9月半ばにある連休の予定がWPTによって見事に埋められた件
ポーカープレイヤーの、ディーラーの、そしてライターの、ななななです。今回参加したWPT JAPAN 2021の3日間を好き勝手に書きました。
既視感は無視して右下の♡を押しましょう。
シルバーウィークに開催
今年のWPT JAPANは東京と大阪で合計4回のDAY1が行われ、DAY2,3はシルバーウィークにあわせて開催されました。
緊急事態宣言中ということでタイマー開始を1時間前倒しに。その他はいつも通り感染対策が徹底されていて、設置してある消毒液で積極的に手を消毒するプレイヤーが多く見られました。
メディアチームが積極的
参加選手へのインタビューやドレッサー賞、ツイート等でWPTオリジナルマスクをプレゼントする取り組みにより大盛況。様々なプレイヤーが意気込みを熱く語っていました。
メディアチームが力を入れているため、参加していて楽しいイベントだなと素直に思います。どんどんポーカー界が賑やかになると嬉しいですね!
仲間に会いにいこう!
普段ほとんど緊張しない私ですが、今回のDAY3の開始前は少し力が入ってる感じがしました。こういう時はお散歩するに限ります!ということで、フリロに参加するため会場来ている仲間達に会いに行きました。
仲間に挨拶してまわったおかげで程良く力が抜け、手元にカードが配られた頃にはすっかり緊張が解けていました。
フィーチャーテーブルに座っていると今度は逆に仲間のほうから声をかけに来てくれたりしたので、最後まで平常心を保ってプレイすることができました!
印象的なプレイ
DAY3でチップを大きく増やしたのが8人のUTGで77をプレイした時です。
10,000-15,000 (15,000)
UTG(hero) : 35,000 / CALL
BB(villain) : 100,000
フロップ 9 8 6 レインボー (9か8どちらかがdia)
BB : 80,000 / CALL
UTG : 190,000
ターン 6d
BB : 450,000 ALL IN
UTG (残1,100,000) : CALL
リバー 9
3bet potのターンでポット70%強のドンクALL INを受けました。直感的には勝っていると思っていたのですが、焦る必要も無いため一旦ブレーキ。
BBの印象はライトスリーをしなさそうで、レンジは88+,AQ+と予想。ポケットだとこのようなプレイラインには恐らくならないかなと思いました。
また、ディーラーがチップカウントを始めた瞬間の指を組む動作がコールされたくなさそうな雰囲気であったため、100Kチップ5枚をドロッとテーブルに溢し、相手のハンド(AQo)を開かせました。
DAY2でもかなり似たようなブラフをキャッチをするシーン(それも77)があり、なぜコールができたのか質問されたのですが、心臓に毛が生えてるからですかね...。
バブルを超えて
DAY3序盤に先程の77でブラフキャッチに成功した私は徐々に加速し、1stブレイクをチップリーダーで迎えることができました。
ものの30分程度と高を括っていたバブルライン、H4Hは90分以上続き、バブルが弾けたのはブラインドが3レベル上がった頃。難無くITMはできましたが、潤沢なチップを活かしてプレイできる時間が減ってしまったのが残念です。
10位でバスト
今回私はメインイベントを10位で終了しました。DAY1からずっと優勝するつもりでプレイをし続けていたので、この結果は非常に悔しくて、翌日は体調を崩す程落ち込んでいました。
ですが、GTOツールや受講したコーチングなどで得た知識を活かしたり、様々なプレイヤーにアジャストすることができていたので、プレイ自体は上出来であったと思います。
長いストラクチャーでポーカーができ、同卓した方々と仲良くチップを奪いあったことは非常に楽しかったです。
終わりに
プライズを受け取った後インタビューにて、今回のWPTの自己評価は80点くらいと何となく答えました。
その足らない20点が何かを直ぐに答えられなかったのですが、プライドなのかもしれません。もう20点分くらい、成長したいという。
でも下ポケで頑張る癖は治したい。
(文 : なななな)
WPTとはWorld Poker Tourの略称。世界三大タイトルの一つ。私と世界中のポーカープレイヤーの、憧憬。