【常識を覆す】『データサイエンス』で、業界に革命を起こす！！
こんにちは。
住谷知厚です。
皆さんは”データサイエンティスト”という職業をご存知ですか？
この職業は9年前に「21世紀で最も魅力的な（セクシーな）職業」とアメリカの有名経営学誌「Harvard Business Review」で紹介されていたそうです。
しかし、あまり耳にしたことないという方も多いかもしれませんね。
では「データサイエンティスト」とは、いったいどのような職業なのでしょうか？
デジタル化の進展で、企業が取り扱えるデータは増加し続けている。「データは21世紀の石油」とも呼ばれ、企業にとっては利益を生む源泉ともなっている。今のところ、データの埋蔵量は無尽蔵で、それを扱えるデータサイエンティストだけが不足している状態だ。
※下記HPより引用
データサイエンティストとは
※写真ACより引用
データサイエンティストとは、一口に言うと「データから新たな価値を創造する人材」のことです。
データサイエンティスト協会によると、「データサイエンス力、データエンジニアリング力をベースにデータから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナル」と定義されています。
そして「マイクロソフト社」は、そんなデータサイエンティストを積極的に採用して成功した代表的な企業だといいます。
ベイズ・テクノロジーとは、トーマス・ベイズが提唱した「ベイズの定理」という考え方をビジネスに応用するというものだ。特定の条件のもとで、ある事象が起こる確率（条件付き確率）を計算するという定理で、古くからある単純な定理だ。新しいデータを取り込みながら、推定や予測の精度を高めることができるため、ビッグデータ時代に適しており、迷惑メールの推定などで高い効果をあげている。
※下記HPより引用
マイクロソフト創始者であるビル・ゲイツは、「マイクロソフトが競争優位にたっているのは『ベイズ・テクノロジー』のおかげ」と語っており、「ベイズの定理」の有用性に着目しました。
この「ベイズの定理を」使いこなすことができるデータサイエンティストを1990年代初頭から積極的に採用し始めたそうです。
野球界の常識も覆した『データサイエンティスト』
※写真ACより引用
データサイエンティストは、アメリカのプロ野球であるMLBにも大きく関わっているといいます。
アメリカのプロ野球であるメジャーリーグベースボール（MLB）では2017年頃から「フライボール革命」という現象が起こった。
〜中略〜
従来、打者は“ボールを転がすべき”とされてきた。内野安打なども含め打者が出塁できる可能性が高くなり、チームの勝利に貢献できると考えられていたからだ。それに対して、ボールを打ち上げた方がホームランだけではなく安打になる可能性も高く、総合的にチームに貢献する割合が高まるとする考え方が「フライボール革命」だ。
※下記HPより引用
今まで常識だと思っていたことでも、新しいデータから、それを分析し、新しい概念を生み出す。
データサイエンティストたちは、色々な業界で”革命”を起こし続けているのですね。
最後に
一般社団法人データサイエンティスト協会は、2021年9月に「データサイエンティスト検定」をスタートさせ、データサイエンティストに求められる能力が正式に認められることになりました。
データサイエンティストには以下のような能力をバランスよく持つことが求められるそうです。
①ビジネス力：データをビジネスに活かす能力
ビジネスに必要なデータを収集・分析し、ビジネスに実装するスキル。何のためにデータを使うのかなどの課題設定の能力が問われる。
②データサイエンス力：統計的な知識を持ちながらデータを分析できる能力
機械学習、予測モデル、データ可視化などのスキル。高度なレベルとして、分析手法や数理モデルなどで、新しい方法を開発・導入する能力なども。
③データエンジニアリング能力：大量のデータを処理するための環境を構築する能力
環境構築、データ蓄積・加工、プログラミングなどのスキル。ビッグデータが取れるようになったため、以前にも増して重要になってきている。
※下記HPより引用
上記のように近年では、与えられたデータを分析する「データサイエンス力」だけではなくなりました。
具体的に「どのようにビジネスに活かせるか」が重視されるようになり、自ら課題を発見する”ビジネス力”が重要になってきているそうです。
これまで培ったノウハウや最新技術の分析など、莫大なデータを「どう扱うか」が、かなり重要になってきますね。
となると、以前の記事でも書いた通り、小さい頃から”情報化”に触れておくことも大切だと思います。
今日はここら辺で♪
《参考》
メジャーリーガーが｢ゴロ狙い｣やめた意外な理由
住谷知厚（すみたにともひろ）