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エピファニーが待ちきれなくて
エピファニー。
キリスト教の公現日です。
キリスト教系の短大出身ですが、学校ではお祝いをした覚えはありません。
キリストの洗礼を祝う日とかだったと記憶してます。
たぶん、1/6日です。
この日、フランスでは『ガレット・デ・ロワ』というケーキを食べます。
下記のようなケーキです。(いつも通り、写真がかなりヘタクソです)
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サクサクのパイ生地の中に、たっぷりのターモンドクリームが詰まったケーキ。
これには紙で作った王冠がつきます。
そして、この中には『あたり』が隠されているのです!!!
フランスでは、フェーヴと呼ばれる陶器の小さなお人形。
もしくは丸のままのアーモンドが入れてあります。
切り分けて、このフェーヴないしアーモンドが入っていた人が『あたり』です。
紙の王冠を頭に乗せて、その日一日、王様になることが出来ます。
ガレット(galette)は、フランス語で「薄くて丸いもの」。
ロワ(Rois)は「王様」。
「王様のお菓子」という意味があるのです。
というわけでこのお菓子、本来でしたら、エピファニーに食べるのだと思います。
しかし、サクサクの薫り高いパイ生地と、芳醇なクレーム・ダマンドの薫り・・・。
まちきれるはずがありません。
ですので、大晦日に購入して、すぐに食べてしまいました。
だって美味しいんですもの!!!
あちこちのガレット・デ・ロアを食べて来ましたが、地元のパティスリーのものが一番美味しかったです。
茨城エリアは、何故か、洋菓子とかピッツェリアとか、「こんな田舎に何で!?」と思うような素敵な(美味しい)お店が沢山あるのです。
ネモフィラでも見たついでに、立ち寄っていただければ。
なんなら紹介するよ!!