストームで最大2枚しか獲得出来ないため、ロストプロバイドによる技宣言が必要になります。
もう1つの大事な要素が相手のモミ、チェレンの要求です。
キュレムVMAXの対面を例に上げますが、ロストプロバイドや月光手裏剣でキュレムをアクアストーム圏内に入れてもモミで回復されます。
そこでロストプロバイドで小突いて置くことで相手のモミを誘発させます。
モミを誘発させた場合、
①終盤のロストマイン+ツツジの時に回復される確率が少しでも減るのと、②モミというサポートを使わせるターンを生み出す事が出来ます。
②は何を言ってるのかという話になりますが、モミが撃たれたターンは必然的にマリィやツツジ等の手札干渉が発生しません。
ゲーム中の1ターンでもマリィを撃たれる可能性がほんの少し減るのでロストプロバイドによる刻みは擬似的な手札干渉の対策にもなると考えています。
・チラチーノ・チラーミィ 1-1枚
役割:
・やりくりによる山札圧縮
・このデッキにおけるレベルボールの価値を底上させる
やりくりの解説より前に、非ルール主体のLTBに採用されるvipパスの話をします。
これはあくまで自分の考えなので軽く流す程度に聴いて欲しいのですが、
非ルールデッキにおけるバトルvipパスはV主体のデッキのそれと比べると強くないのでは無いか?
という考えが最近生まれてきました。
理由は2つ
○非ルールはサイドを1枚しか取られないという性質上、ロングゲームになりやすい
→トップのドローやゲーム全体を通して見た時に、バトルvipパスが腐る割合が他のV主体のデッキと比べると多い。
○非ルールデッキは6ターン継続的にアタッカーを用意する必要がある。
→V主体のデッキなら、最低3体、しかも2ターン置きに用意出来ればゲームが続きますが、非ルール主体のデッキでは、毎ターン置きに、6体弱のアタッカーを継続的に用意する必要があります。
いくらvipパスをロスト出来るとはいえ、中盤以降に腐るボールを入れるよりは、継続的にアタッカーやマナフィを持ってこれるレベルボールの方を優先させました。
パスが腐るから弱いというより、中盤以降クイックボールだけじゃ足りない、という感覚が正しいですかね?
そして、レベルボールがドローに繋がるカードになる(バリューを底上げさせる)為にチラチーノを採用しました。
採用順としてはレベルボールを採用する→チラチーノを入れよう!という思考の順番です。
HP70のチラーミィを採用してるのは相手のロストマインに対して少しでも抗う為です。
やまびこホーン+かんしゃくヘッドによる2枚取りの要求を少しでも上げておきます。
仲間を呼ぶよりも相手のロストマインで釣られる方が多いと考えたのでHP70の方を採用しました。
・キュワワー 4枚
役割:
・ロスト枚数稼ぎ
・山札圧縮
特性花選びは、手札に加えることが出来るのは1枚だけですが、実際には1枚ロストと1枚手札なので2枚分の山札を圧縮しています。
たねポケモンで山札を2枚圧縮出来るのは中々破格な性能で、山札0枚を目指すアクアストームのデッキにおいては必要不可欠な存在です。
・カイの採用
アクロマに付け足す形の初動サポートとして採用しました。
ゲッコウガ+バトルvipパスを持ってくる事で安定した盤面形成に貢献してくれます。
このデッキでは後手1ロストプロバイドを積極的に狙う訳では無いのでアクロマ以外の展開系サポートを打つ暇があるんですよね。
そうなった時にどんなサポートを選択するかで考えましたが、博士の研究のようなカードだとリソースを切り過ぎてしまう為、山札から好きなカードをピック出来るカイに白羽の矢が立ちました。
中盤以降は流石にパワーが落ちますが、ミラージュゲートや普通の釣り竿等を的確にサーチする事が出来ます。
・シャクヤの採用
このデッキは中盤以降サポートが暇なので採用してみました。
アクアストーム以外の技でサイドを3枚は獲得出来るのでシャクヤを含めればサイド落ちのカードを最終盤までに全回収出来ます。
ロストによる強制的な破壊から、サイド落ちの1枚たりとも無駄にしたくなかったので採用しました。
こんな感じです。
個人的に人生今まで作ったデッキの中でもトップ10位に入るぐらいお気に入りのデッキです。
適当におもちゃ組んでたはずが嬉しい誤算です。これだからデッキ作るのは辞められません。
notionのLTbeの考察(2)は鋭意執筆中なので次はそっちをお楽しみにしててください。
誤字、裁定ミス等あればTwitter(7_pff)まで。
終わり