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キッチンでプログラミング(1-2)
そこへビットさんが帰ってきました。
2人のサラダを見たビットさんは言いました。「ずいぶんちがったのができたのね。」
かなたちゃんが言いました。「私たちは紙に書いてあった通りに作ったのよ。」
はじめ君も言いました。「ビットさんが悪いんだよ。もっときちんと書いてくれないから。」
「ごめんごめん。でも、人間ってすごいよね。こんないいかげんな『作り方』でもちゃんと作れるんだからね。私は今お料理ロボットのソフトウェアを作っているんだけど、プログラミングが難しくって。人間とちがってコンピュータはいろいろなことを正確に教えてあげないといけないから。どうやったらサラダをロボットがきちんと作ってくれるか考えてみて。」ビットさんは笑いながら言いました。
そこで2人は考えました。
~作り方~
1.レタス1枚を3cm角にちぎる。
2.ミニトマト2個のへたをとる。
3.レタスをお皿にしく。
4.ミニトマトをお皿のはしに並べてのせる。
5.コーン20粒をお皿の真ん中にのせる。
6.ミニトマトの反対側のはしにマヨネーズ小さじ1をのせる。
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いかがでしたか。
これが正解というわけではありません。
みなさんもどんな風に書けばよいか考えてみてくださいね。
【解説】
コンピュータは同じ仕事を正確に黙々とこなすことを得意としています。
しかし、その仕事をさせるには手順をきめ細かく教えてあげなければなりません。それがプログラミングです。
ここでは一番簡単なプログラムの形(順次処理)について紹介しました。