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いつかは訪れたい所(3)
体が動かなくなる前に、いつかは訪れたいと思っている所が幾つかあります。時間はいくらでもあるのですが予算が限られますので、実際に行けるかどうかは判りません。それ故に、とりあえずはこの場で訪れたいと思います。
マチュ・ピチュ(天空にそびえる幻の都市)
前回紹介したエジプトと同様に、太陽を神としてあがめるインカ帝国の幻の都市です。標高2400mの高山地帯の断崖にあり、山麓からはうかがい知れぬ所にあるそうで、天空の都市と言われるゆえんです。もっとも、インカ帝国の首都クスコが標高3600mと富士山級の高地にあるので、高山にあることは当たり前かも知れません。
エジプト文明が紀元前ことですが、アンデス文明の最盛期は統一王朝であるインカ帝国が紀元13~15世紀と新しく、日本では鎌倉時代です。
トウモロコシを主食とし、文字を持たず、青銅器止まり(鉄器使用に至らず)の文明でした。人種的には日本人と同じモンゴロイドであり、何となく親しみを覚えるのは小生だけでしょうか。
さてマチュ・ピチュですが、何のために作られた都市なのか判っていないそうです。せいぜい750人が暮らす程度の石の都市で、天体観測やそれにまつわる儀式が行われていたと推測されています。