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まさかのモデルデビュー①

こんにちは。人生菜々子ロビー八起きの菜々子です。
生きていれば人それぞれたくさんの試練が訪れる。
私も今は43才14ヶ月、まあまあ色々と試練を乗り越えて生きてます。

高校の時は6階から転落事故で落っこちてみたり、小学生の頃は光GENJIに憧れてローラースケートで盛大に転んで怪我したり、イジメられたり、回転レシーブで顎打ち付けて3針縫ったり(そのせいでケツ顎に…(違)
結婚、出産、転職。それなり経験し、沢山のドラマチックな出会い、別れ、ケツアゴ、幸せ、喜び、悲しみ、時には怒りなど、経験したわけであります。

その経験の積み重ねで出来上がったのがビール大好き陽気な菜々子。
自分の心を守る為に出来上がった感性が、謎の時差。
怒りや喜びが時差で訪れる時差ぼけ美魔女(自称です)

そんな私がお医者様から言われた大腸癌宣告。
ちゃんとした宣告の前って生検検査出すんですけど、そこはお医者様、大体悪性か良性かは分かるみたいで意識朦朧の麻酔の中で大腸スコープしてる時に、お医者様の言葉や看護師さんの言葉が良く聞こえるもんなんです。

「あーこれ悪性かも」
「若いのに可哀想」←嬉しかった若いの言葉

など、聞こえてたので宣告される前に「あ、私癌なのね」って麻酔で気持ちよくなりながら聞いてました。
検査も終わり、

「次回来る時にご家族だれか一緒にこれますか?」

のセリフに「私って癌ですかー?」とか普通に聞いちゃったからお医者様と看護師の気まずい顔が申し訳なく、笑いながら「大丈夫ですよ!私癌でも!大丈夫です!!ありがとうございます!!」と意味不明な言葉を発して帰りました。

もっとこうショックを受けるかと思ったけど、そこは培った時差ボケ、私の父も大腸癌ステージ4で余命宣告されてたけど今も元気に生きてるので私も大丈夫だろうと言う無責任な自信の元、宣告されてもお腹ぺこぺこだったので刑事ドラマのアイテムあんぱんと牛乳飲みながら最初に思った事が「仕事休める!やった!!!」でした。

その後は、手術までに検査検査のオンパレード。血抜いたり肺の検査やら胃の検査やら体力テスト?とにかく目まぐるしい検査の数にビックリしてました。

余談ですが、採血の当たり外れありますよね。やたら痛い人との相性は前世できっと私この人の親の仇かもしれない…と思いながら痛みを謝罪に変えてます。

そして手術(やっと本題、長い前置きで飽きてたらごめんなさい)手術は手術支援ロボットによる腹腔鏡手術。
さて、ここで問題です。私は何回手術って言ったでしょう?手術って言葉に出すと言いにくいですよね。

手術の前日にお腹に穴開けるところをマーク付けするんですけど、お腹に黒丸印書かれる時に正直、医療用のペンか何かで書くのかと思いきやマッキーだったのには面白くてつい笑ってしまいました。あとマッキーくすぐったくて笑っちゃう(笑)マッキーって…て何度も笑ってました。マッキーなんだ…ふふ、まさかのマッキー

で、そんなマッキーで書いた印の後、看護師さんが唐突にカメラを出して撮影。そう、腹モデルデビューの完成です。

医療や、医学、もし今後、なっては欲しくないし、みんな健康でアレ!!と思ってますが、万が一病気になってしまったなら、何処かで私のお腹(ポニョ)を見ることになるでしょう。

健康第一。みなさんに幸あれ!
ありがとうございました。


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