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レディースチャレンジカップ優勝戦回顧

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年末のクイーンズクライマックスへ向けて勝負駆けの選手が
④鎌倉選手と⑥大山選手で12位をかけての戦い

三浦選手は1走を1着で終えており125,000円を加算し26,542,000円で終了し海野選手は一般戦3着58,000円と特別選抜戦6着250,000円を加算し28,044,000円で終了しています。
④鎌倉選手と⑥大山選手は2着250万円の賞金で11位海野選手まで届く計算で4=6の決着の時のみ11位と12位が両方入れ替わり
それ以外は完走条件で12位三浦選手のみ入れ替わりますので④鎌倉選手と⑥大山選手はそれぞれ先着した方がクイーンズクライマックス進出となります
他の4選手はすでに進出は決まってます。

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スタート展示では123/456の枠なり進入でしたが
本場はピット離れで④鎌倉選手と⑤細川選手が接触し細川選手が大外進入になってしまうアンラッキーがありました

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これで進入は入れ替わり
123/465

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スタ展から覗き加減だった③西村選手が抜群の行き脚でハナを切るが
イン①遠藤選手も先マイは出来る出方
逆にカド受けがしっかりでダッシュ勢は展開が厳しそう

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①遠藤選手は冷静に張っていき横距も十分で逃げ態勢
覗き加減の③西村選手は迷わず捲り差しを狙い
⑥大山選手も当面の敵④鎌倉選手を叩きに行きます

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上手く航跡をかわした④鎌倉選手ですが窮屈な態勢
一方②平山選手は目一杯③西村選手の航跡にハメられています
⑤細川選手は待ってのV差しではなく捲り差しを選択しますが差し場は無い模様

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きっちり回った①遠藤選手に対して③西村選手は捲り差しを入れきれず
ただ早めの判断で諦めて波の外に出します
この判断が遅れていたらズルっと波にハマっていたと思うので好判断
一方⑥大山選手は③西村選手が握っていれば差し場が有りましたが差しを入れたので外を回ることになりさらに波から逃げてきた③西村選手に押し出される形で展開はイマイチ
小回りで差し残してきた④鎌倉選手は窮屈だった分勢いがそこまでありません
⑤細川選手は差し場が有りません

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①遠藤選手はほぼ確勝の位置で二番手を③西村選手が追走
②平山選手に対して④鎌倉選手は若干出てますが外の⑥大山選手に対してはポジションが不利で外に出さず最内を突く進路で一方⑥大山選手は2艇が内に居るため2M差しに構えることが出来ず外を回るしかない状況に見えます

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ここで③西村選手がやや流れ気味に交差旋回ではなく航跡の外を回るターンで⑥大山選手は行き場を失くしてしまいます
④鎌倉選手は横距がとれておらず明らかに舟が向いてないのが分かります
②平山選手は最内を小回りで差し込みます

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ここで展開利を得たのが②平山選手、③④⑥と流れた内の航跡がないところを持ち前のテクニックで上手く回ってます

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これにより1-3で3着を⑥大山選手②平山選手で争う形になりますが
まだ④鎌倉選手⑤細川選手にもチャンスは残されています

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先行してる⑥大山選手は内を絞って②平山選手を追い出したい場面ですが
先行艇が近くここで内を絞ると③西村選手の内を突く形になり展開が悪くなり外に構えざるを得ない状況でしかも④鎌倉選手⑤細川選手が直後に内で続き差し場を探すのも難しい状況

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こうなると⑥大山選手は外を回す選択しかありません
3艇行かせて差すと届きませんし④鎌倉選手を叩きながら②平山選手と⑤細川選手の間を狙うのはリスキーです

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ここで③西村選手がTMを外して流れてしまい⑥大山選手は進路がなくなり大回りを強いられることになり②平山選手にとっては旋回しやすいクリーンな場所を回れます
②平山選手は二回連続で③西村選手の大回りに助けられる事になりました
わざとではないと思いますが香川支部が助け合った形になってますね

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これにより一気に順位は入れ替わり1-3-2の隊形になりますが⑥大山選手も握った分勢いが有ります

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⑥大山選手は一気に内へ切り替えにかかりますが歴戦の猛者②平山選手は冷静に進路を防ぎます
一歩間違えが大事故ですが⑥大山選手も上手くかわしますが原則を余儀なくされます

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⑥大山選手は起死回生の全速ターンを仕掛けますがここで大きく流れてしまします
一方は②平山選手またもやTMを外した③西村選手の空けたクリーンスペースをきれいに回ります
ここまで来ると香川支部の連携プレイなのかと思ってしましますが、この後②平山選手に③西村選手が追い回されますので気のせいでしょう

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②平山選手は素早く外へ持ち出しさらに前を追います

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そしてここでもTMを漏らす③西村選手の内へ②平山選手が差しを入れますが届きはしません
もしかすると③西村選手はスタートの雰囲気も抜群でしたが優勝戦一発仕様で直線型に仕上げてたのかもしれないですね

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最終TMはややキャビらせながら外さず回り二番手をキープしました

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優勝は終始独走の①遠藤選手がインからの完璧な勝利でした

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④鎌倉選手⑥大山選手の争いは先着した⑥大山選手に軍配があがり
見事クイーンズクライマックスに滑り込みました

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遠藤選手はレディースチャレンジカップ8回の開催中なんと4回目の優勝に成ります
遠藤選手はあと200万少々でレディースではなくチャレンジカップ選出だったので来年はそちらを目指してもらいたいですね

優勝おめでとうございます