良いコトにだってカネはかかる
子どもたちの未来(アス)を描く力(デッサン)を育む中高生のキャリア教育支援NPO『アスデッサン』での、"正会員”としての活動サポートをスタートした私だが、あくまでも私の活動はボランティア。当然ながら人件費は一切発生しない。もちろん、それを理解・了承した上で、"正会員”として参加させていただいている。
ただ、団体の活動自体には"経費”や"運営費"という名のカネがかかる。これも至極当然ながら。
しかし世の中、特に日本は、「良いコト」であればあるほど「タダ(無償)」であるべき、「タダ(無償)であることが美徳」といった考えが根深いように感じるが、それはなぜなのだろう。とても不思議だ。
先日、たまたまチャンネルを合わせたBSテレ東の「私が日本に住む理由」を観入ってしまったのだが、NPO団体の職員として、広島で平和活動をする28歳のアメリカ人女性のドキュメンタリーだった。
彼女自身のストーリーに引き込まれたのはもちろんだが、彼女が所属するNPOも資金繰りが理由で解散の危機があったとのこと。どんなに素晴らしい活動でも、カネがないと継続できない。これが事実。
そのNPOは、企業コンサルの経験を持つ優秀な人材の加入により、資金繰り(活動費と人件費の確保)を立て直し、活動を継続している。
その加入された方の言葉が印象的だった。
”色々な価値観があるのが当然。中でも「平和活動にお金を払う必要があるのか」という意見もあるが、経済を回しながら継続していく必要がある”
慈善事業を謳っていながらのがめつい程の営利主義には、嫌悪感を覚えてしまうことには理解ができる。が、慈善事業だって資金がなくちゃ回らない。
理想である「タダ(無償)で実施される良いコト」は、強力な資金源があってこそ。その上で初めて成立する。考えてみて欲しい、生きてるだけでもカネはかかるのだから。
資金調達は、私の『アスデッサン』のミッションの 1 つだと思っている。
所謂ファンドレイズとは違うのだが、一人でも多くの『アスデッサン』ファンを獲得して、1 円でも多く寄付という名のカネを募る、という意味での資金調達。
寄付文化がないに等しい日本では、結構ハードルが高い!?ミッションに、だからこそのやり甲斐も感じている。(やらなきゃいけないことは盛りだくさん、だけど)
なので、最後は宣伝を兼ねて・・・
私たち『アスデッサン』は、”一人でも多くの中高生たちに未来(アス)を描く力(デッサン)を” 社会人との交流を通じて育むことを目指している。
一人でも多くの中高生たちと社会人との接点を作りたい!その 1 つ 1 つの出会いが、その子の未来(アス)を描く(デッサン)力を育むと信じているから。
そんな『アスデッサン』をカネで応援する。これって素敵な社会貢献だと思いませんか?
皆さまからのご支援は、主に学校訪問型授業「ミライトーク」、オンライン型授業「ミライドア」、社会人インタビューサイト「ロルモ」の運営資金として、大切に活用させていただきます。
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