脇を固める大黒柱？

　あーだ、こーだ、言われながらも連続テレビ小説「おむすび」を毎日楽しく拝見しています。

　主役の米田結ちゃん（橋本環奈）が子育て奮闘中（？）で休暇中で、米田家の他の家族と神戸桜通り商店街を取り巻く面々の話題にシフトしてきていますが、それはそれでおもしろく、時に涙を流しながら見ています。

　その中でも前から気になっており、圧倒的な存在感を示している「脇役の大黒柱」が、結の母親、米田愛子（麻生久美子）です。名古屋の元スケバンとのうわさ（？）もあり、堅物でまじめ一方の夫の米田聖人（北村有起哉）とどう出会ったのかとか、結婚のいきさつはどういうものだったか、高校生の結と同じ年のころには姉の歩（仲里依紗）を妊娠していたと語るなど、多くの謎に包まれています。

　結が落ち込んでいる時に、偶然を装って、裏で手をまわして専門学校の同級生を集め結を励ましました。また、結のギャル活動をイラストを主体としたブログで発信し常に応援していたのも愛子さんです。最近では、神戸淡路大震災で失われた親友のことを忘れかけていると嘆く歩に、「忘れることは良くないことではない、前を向いて進んでいるということだから。」と励ましの言葉をかけています。

　もう完全に後半の主役になりつつある、それでもいいと思います。謎解きはディナーの後で・・・されるのでしょうか。