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夢の旅 ”飛鳥Ⅱに乗船”4


何と情熱的な音色、津軽海峡を夕食後の津軽三味線のショータイムで超えた。
結構、揺れも感じたが、大好きな津軽三味線の演奏がそれをかき消し、夢と現実のコラボのようだった。
1時間ほどの演奏だったが、堪能した。
最後にふさわしい演出だった。

 
青森は土門拳の写真記念館で有名だ。
写真記念館は日本ではここだけだと聞いて訪ねたが、彼独特の荒々しい写真から、女優の美しいポートレイトまでどの位の数の収集なのだろうか?
土地柄、広々としたまだ新しい香りのする、素敵な写真館だった。
お土産を買うのには事欠かない写真集、葉書、しおり等など、買い物も楽しんだ。素敵なところだったね〜是非また来たいね〜と写真館を後にした。

 
奈良時代に中国から渡来した七夕祭と古来からあった伝統文化から生まれたと言われているねぶた祭り記念館も次に見学した。傍で観る迫力にも圧倒されて
只々、写真を撮る!撮る!

 最後はお楽しみの物産展。
その場で食べられる屋台や食堂で
あれこれ贈りたいリストアップのメモを見る。
色とりどりのりんごの数々。眼が忙しく動く。こういう処が身近にあれば嬉しいが、道の駅は小さい地元の物産展かも知れない。東京は限られた地域だけになる。


いよいよ横浜港で下船。
4日間で親しくなったアルゼンチンに何年間も住んでいらしたご夫妻が、デッキで手がちぎれるほどに手を振ってくれて、再会を約束したが・・・
またの機会にブログに載せたいと思う。

 
大型豪華客船、飛鳥Ⅱの乗船体験は、いいチャンスを与えてくれた。
一度の体験が止められずに、何度も何年も乗船をされる方々も多いと聞く。
そんな旅の暮らしも悪くないなぁ〜と思いながら、カラフルなテープが手をふる横浜港を後にした。


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