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イケメンと雰囲気イケメンに振り回されるわがままな女。

「イケメンって疲れる」これが最近の悩み。
なぜなのか。それは、ときめきをくれるから。

私は10年程前からBL(ボーイズラブ)と言うものが好きだ。
だが、大きな盛り上がりを見せているのはここ2、3年の話。
ちなみに私は実写BLと言うものにしか興味がない。
そして実写BLが盛り上がり始めたきっかけは「おっさんずラブ」である。勿論視聴済み。
今期はなんと3作品も放送している。いやー、いい時代になった。
10年くらい前までは学園ドラマが新人俳優の登竜門だった。それが今やBLドラマに置き換わっている。
この流れは腐女子としては喜ばしい事である、と同時にこの世は「イケメン疲れ」が深刻になってきている。
と言うのも、BLドラマに出る若手俳優達は一人残らずイケメンなのである。
そこで起こる問題がイケメン疲れである。別名イケメン症候群。
TikTokやYouTubeなどでその俳優さん関連の動画ばかり見てしまい、イケメン飽和状態が続き疲れてしまうという症候群である。
そこで私は思った。なぜ、イケメンは疲れるのだろうかと。
そして私は悟った。ホルモンに作用されるからではないかと。
ときめきは時として疲れになり、ストレスになる。
そしてこれが20代後半の女には刺激が強いのではないか。
だから安心する層を選ぶ。

そう、それが雰囲気イケメンである。

イケメンは刺激が強すぎる。だから程よくブスがいい。
かっこよくはないけど、空気感が好き、声が好き、性癖にぶっ刺さる、言葉選びが好き。
だからブスでもどんどんかっこよく見えてくる。
こういう人は、自分の武器を自覚してる。絶対に。
ずるい、ずるいよ。そして皆にそう思わせてる。
そして沼に落とされたメスは皆同じことを言ってる。
なんて愚かなのだろう。自分から堕ちてるだけなのに。
私には恋なんてフィクションの世界である。
だからわからない。現実の恋愛というのがわからない。
だからフィクションの住人のイケメンに逃げていたが、遂にイケメンともお別れの時間が来てしまった。
あぁ。私には何も無くなった。推しがいない世界で生きるにはどう過ごしたらいい。
イケメンはもう見飽きた。程よく性癖に刺さるブスが足りない。今や圧倒的に足りない。
散々嫌がっていた筈なのに求めている。
人間の本能はわがままだ。













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