【自己紹介】 "呪い"も"不運"もコンテンツ。
私はnoteに記事を投稿することで、自分の禍々しい人生を供養している。
私がnoteを始めた理由
メルカリで売るものが無くなってしまったので、最近終息したばかりの"呪い"を売ることにした。
それが私がnoteを始めたきっかけだった。
正確には"呪われ体験"である。
53000文字の長編。
これが記念すべき初投稿のnoteである。
気軽に読んでいいものではないので、値段設定は高額にした。
全部実話で、呪いの克服方法や、憑き物落としや、支援者の見つけ方など事細かに書いた。只今、呪われ中の人は、怪しい霊能者に頼る前に読んで欲しい。カウンセラーやセラピスト、ヒーラーにも、役に立つ内容になっている。
少年ジャンプは聖書
今人気のコミック『呪術廻戦』は"呪"、『マリッジトキシン』は"毒"がコンセプトだ。
それが人気なら"呪い"と"毒"にまみれた私のゴミ山人生も、いい味を出すかもしれない、とnoteに賭けてみた。
「470社で働いた証拠出せ」
仕事の記録は、20代の時に、高校の時のアルバイトまで遡って、リストにまとめ始めた。
会社名、業種、仕事内容、働いた市町村区、年をメモしたエクセルのリストができた。
「470社で働いた証拠を出せ」と絶対言ってくる人がいると思う。それは就業条件明示書のような書類のことだと思うが、考えてもみろ。
学校を卒業して、これから先、まさか自分が、波乱万丈のイカれた人生を歩み、長きにわたるド貧乏の日雇い労働生活を経て、結果、数百社で働くことになるなんて、想像すらできないわい!
むしろこんな未来が見えたら、絶対自殺したと思う。
この人生を生きる自信なんて、正直、今でも無い。
人間は未来を知ることが出来ないから、生きられるのだ。
社会人になって、最初に思い描いた私の姿は「中堅企業の経理部で黙々と仕事をして、1箇所で長く勤める」だった。両親も経理をしており、一つの会社で長く勤めたので、当然私も、その様になるのだろうと思っていた。
早くに結婚出来たので、自営業の奥様として、田舎で平穏な日々を過ごすはずだった。
それが(親戚が原因で)離婚した後『日雇い派遣底辺カルタ』の日々になってしまうなんて、全く想定外だった。
すでに廃業した会社、閉店した店も多々あり、働いた証明は不可能だ。イベントの仕事なんかも多かったし。
私のnoteを読めば、いろいろな会社であらゆる経験をしてきたことが窺えると思う。数箇所でしか就業経験のない人には、決して書けない内容だろう。
仕事運が呪われた人間が平穏に生きられるわけもなく、次から次へと、想定外のトラブルや違法に巻き込まれた。
「なんで、470社で働いたの?」
"伝説"を作るため。
30代のある時、もう220社で働いたなと、ふと気がついた。そこまでは、何も考えていなかったのになってしまっていたのだが、それ以降は「(自分の中の)伝説を更新するため」に、新しい現場で働いて、数を増やすことにした。
貧乏な時、旅行がしたくなったら、交通費の出るリゾートバイトをした。愛知、岐阜、新潟、長野、岩手など、地方でも働いた。乗り鉄趣味が出来たし、いい写真も沢山撮れた。
あともう一つの動機は、その頃『ハケンの品格』というドラマが大人気だったので「あのヒロインみたいになりたい」と憧れたからだ。
さすがに、470社で働いた蓄積は大きい。
引っ越し屋スキルで、引っ越し業者を使わなくて済んだし、清掃も超速、梱包スキルはメルカリに活かされた。ギフトラッピングも、お花のブーケ作りもするし、製菓製パンは元職人だから得意。経理業務とプログラミングが出来るテレホンオペレーターのイベントスタッフになれた。ある程度は『ハケンの品格』の大前春子に近づけたと自負している。
若い頃は、契約社員や正社員にならないかと何度か声をかけられたこともあったが、7:00-23:00のシフト勤務の仕事を紹介されても、保育園児がいるシングルマザーには不可能なため、断るしかなかった。
生まれた瞬間、死んでしまった仕事運
私は「壮絶に仕事運が悪い」ことを数々の占い師に指摘されてきた。西洋占星術、インド占星術、四柱推命、どの占いも共通していた。
出生時の星の配置を見ると、仕事運が最悪なことがわかる。
占い師は口々に、こう言った。
「まあ!波乱の人生ね・・・」
「いろいろなところで、お仕事をすることになるわ」
「一つのところにいられないわね」
「いつもギリギリだけど、なんとか生きていけるわよ」
「平凡な暮らしは難しいかも」
「どうか頑張って、この宿命を生き抜いてください」
・・・その通りになった。
出来ることといえば、呪いを長所にするために、就業の記録を伸ばすことしかない。
中途半端な不幸では、煮ても焼いても食えない。ならば、いっそド級の不幸にして、面白くしてやるのだ。
これも、意図しなくても、そうなってしまった。
長く続いた、地獄の底辺労働生活。
その上、事件ばかり起きるので、法律にも詳しくなった。無職の時は、しょっちゅう裁判所を見学して回ったので、1人で内容証明も訴状も書けるようになり、裁判官に驚かれた。
7回起きた労働争議は全部私の勝ちで、総額200万円勝ち取った。労働組合の応援は時折あったが、弁護士は関与していない。
ついでに、マルチ商法もやっつけた。
サバイバル能力だけは、確実に向上していった。
夢や目標もなく、もう頑張れない
何か夢や目標があって、頑張っているわけではない。生体機能が動いてるうちは生きなくてはいけないので、今出来ることだけしている。
貧乏でも、無料のYouTube学習動画やネット問題集があるし、きれいに使えばテキストと問題集はメルカリ等で飛ぶように売れたので、勉強は可能だった。
しかし、そうやって資格取得を頑張っても、運命が何度も押し潰しに来て、頓挫せざるを得ない状況に追い込まれた。
次から次へと道は閉ざされた
市民運動、労働運動を精力的にして「この道を進もう」と思った途端、サイコパスの出現やら、内ゲバやら裏切りやらとトラブルが起き、もう関わるのもイヤになった。
とにかく進もうとした道は次々と閉ざされ、進むべき方向が、わからなくなった。
運命が容赦なく殺しにかかる
ただでさえ、思ったような未来は描けず、
普通の人生が歩めていないところに、さらにカオスが加わった。
熱中症で死にかけた時に覚醒した霊感、悪霊を超える力を持つ憑神。ポルターガイスト現象。
もうこの人生、何が起こるかわからない。
プーさん
私の人生の主導権は、とことん私には無いらしい。それだけはわかった。
全てを放棄し、今は神道や仏教に委ねて「ご縁のなるままに」とお任せしてしまった。
しかし、この生き方こそ、道教の『道(タオ)』なのかもしれない。
『タオのプーさん』という本を昔読んだっけ。
これから先は、"ただのプー(無職)さん"にならないように、不幸すら糧にしていきたい。
その可能性が、noteにはある!
『蜘蛛の糸』(芥川龍之介 著)の細い蜘蛛の糸ような、最後の望みかもしれない。
以上の「勘弁してくれよ」な私の人生霊園が私のnoteであり、1つ1つの記事は墓石なのだ。
近況は、この記事で。