Day24:北海道は美味しいの宝庫なのかもしれない【1ヶ月書くチャレンジ】
【1ヶ月書くチャレンジ|24日目】
テーマ:今日1日にあった印象的なこと
地元の伊勢丹で北海道物産展をやっていると聞いて夫婦で出かけてきた。
それまで私はどこどこ展といった類のものに行ったことはほとんどなかった。
いや、よくそれっぽいものをやっているところに通りかかったことは何度もある。
わ〜いいな〜とか思いつつ、でもちょっと贅沢だな……と、いつもの貧乏性が出て特に何もせずに帰る。そういうものだと思っていた。
でも今回は違った。
何が違うってまぁなんてことない、夫がとても乗り気だった。ただそれだけの違いだった。
ことのきっかけは夫の友人が伊勢丹に勤めていて、北海道物産展のチラシをくれたこと。
美味しいものに目がない夫は、しっかりチラシを読み込んで「折角のGWだし、たまには贅沢しない?」と。
夫は食品系の営業の仕事をしており、GWでも普通に仕事があり、あまり遠出をする予定はたてられない。確かに、贅沢とはこういう時にするものなのかもしれない。
ということで日曜日だけど比較的早めに起きて、出かけてきた。
人が……いっぱいいる……!!
いや当たり前なんだけどね。コロナ禍に入ってからというものの人が街中にたくさんいるだけでなんだか以前には無かった不思議な感覚を抱くようになった。
嬉しい気持ちと、感染症対策ちゃんとしようと心を引き締める気持ち。
いや、でもやっぱり街に活気が戻ってくるのは嬉しいなぁ〜!
もともとお祭りとか、居酒屋とか、人が集まる場所がわりと好きだったから。
一時期、街中から人が消えたあの頃を知っているだけに、人が楽しそうに行き交う様子を見るだけでも嬉しさが込み上げてくる。
そしてマスクをしていても分かる良い香り。
これは……パンだ。
北海道の小麦を使ったどっしりしたパンが初っ端からお出迎えしていた。
アンパンとかこれ普通にア○パンマンの顔になるんじゃない?ってくらい大きかった。思わずカロリーのことが脳裏を掠める。
やめろ。無粋なことは考えるんじゃない私!
他にもなんか2枚のクッキーの間にクリームがずっしり挟まったやつとか、北海道牛乳を使ったソフトクリームとか、有名所のお土産スイーツも盛りだくさん。
少し入ると今度は海産物。
いくらやウニ、肉厚な鮭が醤油漬けにされたものなどがキラキラ輝いていて、所狭しと並べられている。宝石箱とはホント上手い例えだよなぁ〜
そしてもちろんお肉も!
ウインナーやラム肉などもあり、ジンギスカンが作れるセットも売られている。
お昼が近いこともあってか、ラーメン屋には行列ができていた。コーンが乗った味噌ラーメン。大好物です。
もうどれもこれもが美味しそうすぎて。
歩くとそこら中から誘惑の嵐。
あれもこれもどれも美味しそう……
お惣菜のしょっぱい系も、甘いスイーツ系も……あぁ……なんか難しい名前のチーズのかたまりも……見ているだけで美味しさが伝わってくる……
(…………力が……ほしいか…………)
ほしい…………力(無限にお金が湧き出る財布と無限に美味しいものが食べられる胃袋)がほしい…………
いけない。思わず物欲と食欲の権化みたいな願望が溢れてきてしまった。
いやだって本当に美味しそうなんですもん……
北海道、おそるべし。
しかし残念ながらお金も胃袋の容量も有限。
断腸の思いであらゆる誘惑を振り切り、事前にチラシを見て気になっていた海鮮丼をふたり分買った。
流れで夫は鮭といくらの醤油漬けも買っていた。
あれ、夫さん。それは予定には無かった出費……いや、GWだから。明日明後日普通に仕事だけど、世間的には一応GWらしいから。良しとしよう。
と、まぁうっかりな寄り道もあったけれど、初めての北海道物産展をしっかり堪能してきてしまった。
心配性でついついお財布の紐を締めがちな私だけど、たまにはこういう日があってもいいかもしれないって思えるくらいには楽しんでいた。
美味しいものって、食べたその瞬間の満足感だけじゃなくて、明日への活力にもなるんだ。おかげさまですっごく元気をもらえたよ。ありがとう北海道。ありがとう夫。
……いや、まぁでもやっぱりお財布との相談は大事だけどね。
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