カタシロレプリカを観てきました!【6/23土:こうちゃん/周央サンゴさん回】

 6/23(日)テアトル新宿で放映されたカタシロレプリカに推しのこうちゃんが出演すると言うので、壮絶なチケット戦を勝ち抜いて無事に行ってまいりました。
 自分自身TRPGが緩く好きで、こうちゃんがやってるのも見たいな~~~と思っていたので、今まで色んな方のを見てきていたシナリオである『カタシロ』の出演が決まって嬉しかったです
 余談ですが、カタシロはリビルドの名越先生のが好きです。こうちゃんのカタシロ刺さった人は是非見てみてほしいです(名越先生こうちゃん回観てたってマジ!?感想を……感想をお聞きしたいです……)

▼名越先生のカタシロ。好き。

 ※ネタバレ全開です。また、途中に名越先生のカタシロのネタバレも一文だけあります。未視聴注意

 このnoteはこうちゃんが大好きなオタクによる感想と言う名の怪文書です。
 推敲はしていないのでかなり読みにくいとは思いますがあしからず。

①一日目 

 疑うこうちゃんの芝居、まるで実家のような安心感。企画導入の時によく見たやつです。すっとぼけたり、ぽやぽや質問するのが好き。
 ディズムさんの仮面に疑いの目を向けたりするやりとりは舞台版、かつディズムさんがGMやってるからこそ生まれるシュールな笑いだなあと。
OPの時点でも感じられたことでしたが、視覚的効果はリビルドとレプリカの強みだなと思います。「普通医者はそんな仮面付けない」それはそう。

 囚人のジレンマの説明がスラスラ出てくるこうちゃん、流石でした👏
『悲しい』よりも『悔しい』の方が比重が多いの、こうちゃんっぽーーーいって思ったりしました。他人の思考を読み切れなかった悔しさが先行すると言いますか。
 (こうちゃんは『参加者の性格を把握したり、思考を予想して掻き乱す企画』を生むのがめちゃくちゃうまいと私は思っています。次はこう考えるだろうな、と予想してわざとひっかけたりするやつです)

▼囚人のジレンマをベースにこうちゃんが作った企画

 黙った方が全体には利があるからと圧をかけていたのに裏切られて悲しんでるの、ディズムさんの「恩着せがましい」も含めて良い。
 昔Qさまでも「優しい心でクイズを作ってきました」と言って、ザキヤマさんに「恩着せがましいな」と言われていたことを思い出して謎に懐かしむなどする。他人に対して恩着せがましい推しはおもしろい。
 ディズムさんのセンスも噛み合ってこうちゃんの面白いところがガンガン出てくる。こうちゃん本人が人知れず面白いので、こうちゃんの面白さは自然発生。周りがその要素を引っ張り上げてくれた方が相乗的に面白くなると私は思っています。ディズムさんのKP力に感謝。

 ンゴちゃん登場。めちゃくちゃかわいい。
 にじさんじの方々は推しと関わり発生すれば知る程度なのですが、何故かンゴちゃんは知っていました。と言っても動画は見たことなく、多分TLで見たことがある……?なのでほぼ初見です。
 とにかく声がかわいいし、声のしぐさもかわいい。褒め言葉なのですが、良い意味でアホっぽさのある少女って感じで第一声から怪しむ余地すらないかわいいアユムちゃんでした。
 後から知ったのですが、なぞなぞはンゴちゃん式飛び道具だったのですね。どういった理由でなぞなぞにを持ってきたのかは分かりませんが、もしも相手がこうちゃんだから用意してくれたものなのだとしたら、素敵な心意気だなあと驚嘆しました。
 実際、オタクはこうちゃんが答えられるかと言うところでヒヤッとして、楽しい要素の一つになりましたし、後々のこうちゃんからのなぞなぞ返しに繋がって、”マコトはクイズとか好きだった”を思い出すきっかけになったので、狙って用意したのならとても聡い方だなあと思いました。
 あと、アユムちゃんが「かわいそうって思わないで」って前置いて話し出すの、あまりにも考え方が大人な子供で苦しくなりました。こうやってお父さんにも気を遣うこともたくさんあるんだろうな~と思えて苦しかったです。
 健気で無理矢理大人になってるょぅじょへの理解よ。

※SKPなのでこれ以降ンゴちゃんではなくアユムちゃんと呼びます。

②二日目
 カタシロは通過済なので、冒頭の視界不良にテンションが上がる。そう来たか音頭です。
 ここはリビルドから更なる進化でしたね。カタシロ自体初見の人でこのシーンを見た時の感想を聞きたい
 (そんな人おるんか?と思いましたが、感想漁ってたらいらっしゃいました!このハイクオリティの映画版、かつこうちゃんが最初なのいいなあ!)

 やたらモニターの数字を気になってるの、オタク目線で(これから脱出ゲームが始まると思っている……?)とか思ってましたが、先日の配信でTRPGは何度かやったことあると言っていたのでなるほど!と思いました。やったことある人は情報を集めるよなあ〜……とか思ったり。そう言えば以前出演していた舞台『スターライドオーダー』もTRPGベースの舞台でした。

 テセウスの船も澱みなく、かつ分かりやすくて流石でした。こうちゃんはいつも難しい単語やルールを噛み砕いてくれるので、こう言う時には一家に一人いてほしいと思ってしまう。

▼テセウスの船が出てくる動画(コラボ動画だったけどこうちゃんがすごいのでぜひ見てください!)

 まず、人間の話なんて一言も言ってないのに突然人間に例えてくる時点で聡いと言いますか、本当にこのシナリオ初見???びっくりするくらいこの後の展開を知ってて、伏線のような話ぶりです。初見って言わずに友達に見せてみたい、円盤お願いします(二回目)

 アイデンティティーの話、こうちゃんにとっての人間のアイデンティティーは大衆からの認知に依るもの。言い得て妙だなと。
 YouTuber、タレントとして人に見られる仕事をしているが故の認識な気がしました。例え忘れられても死にはしないけど、確かに自分含めた全てが自分のことを忘れたら、自称で誰にでもなれちゃうもんなあ。
 こうちゃんは芸名がこうちゃんです。本名は渡辺航平さんです。でも、皆がこうちゃんだと認識しているから、こうちゃんなのです(哲学)

 適合率のリストを見た時、こうちゃんが本当は何を思っていたのかが知りたい。
 果たしてこの瞬間にはモニターの数字が適合率だと察して、この後の展開を察したのか。本当に聡い人はテセウスの船と適合率とアユムちゃんの事故で察してそう。
 どうでもいいけどリストの名前に鈴木勝くんがいて笑ってしまった。にじさんじはあまり詳しくないのですが、最近は軽度の麻雀のオタクもしているので鴉天狗とおねショタしていることだけは知っている。
 あと精神汚染されているため、脳裏に『黄チャン(コウチャン)』と言う単語がよぎって耐える。「中国人かな?」ってコメントが大好き。

▼思い出される黄チャン(54:58あたりから!)

 アユムちゃんからのなぞなぞおかわり。
 かわいいけどシナリオを知っているともの悲しさもあり、でもかわいい。お母さんの話も出てきたけど、アユムちゃんにとっては自分の体があった時の記憶がほぼ全てで、その時に教えてもらったものと施設の中のお父さんとのお話の記憶だけで生きているんだなと思うと、いろんな背景が浮かぶ。同じなぞなぞを、今まで来た人全員に出してたんだろうなあ、なんて。
 そう考えると、アユムちゃんのキャラクターの深みが増すので、この飛び道具を持ってきてくれたンゴちゃんに感謝です。
 流石に私も逆立ちしたら1.5倍の数字は難しいと思います。そうはならんやろじゃないですけど、それはむりやろって思って笑いました。こうちゃんの賢いのにたまにズレてる、でも「誰かを楽しませたい」って思いが根幹にある、みたいなちぐはぐで不器用な優しさと面白さが、私は好きなのです。

 医者になりたいアユムちゃんと、勉強を教えたいこうちゃん、それぞれの設定の噛み合いがすごい!!!!(ここがすごいオブザイヤー)
 オタクは生徒達に真摯に向き合うこうちゃん先生が大好きなので、多分このあたりの噛み合って行く感じたまらなかったと思います。お見舞いに行って勉強を教えるこうちゃんの図、とても見たい。たまに甘いものとか買って来てくれるお父さん、見たい。

③最終日

 臓器くじの話。
 今の世は認めないってところは日本史や世界史を勉強してきた人らしい考え方だなって思いました。今の世はこれを認めているけど、認めていなかった時代もあった。逆も然り。そういう移り変わりがあって、今があって、未来はどうなるか分からない。だからどれが倫理的に正解かなんて分からないけど、【今のご時世のマジョリティはこっち、それを踏まえた上で俺はこう考える】を理路整然と言えるのでとても聞き応えがあります。
 オタク目線ですが、こうちゃんはこういう議論をする時輝くなあと思います。一人でYouTubeをやっている人への評でこう言うのも失礼だとは思いますが、誰かと話をするからこそ際立つと言いますか……沢山友達がいて、溶け込むことが出来るから普通なように見えて、でもよく見てると普通じゃないんですよね。おもしろポイントです。

 そうして決断の時!
 正直なところカタシロをやると聞いた時点で「こうちゃんは体渡すやろな」と思っていたので、最後の選択はそれはそうって感じでした。だって渡さないって言うこうちゃん、一ミリも想像出来ないので。。
 見どころはここにも沢山ありました。
 個人的にはアユムちゃんに話しかける時に優しい声や言葉を保ちつつも、彼女に怒っている諸々を察して医者を疑い深く睨みつけるこうちゃんがとても印象的でした。
 こうちゃんのパブリックイメージって、よく喋る人なんだろうなって思ってるんですが(違ったらすみません)、実は集中した静かな場ではとても静かなんですよね。淡々としていて、頭を働かせているんだなと分かるのでとても好きです。
 なのでこのシーンはそんな集中モードのこうちゃんと、子供への優しさが残るこうちゃんが共存していてとてもよかったです。見返したいので円盤出してください(三回目)

 身体を渡す理由として「好奇心」なのが本当に良い。アユムちゃんや医者がかわいそうだからとかじゃない、渡しても自分には何のマイナスもないとかじゃない、ただ自分が好奇心旺盛で、機械の身体も面白そうだからいいよという。こうちゃんの場合は本当に機械の身体格好良いと思ってそうなのがミソ。推しは仮面ライダーやガンダムが好き。
 その時代の倫理観やらなんやらって今までの話全部ぶっ壊してでも好奇心には勝てない、なんて素晴らしい終わりでしょう。卒業したとはいえQKにいた人間らしい結論でエモい気持ちになりました。

 ちなみに、全てを終えた後の展開として、教育に関わるこうちゃんは『アユムちゃんに勉強を教える』に至ってて、精神科医の名越先生は『二人の心の治療をする』に至ってるの、専門職が色濃く出ていてほんとーーーーーーーーーにだいすきです。。。これだからカタシロを見るのはやめられない。
 こうちゃんのカタシロはもう終わってしまいましたが、出来れば他の対話シナリオにも出てほしい。もっとお話を聞かせてほしいです。
 そして、カタシロももっと色んな人のものが見たいです。伊沢(拓司)さんのカタシロも見たいんですよね。というかQuizKnock全員分見たい。見比べたい。偉い人お願いします。

 
 このセッションを踏まえた上で見ていただきたいのがこちらの動画。
 こうちゃんの回答とカタシロで出した結論が少しだけリンクしていて味わい深いです。「14歳に戻っても自分なら多分東大入ってQKに入る、今と同じような人生を歩む」って言うこうちゃんがオタク達は大好き!(クソデカ主語)

▼これに限らずこうちゃんの考え方が好き(4:23あたりから!)

 最後に、ED後の一言「新しい人生を楽しんでいかなきゃ」。これにこうちゃんの良いところ詰まってるなって思いました。
 どこに居ても楽しんでいけるポテンシャルがこうちゃんにはあると思っています。正直私はQK卒業したの一生思い出しては苦しいし、でも卒業したからこそ出来ることもあって脳味噌がおバグり申し上げるのですが、どこへ行っても、何をしていてもこうちゃんは楽しんでいけるだろうからずっと悲しんでるのもおかしな話だと。
 もしも卒業のタイミングで表舞台から去っていたとしても、ファン目線で「世界のどこかで楽しくしているだろう」と思えるのがこうちゃんです。それくらい常に楽しいの中心にいる人だと思っています。

 そんな推しの生き様をセッションを通して見せられて、上映終了後は感無量でした。実は終了後に拍手しますわこれは!!!まかせてください!!!って感じだったんですが、先にどこかから沸いてきたので密かに「同じこと思ってる人がいた!!!!」と嬉しくなりました。こうちゃんファンかそれ以外の方かは分かりませんが、私も拍手したくて仕方がなかったです。
 それくらい、こうちゃんのことを堪能出来て、物語、映画としても楽しめる、最高の一時間でした。
 出来ることならば円盤やどこかしらでのアーカイブ化をしてほしい。今回見られなかったフォロワーが沢山いるのを知っているから、私はみんなとこうちゃんの話がしたいです。ぜひ円盤を出してください(四回目)。あわよくば発売記念イベントとかみんなで感想コメ流せる配信とかあってもいいです。モノがあると嬉しいのでやっぱり円盤だと嬉しいです(五回目)

 乱文になってしまいましたが、本当に本当に最高の時間でした。そもそも俳優でもない推しをクソデカ画面で観られること自体感謝ものです、本当にありがとうございました。
 もしも機会があればまた、別のシナリオとかで見てみたい。そのためにも今回のプレジェクトの正解をお祈りしています。出来るだけ支援もしていきたい。

 改めまして、こうちゃんディズムさんやンゴちゃんありがとうございました!
 そして観に来てくださって、帰りがけにこうちゃんのこと沢山褒めてくださっていたみなさまも本当にありがとうございました!それで健康になるオタクがこの世にはいます。推しのこと見てくださりありがとうございました!みなさまの推しも見せてくださりありがとうございました!

すーーーっごくたのしかった~~~~~~~~~!!!!!!!!!!



【おまけ】
(見終わってすぐに鍵垢に書き殴ったパッション文パート)

 まず、100点満点中100000000万点でした!!!!クソデカ画面にクソデカ推しがずっと映っている!!!!!!!ヤバ!!!!!!内容も推しの贔屓目無しに最高〜〜〜!!!!
 こうちゃんのオタク目線で見てもこうちゃんの良いところ100000000000%くらい出た純度100000000000%くらいのこうちゃんで、観てる時頭の中で何度もスタンディングオベーションしました。
 帰ってくる時も周りから漏れ聞こえてくる「おもしろかった」「言語化能力すげー」という褒め言葉を聞いてスキップしながら帰ってきました。この多幸感と誇らしい気持ちを抱くためにオタクは生きているようなものです!!!!!Happy!!!!!!!円盤出してください!!!!!!!!よろしくおねがいしまああああああああああす!!!!(課金ボタンを押す)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?