味覚の原点回帰
おっとなんだか仰々しいタイトルですが・・・そのまんま。そう、遡ること生まれた時から紆余曲折して現在まで、新しいものや食べることが好きな性格が幸して、手が届く範囲の世界各国の味覚にチャレンジしてきました。
生まれ落ちた日本では和食にはじまり、地域食、洋食、中華とざっくりしたところから韓国料理、中国料理。私が今まで食べてきた焼肉や中華以外にたくさん食文化があることを知り現地まで食べに行き、これからの人生、韓国・中国料理しか食べない!って宣言するほど美味しかった!日本にいれば池袋のチャイナタウンに食べに行き、中国に住んだこともあり、市場をめぐり・・・が、はたと気がつくと随分と時が経っていました。
あんなに求めた刺激的な本場の味。もちろん今も食べたいのだけれど、いまいちばんお腹も心も落ち着く味は和食になっていました。みなさんも心当たりありませんか?
日本にはすばらしい食文化発酵文化があり、そして素朴な米と麹、塩とみりん、お酢、味噌、醤油等々のやさしい味が一番懐かしい。
加齢かはたまた老化か・・・そこを突き詰めるとなんだか悲しい気持ちになりそうなのでここはグッと堪えて、友人とともに味覚の原点回帰を楽しもうではないですか。そうそう、日本にはまだ出会ったことのない味がたくさん存在することだしね。
又の名を、「人生ゲーム振り出しに戻る」。いいんじゃないかな?