キッチンでプログラミング(9)
今回も手続き型プログラミングの復習をします。
【みそ汁を作ろう】
ビットさんが言いました。「今日はみそ汁を作りましょう。」
~作り方~
材料
細ねぎ 10cm 乾燥わかめ 小さじ1
だし入りみそ 小さじ1 水 180ml
1.細ねぎを2mm幅に切る。
2.水を鍋に入れて火にかける。
3.10秒待つ。
4.わいたか?
はい→5に進む。
いいえ→3にもどる。
5.細ねぎ、乾燥わかめ、だし入りみそを入れる。
6.まぜる。
7.火を止める。
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はじめ君が言いました。「あれーっ。クリームシチューを作ったときは火にかけてすぐ”わいたか?”って調べたよね。」
ビットさんが言いました。「そうなのよ。あの時はあまり考えずに書いちゃったけど、火にかけてすぐわくわけはないので、今回は”10秒待つ”を先に入れたの。そして、水の量が少ないので10秒ごとにチェックすることにしたわ。前回のように先に判定するのを前置判定、今回のように後に判定するのを後置判定と言うのよ。」
【解説】
3~4の繰り返しをJavaで記述すると、
do{
// 10秒待つ
} while (温度<100)
のようになります。
後置判定では処理が必ず1回以上実行されます。
また、クリームシチューを作ったときの繰り返しは、
while (温度<100) {
// 1分待つ
}
のようになります。