募金ビジネスの闇と、対極にある"負のパワースポット"
先日ネットスーパーで買い物をしたら「発展途上国の子供を救おう」というチラシが入っていて、イヤな気分になった。Amazonや楽天で通販した時も、この団体のチラシがしょっちゅう入っていたのだが、募金で集めたお金を広告費にどんだけかけているのか。
毎回見るたびに腹立たしく思うのだ。
この団体のオフィスは、東京の一等地の立派なビルの上層階にある。
私が最初にこの団体を知った時、サイトを隅々まで調べていたら、会社役員紹介ページに役員の顔写真と「経歴」と「名前」が書いてあった。役員の老人達の「経歴」は、いずれも大企業からの天下りで、堂々と元・某石油会社執行役員、元・某メガバンク常務などと、退職したんだから要らないだろうという肩書きをデカデカと掲げていた。
「大企業を引退した後は、慈善事業を手掛けているんですよ。人格者でしょう」アピールしたいのだろう。
この団体に、しつこい広告と役員のことについて問い合わせたところ、1ヶ月もしないうちに、役員の紹介蘭がごっそり消えていた。
この問い合わせをした頃は、インターネット回線は今より遅く、YouTuberといった職業もなかった時代。TwitterやSNSでの炎上も今ほどではなかったので、それほど注目されないうちにサイトから情報が消えたのは惜しかった。
天下りらが役員報酬のために、募金ビジネスを利用している実態がわかりやすい資料だったので、あのまま堂々と役員情報を掲載させておけば、今頃YouTubeで話題になっていただろう。消させなければ良かったなあと後悔している。
残念ながら、この団体について叩いているYouTube動画はなかったが、支援金のうち経費や中抜きで9割が消えることを現地の支援スタッフが嘆いていたという情報は見かけた。
あの紙のチラシも目障りなので、SDGsに反していると言えば、少しは量を減らすだろうか。
不幸な子どもをダシにして、役員報酬やら必要経費といってガッポリ横取りして何食わぬ顔をしている人達は、死んだら天国に行けるのだろうか?それとも、地獄に堕ちるのだろうか。
※ちなみに日本ユニ◯フではない
【世界中から念がくる場所】
誠実に活動をしている国際的な人権団体の事務所に行ったことがある。
この団体は、世界中にネットワークがあり、本格的に活動しているため、よくAFP通信のニュース記事等に名前が出てくる。そのため、広告をしなくても大丈夫なのか、バナー広告も紙の広告もほとんど見たことがない。
前述の募金ビジネスとは正反対である。
東京のアクセスのいい地域にあるが、ビルは古い雑居ビルで、事務所の備品も必要最低限といった感じ。
私は年間サポーターになるため、事務所で『団体の活動の紹介』を2時間ほど聞いた。
スタッフは明るく優しくて、事務所の雰囲気はとてもいいのたが・・・、この事務所、今までに遭遇したことがないほどの強烈な
「負のパワースポット」になっている!
何故だ???
呼吸が浅くなり、普通に息ができい。頭が痛くなる、肩が重くなる。
2時間いるのがMAXである。耐えられない。早く帰りたい!
霊視してみたが、霊の住処などではない。
これはとても珍しいケースだが、世界中から「助けて!!!」の念を受信しているようなのだ。
この団体は地球中の国の問題に立ち向かっていて、本気で「助けるぞ!」と活動している。それに呼応する様に世界中から「助けて!!!」の念が飛んできているようだ。
私の様な霊感体質には耐えられない、世界中から来る本気の訴えの重さ。
生霊的な思念のエネルギーが、渦のようだ。
良いことを本気でしていると、事務所が"負のパワースポット"になってしまうなんて。ちょっとした心霊スポットの数倍の重さを感じた。霊感のない人には、恐らくわからないであろう、ということだけが救いだ。
もう2度とこの事務所には来れないであろうと思ったが、ここの活動は信頼できるので、私はその後2年間サポーターになった。
霊感で慈善団体の良し悪しが分かるとは。新たな発見だった。それにしても、真面目に本気で取り組むほど負の念を引き寄せてしまうとは、いいことをしているのに損をしている気持ちになる、残念な現象だ・・・。
冒頭で紹介した様な、チラシ広告から振込をして終わりではなく、出来れば説明会などで慈善団体の事務所に行って見極めた方がいい。
霊感でわかるような「見えないもの」より、「見えるもの」で十分に判別がつく。
きれいなオフィスに、立派な事務所の備品、見栄えのいい紙の資料の山!定期募金申し込み者への粗品(ボールペンだのエコバッグだの)があったなら、残念ながら大半の募金の行き先は、不幸な子ども達ではないだろう。