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面接で活かせた、519社で働いたスキル

私は今、転職活動中。

ITが本業なので、経歴には関連の仕事のことしか書いていない。

もちろん、519社で働いたアピールなどはしない。

よほど、変わった会社で、変わった人事担当の人なら面白がるかもしれないけど、519社アピールなどは、マイナスにしかならないのである。

職歴は2ヶ月以上就いた仕事だけというルールがあるし、応募職種に関わることだけに絞るけど、それでも結構な職歴数になった。


それをカバー出来るITのスキルがあるから、書類選考は想像以上に通ったのだが、年齢、女性、非正規からの正社員ということで、ハードルはかなり高い。

(「リスキリングで年齢はカバー出来ない」ことについては、別の記事で書こうと思っている)


519社で働いた私が、面接で活かせた経験は

①店員の仕事
②ホテリエの仕事
③イベントの仕事

の経験である。


①デパート、スーパー、物産などで、店員をしてきた。
様々なタイプのお客様から声をかけられるし、臨機応変な対応を求められる。
その経験が活きたのか、面接で予想外のことを聞かれても、パニクらずに落ち着いて、うまく立ち回れた。

②ホテリエとは、ホテルで働く人の総称である。

リゾートバイトで全国各地の宿泊施設12箇所以上で
ホテルスタッフとして働いた。

グランドプリンスホテル新高輪などの、高級ホテルでも働いたことがあるので、周囲の従業員に合わせて、品が良くなる、話し方がキレイになる、接客が丁寧になるという効果があった。

もしホテルで働いたことがなかったら、こうした要素は身につかなかっただろう。


③イベントの仕事は、普通の接客に加えて、大きな声を出すことが多かった。
「ガラガラ抽選会場は、こちらです」「列の最後尾は、こちらです」などなど、声が枯れるくらいアナウンスしたっけ。

昔はボソボソと風に消されるような小さな声だった私も、今ではハッキリ、滑舌よく話すことができるようになった。

また、黒スーツ着用のかしこまったイベントでは、それなりにお上品にしていないといけないので、ホテルスタッフのような心持ちでいなくてはいけなかった。

「余計なことを喋らない」姿勢は、そのような経験からも身についた。



そういうわけで、面接の練習の時は
グループの皆さんや、アドバイザーから
「立派に出来てます!」
「心配ありませんね!」と次々と褒められた。


519社で働いたこと軌跡は、"成長"という形で残ったのである。




あと最後に大切なスキルは、
「完璧を求めないこと」だ。

ベストは尽くすが、失敗してもケセラセラ。

落ち込んだり、後悔したりせず、反省すべき点は
メモをして「次回に活かす」と、割り切ってしまうこと。

「メンタルが豆腐だから・・・」と、
打たれ弱さをアピールするより、
その"豆腐な心"は「豆腐に鎹(かすがい)」の豆腐、
釘を打っても平気だよ〜んの方の豆腐になってしまったほうが、生きやすくないか!?

この「完璧を求めない」態度も、519社で働いた中で得て、磨いてきた「図太さ」というスキルである。

不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。