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歯列と噬嗑(ぜいごう)。歯車の噛み合わない人生が終わる時 #易

ようやく私の歯列矯正が進み、上の歯列が下の歯列より前に出て、覆う感じになった。

5ヶ月かかったーーー!

もうガツンガツン当たっていた前歯の痛みや、歯茎の痛みとは、おさらば!

苦なく何でも食べられるぞ!

と思った矢先、血圧のことで塩分を控えめにした食事にしなくてはならなくなった・・・。
そんじゃ、甘いもの食べるからいいもん!


噛み合わせの悪い歯と、歯車の噛み合わない人生


私は小学生の時に、変わった装置を付けられたため、歯の矯正に失敗した。おそらく普通のワイヤーなら成功していただろう。

それから30年以上、上の歯と下の歯がたがい違いで噛み合っている状態だった。

その30年間は、歯も噛み合わなければ、人生の歯車もとことん噛み合わない、トラブル続出の人生であった。
(519社就労も、その1つの成果!?である)


易と事象はリンクする


私が得意とする梅花心易(ばいかしんえき)という占いは、易の象徴(象意)と現実の事象が共鳴するという哲学の上に成り立っている。


歯列の噛み合わせが整ったら、ふと「口の中の状態」を表す火雷噬嗑という卦を思い出した。

上卦(☲)を上あご、下卦(☳)を下あごと見立て、大きく開けた口の中に一つの陽爻(⚊)が挟まっていることを表す卦です。

四方都好 -四方よし-より

一つの陽爻(⚊)とは、たがい違いの状態も指すのか。
これが無くなれば

この邪魔もののせいで困難がありますが、程なくかみ砕かれます。

となるのかな?


ドクターが考案した『クリニカル易占』というものが
面白いんだけど、この卦は下記の意味を持つという。

●臨床的には歯が悪い、咬み合わせが悪い、歯車が回らない、などの意味で出ることが多い。

Dr.サントの「未済乾乾録」 より


易経の原典に忠実な解説だと

噬〓。亨。利用獄。
(ぜいごうはとおる。うったえをもちうるによろし。)

「噬〓」は噛み砕くこと。「獄」は牢獄のこと。「火雷噬〓の時は通じる。障害となるものは牢に入れてでも除去することだ

となるんだけど、現実には「障害となるものは牢に入れてでも除去する」なんてケースは、ほぼ無い。


総合的に意味を汲み、要点からイメージすると
「障害がなくなり、邪魔をするものが消える」
ことを示すのだろう。

歯の噛み合わせが悪い人が全員人生に行き詰まっているとか、トラブル続出ということは無いだろうが、私は、歯が噛み合うことで、人生の歯車も噛み合うように変化するのでは無いかと期待している。

確実に
・寝ている時の歯の食いしばり
・顎関節症
・虫歯
・首こり、肩こり
・熱中症で顎骨付近がガチガチに硬くなる (顔筋の硬直でなるのだろう)
は無くなるはず。

顔も、ほんの少し変わる。
歯列が変わると、頬も鼻も少し変わる。

もちろん、人相も変わる
人相学的な変化も見逃せないかも。


歯並びで占う『歯相学』というものもあるらしい。

しかし、歯医者が書いていると、これはただの歯列矯正への誘導のように見える。

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でも実際、歯の状態が良くなると運気が上がるという話は聞く。


昔、悪口大好きなパートさん2人と仕事をしたことがあったが、前歯が抜けていたり、歯が真っ黄色、もしくは黒く変色していた。歯槽膿漏の一歩手前のような感じだった。
その2人は異常なほど嫉妬心が強く、いつも不機嫌で、職場の人の粗探しやゴシップの噂話が大大大好きだった。
他人のことより、鏡で自分の口内を観察すべきだ。

そういうのを見てしまうと、歯の状態と人生・人格の形成には、密接な関係があるように思える。


台湾の風水では、歯と運気は結びついていると考えられているそうで、国民の多くが歯列矯正をして歯並びを良くしているらしい。

台湾風水の通り、私も歯の噛み合わせが良くなったら、運勢が好転し、人生の歯車が噛み合うようになることを期待している。

30年越しの悲願が叶っただけでも、めでたい気分よ。




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