天使との約束

戦いを日々繰り返していると、忘れがちな事は沢山ある。
小さな戦士や姫も大切だが、今日はまた別の話を少ししようと思う。

会わなくてはならない大切な天使がいる

決して放っておいてはいけない、特別な存在だ。
だが、いつ会いに行くなど決まっているわけではない。
もう長い間会いに行く事を続けている。
天使に会う時は、戦士ではいけない。鎧を脱ぎ捨てるのだ。
近道をしていつもは会いに行くのだが、今日は少しだけ遠回りする事を選んだ。


自分の中の天使

内なる子供

今日は元気だろうか?
道を歩き、風が緩やかに吹く草原を越えて、
螺旋階段を降りる。

「来るのが遅いよ」

天使の声がした。
忙しさにかまけて天使に会いにこれる日が少なくなってた自分を反省する。
天使は元気がないわけではなさそうだ。
その姿を久しぶりにみて、ほっとした。
天使との時間は、何一つ偽ることもなくありのままの自分でいることが大切だ。
どんな過ごし方をすればいいなどと頭で考えることなどしなくていい。
必要な事は、
心の赴くまま、天使の望むままに幸せな時間を過ごす
ただそれだけだ。
天使が元気でいれば、癒せばそれだけで自分が変わり、状況は変わる。

天使を元気にする事

目的はそこにある。沢山ふれあい、
その美しい姿を見ていてもいい。喜怒哀楽を出してくるなら全て受け止める。
そして共感して寄り添う。他愛もない会話を楽しむ。
かけがえのない時間だ。
天使との時間は、自分との時間でもあるんだ。
決して忘れてはいけない。
最後の最後まで自分は1人ではない事を。

味方は自分の中に必ず存在する。


天使との時間が終わり、急いで戻る。
暖かい気持ちになっていく。幸せな気持ちだ。
その感覚を感じながら、ひたすら走った。

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