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RSC マナリアW
構築
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イザベル融合で紅蓮の魔術を加えるまでにリソースが減り過ぎるので、スペル種類数7を達成する上で紅蓮の魔術込みの達成を積極的に狙いたくない。デッキ構築段階でなるべく種類を増やしておく事で無理して融合する事なくアルティメットマジックを打てるようにする。
以下デッキ採用カード(+最終的には採用しなかったが使用感の良かったカード2種)解説。
カード毎解説
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記憶の軌跡
1コスト1種類1ドロー、回復が非常に優秀。コストの下がったマギス石英にくっ付けたり、6PP時にマナリアクイーン・アン+魔力の複製+記憶の軌跡でプレイする事が多い。特に何もなければ2枚推奨。
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知恵の光
1コスト1種類1ドローが優秀。種類という観点ではイザベルから加わるので減らしたくなるが、融合先がない場合はトップから受ける前提でユニオンだけもらって進化を切る事も多いので、山上から受けやすくする為に3枚目採用。そもそもマナリアウィッチと1コストで山札を1枚掘れるカードは噛み合いが良いので基本的に3枚から減らしたくない。
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ナイフトリック
最終的に抜けたが使用感が良かったカード①
1コスト1種類1ブーストが偉く、1コスト1点も色々と器用に動きやすい。1コスト1点で相手の想定外からの盤面処理やリーサルを取れる事が優秀。
5ブーストして2コスト2点2ブーストとして使う事で遅れたマギス石英やルーニィをブーストしたりする動きも強力。
序盤の除去としても使う事ができるが、手札が減ってしまう点を考慮して不採用となった。被りも弱いので入れるとしても1枚までの採用に抑えたい。
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グランドブレイク
序盤の除去と山削りも去ることながら20枚以下の除去が打点を出しやすくしたり、盤面を作りやすくしたりする事もあり用途が多いカード。
山札が20枚前後で2コスト以下を破壊する時、山札が21枚以上でプレイするように気を付ける。
性能だけ評価すれば3枚採用したいカードだが、種類数を考慮して栄光の華・エレノアから加わる美麗なる術式をグランドブレイクの3枚目かつもう1種類として採用する事にした。2枚以上推奨、3枚でも良いカード。
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エンジェルメロディー
1種類、キャントリップ、1バフカード。
ハリケーンゴーレムとは違ってスペルなのでイザベルに混ざらないといった欠点はあるのだが、1バフはマギス石英ミストドラゴンの体力を4にする事で3点除去(ヴァーミン、教鞭バトラー、ルーニィ、セレス、清浄、カインドブライトなど)から逃れたり、アンの大英霊の体力を6にする事で5点ライン(アクセラレオネル、ミストリナ&ベイリオン、アンの大英霊、オーバーヒートデーモンなど)から外れる等の恩恵が大きい。
盤面の作り方を広げてくれるカードだが被りが弱いのとイザベルに混ざらない事を考えて採用するなら1枚までにしたい。
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決意の予言者・ルーニィ
4ブーストのフォロワー3点、7ブーストのリーダー3点どっちも強力で便利なカード。特にリーダー3点はフェイタルバーン+イクシードブラストの17点で足りない3点を埋めてくれる。
フォロワーという点がイザベルに混ざるのと、セレスト・マグナ下でも打点やスペルブーストとして使えるのが優秀。ネクロ対面ではセレスト・マグナをプレイされる前にルーニィ圏内に入れてルーニィで削り切るといったプレイや、ルーニィのスペルブーストでジオースをブーストしてちょうどミストドラゴンや光輝ドラゴン、ジオースまでブーストを貯め切る事でセレスト・マグナ連打を許さないプレイは頻出。
イザベルプランに寄った手札であれば早めに増やして7ブーストも視野に入れた択を取れると良い。
ドローよりスペルブーストが先なのでドロー先にスペルブーストがかからないので注意。それでも3枚から減らしたくない。
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マジカルリス
最終的に抜けたが使用感が良かったカード②
ルーニィと違ってドローが先なので、ドロー先にもスペルブーストされるのが嬉しい。
ハリケーンゴーレムと違ってスペルの種類にはならないが、7ターン目以降にマジカルリスのドローから入る事ができたり、2コストで他のフォロワーとくっつきやすい事から記憶の軌跡を打ちやすくなったりするのが偉い。
また、フォロワーでスペルブーストができるカードなのでセレスト・マグナ下でスペルブーストする事ができる貴重なカードであり、マジカルリスのブースト込みでルーニィやジオースをブーストしてライフを削り切ったり、ジオースからフォロワーを出してセレスト・マグナ連打を許さないようにする事も多い。
フォロワーなので最悪イザベルにも混ざる事から枠が余ったら採用を検討したいカード。ただスペル種類数に貢献しない事を考慮して最終的に不採用とした。
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栄光の華・エレノア
進化でユニオン、アルマジなどを増やしたりできる事からエレノア本体は魔力の複製の3枚目、ファンファーレで加える美麗なる術式をグランドブレイクの3枚目+スペルもう1種類として考える事ができる点、フォロワーなのでイザベルに混ざる点を評価して採用した。
ユニオンマジックを増やせる事で、アグロ対面にユニオンマジックを盤面除去+1種類として使いやすい。種類数が稼げている時にイザベルが1枚しかない時にもユニオンアルマジを増やす事でスペルウィッチとしての動きに寄せやすい。
また、ユニオンアルマジだけでなくネクロ対面でアレイスターを増やしたり、ビショップ対面ではマナリアクイーン・アンを増やしたりなど対面毎に強い札を増やしたり器用に動けるのもポイント。
グレアイザベル引いていない時の進化の切り先として優秀で、EPの使用先が増えるのでエレノアを採用するなら天外の片鱗の2枚目もセットで採用したい。
先攻2ターン目にテンポでポン起きしづらい(美麗なる術式が加わない)ので要注意。後手も1ターン目にグランドブレイクやナイフトリック等の手札が減るカードをプレイすると2ターン目にプレイしづらい。よって手札が減るカードと相性が良くないのでナイフトリックとは同時採用しづらいカードだと感じた。どちらかというとエレノアを評価していたので、ナイフトリックを不採用、エレノアをピン採用とした。
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マジックミサイル
1点出しながら1種類、山札を1枚掘れる(手札が減らない)のが優秀。フューチャービジョンやナイフトリックの1点と合わせての除去や、バリア剥がしなの細かい所で偉い。
種類数を稼ぎたい関係上、被っても2枚目は打ちたくないので1~2枚採用にしたい。
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フューチャービジョン
先攻なら3ターン目にプレイして2コスト2ドロー、後攻なら2ターン目にプレイして盤面1点を2回飛ばす事で除去として使いたい。
特に序盤から横並べで殴ってくるアクセラレートエルフ、連携ロイヤル、ラストワードネクロマンサー、ネメシス対面での後手の盤面1点が序盤の被弾を抑えてくれるのが優秀。また、清浄対面や機械ネメシス対面などゲームが伸びるマッチにおいて10ターン目5点込みでOTKを組めるのも強力。
フューチャービジョンがかかっている事を頭から抜けないように気を付ける。特にロックが有効なネクロマンサー対面でロック進行しそうなら打つのか打たないのか慎重に検討したい。
種類数を稼ぎたい関係上、被っても2枚目は打ちたくないので1~2枚採用にしたい。
被ってしまったら2~4と5~7で分けるか、遅いマッチなら3~5でリソースを繋いで2枚目は5点を期待できる8ターン目まで温存する。
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魔力の複製
序盤は山減らし、中盤以降はカード増やしに利用、終盤は2コスで山を2枚消して5枚以下にしながらフェイタルバーンやイクシードブラストを打つなどいつ引いても役割のあるカード。特に中盤にマナリアクイーン・アン(アンの大英霊で除去+盤面形成)+魔力の複製で盤面を触りつつイクシードブラストを抱えながらアン(イクシードブラスト)を増やす動きが強力。
性能だけ評価するなら3枚採用したいが、種類数やイザベルに混ざらない事も考慮して3枚目を栄光の華・エレノアにして2枚採用とした。
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レグニスロード・グレア
フェイタルバーン
進化する事で1コストでプレイしながら山札を4枚削ってフェイタルバーンを加える事ができる。
1コストで4枚消えるのは山札消滅効率が良く、早期に20枚以下にする事でフェイタルバーンを通して相手の選択肢を狭めたり、アングレアで強力な盤面を押し付けたりする事ができる。4枚デッキ消滅だけでなく1コスト8/7盤面押し付けも優秀。盤面を作ってくる対面は盤面が弱いうちにフェイタルバーンを打点として変換したり、こちらの盤面に相手を付き合わせて弱くした所でフェイタルバーンを刺すなど使い方を考えたい。
7ターン目グレアプレイ前までに山札を9枚以下にしておいてグレア進化フェイタルバーン+イクシードブラストの17点は再現性が高い動きとしてよく狙う。山札が効率良く削れていたり掘れている場合は7ターン目までグレアとEP1つを残しておきながらゲームを進行して7ターン目17点を狙いたい。
逆にフェイタルバーンに変換しておいた方が良い場合や、1コスト8/7押し付けで使った方が良い場合もあり、様々な使い方ができるが基本的にEPを使いながらプレイするのが強いカードなのでどのタイミングでEPとグレアを使うと1番強く使えるかを常に考えながらプレイできると良い。
いつ引いても強いかつ、このデッキのメイン進化先として使いたいカードであり、メイン打点の1つでもあるので3枚採用。
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マナリアクイーン・アン
イクシードブラスト
ファンファーレでイクシードブラストを加え、グレアと同様進化で4枚デッキを消滅できる。グレアと比べ、進化時PPは回復しない上にアンの大英霊は進化しなくても場に出るのでグレアに比べて進化する事は少ない。とはいえ進化時の2点2回復は5/5守護を立てながら回復したり、2点もセレスト・マグナ下での打点として使える点が優秀。
3コストで2面出る事から記憶の軌跡が打ちやすく、進化時2点回復と合わせての回復も見込めるのが偉い。
アン+魔力の複製で魔力の複製をイクシードブラストに変換しながら大英霊で盤面を触って山札を消す動きは山札を多く削りながらイクシードブラストを抱えられるのでリーサルを構える動きとして強力。相手が殴ってくるターンに合わせてアンの大英霊を守護として置く時に魔力の複製を合わせると継続して守護を貼る選択肢も取れる。
相手が殴ってくるターンが透けているならそれに合わせて守護を貼る、盤面を押し付ける際にも大英霊が出る事で3コスト2/3+5/5(守護)と瞬間的に盤面が作れるので、グレア進化や0コストマギス石英と合わせていつどのように盤面を作るのが1番強いかを考えるなど使い方を常に考えて強くプレイしたい。
イクシードブラストをプレイするには対象が必要なので、後半引いたマギス石英は混ぜたりプレイせずにイクシードブラストの的にする為に温存する場合がある。アン+魔力の複製→9PPアンと大英霊にイクシードブラスト×2で16点(進化込み18点は再現性の高いリーサルパターン。
単純にカードパワーが高い上にやれる事の幅が広く、このデッキのメイン打点でもあるので3枚採用。
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マギスの魔道士
スペルブーストする事で0コストやそれに近いコストで展開できる。早期展開が有効なのか、相手に合わせて盤面を作るターンまで温存したり、記憶の軌跡をプレイする対象として山上から軌跡を受ける為に温存したり0コストでいつでも使えるからこそ1番強く使える使い方を考えてプレイしたい。
基本的にエルフ、ネクロマンサー、ヴァンパイア対面は自身がトレードに参加する事で被弾を抑える事ができるので早期展開を狙う事が多い。
逆にネメシス対面はあて先を出すと相手のトレランスのコストを下げてしまうので、あまり早期展開を狙いたくはない。中盤以降に引いたマギスもノータイムで融合するのではなく、0コストドローとして使って山札を5枚以下にしたり、イクシードブラストの打ち先として残したりする事も多い。
いつどのように使っても基本強い上に最悪イザベルに融合できるので3枚採用。
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究明の魔術師・イザベル
ユニオンマジック
アルティメットマジック
紅蓮の魔術
運命の導き
ルーニィやアレイスター、マギス石英など被っても役割のある強いフォロワーも多いので、基本的には迷ったら混ぜない方が良い場合が多く感じた。知恵の光がスペル1種類としてカウントできていないなら知恵の光を融合で生み出すか考える。混ぜ先がいないならトップから知恵の光を受けると決めてユニオンだけもらって進化を切る事も多い。最速進化の時に紅蓮までもらうのは進化ターンのイザベル以外の選択肢やイザベル後の択が減っていて良くない印象。ただスペル種類数が序盤から稼げていたり、ロック進行しそうな時は盤面形成を放棄してマギス石英を混ぜてアルマジ2発を狙う。エレノアがある場合は多少無理して最速進化ターンに紅蓮まで加えてからイザベル進化。運命の導きまでもらって種類を稼いだ次のターンエレノアでユニオンを増やしてアルマジ2発。イザベル2枚引きの時は最速進化するイザベルからユニオンだけもらって2枚目のイザベルを5ターン目から融合し始めて7ターン目に紅蓮で7種類達成でユニオンアルマジに繋げて、8でユニオンアルマジに7ブーストルーニィをくっ付ける動きを狙いたい。
アルマジ2発を狙うスペルウィッチ気味の動きはルーニィのブーストが貯まりやすいので、回復された分をルーニィで押し込む展開になりやすい。また、アレイスターをアクセラで使用しスペル1種類としてカウントする事も多いので雑に混ぜないように注意したい。
また、進化権を切りたいフォロワーがそこまで多い訳ではなく、スペルウィッチ気味に動いている時は2ターン連続でイザベルに進化を切る事もぼちぼちあるので、2枚ある時もユニオン加えたイザベルを適当に混ぜないようにしたい。
アングレアを中心とした盤面形成や山札減らしを主軸としてゲームを進行している場合は相手の盤面が弱くなった所でフェイタルバーンを打ち込んでフェイタルバーンを1種類に変換しておきつつ、顔を詰めてアルマジをチラつかせて相手の選択肢を狭めたい。この時に紅蓮まで加えないと打点が足りないなら融合、回復が少ない相手ならイザベルを見せないようにする等考えられると良い。
ユニオンマジックの1コスト盤面オール2点は破格の除去性能なので、雑にアルマジに変換せず除去として抱えておく事も多い。ただ打点がギリギリの場合はユニオンターンに記憶の軌跡を合わせられて打点が足りなくなる場合があるので柔軟に判断したい。
アグロ対面ではアルマジを加えない状態でも除去としてユニオンをプレイしてトップから2枚目のイザベルを受ける展開もたまにあるので、大事にし過ぎないようにする。
序盤から殴ってくる対面は基本的に回復が少ないので、1回無理してユニオンマジックで除去→アルティメットマジック10点回復を挟む事でターンをもらって2枚目のイザベルやアングレアで残りの打点を削り切るプランも狙える。
アルティメットマジックを打つ事でライブラリアウト負けしなくなる点も忘れないようにしたい。
ラーがかかっていない清浄等は手札から打点も飛んでこない事が多いので、最大値を減らし続けても死なずにゲームを伸ばせる事がある。
また、アルティメットマジックを1発打っておく事で、終盤にアレイスター本体やアンを山札の枚数関係なくプレイしやすくなる。
ターンエンド直前0コスト運命の導きは次のトップにブースト札があった時に1ブースト得するので温存が定説ではあったが、イザベルの混ぜ先があって打点や種類的に紅蓮まで欲しい場合はイザベルを狙ってプレイする事がある。
また、ネクロマンサー対面ではセレスト・マグナをプレイされると運命の導きをプレイする事ができないので、6PP以降はすぐにプレイする。
5ブーストの運命の導きを次のターン開始時にプレイしようとすると招来で1コストにされて種類数が足りずアルティメットマジックが打てなくなったりする可能性があるので、余裕があれば6ブーストにしたり先に打っておく事も考慮できると良い。
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銀灰の星・アレイスター
このデッキ唯一の消滅効果+ドレインを持っている。消滅はネクロマンサーのラストワードを消したり、アミュレットビショップの壮麗なる隼を消滅させる事で結晶セレスト・マグナや金鉱アクセラ、再誕やヤテラントゥからリアニメイトさせないようにしたりするのが偉い。
アクセラや進化時に山札を消してくれるのもマナリアウィッチと噛み合っていて、アングレアで盤面を作る前のターンにアレイスターで山札枚数を調整したりする事もよくある。
本体はドレイン持ちでサイズも大きい為、ドレインで回復する使い方以外に空盤面で無視できない押し付けとして使える。
特にセレスト・マグナの返しにアレイスター本体で返す動きが強力で、イザベルに混ぜられる事もあり3枚採用。
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プリズムブライト・ジオース
スペルウィッチ気味に動いている時はもちろん、アングレアやマギス石英で盤面を押し付けながら動いている時に0コストでフォロワーを展開できるのが評価ポイント。道中にブースト数を調整する事で、アングレア盤面にミストドラゴンを合わせて相手の除去範囲を越えて面から点数を捻出したり、相手がセレスト・マグナをプレイする前のターンに光輝ドラゴンを合わせてケアするなどのプレイは頻出。ジオースのブースト数を考えなければならない分難しくなっているが、一方的に勝ちを押し付けやすくなった。最悪イザベルに混ぜられるのでスペル種類数に使用者が納得できれば3枚採用しても良いと思えるくらいにはパワーを感じたが、アングレアジオースどれも複数引きみたいな事故り方もするので、構築としてまとめあげるのが難しく時間が足りなかった。よって従来のマナリアウィッチに1枚だけ刺して中盤までに引いたら使うカードとして1枚採用とした。
マナリアウィッチにジオースを採用する観点でしか評価できなかったので、スペルウィッチにマナリアカードを採用するアプローチから考えるとジオース複数枚リストは構築としてもう少しまとまったかもしれない。スペルウィッチは今月プレイしなかったので不明。
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ハリケーンゴーレム
マジカルリスと違って記憶の軌跡が打てなかったり、消費できない土を出したりするがスペル種類数を1つ増やしてくれるカード。
終盤のリスはイクシードの打ち先になったり、フェイタルイクシードを打つ前にドロー(山札減らし)から入れるが、ハリケーンゴーレムアクセラにそこまで器用な動きはできないので中盤以降は余程種類が足りていないような場合を除いて基本イザベルに融合してしまって問題ない。消せない土を出す関係上、2枚引いてもプレイできず被りが全く耐えていないので採用するにしても1枚までに抑えたいと感じた。
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天外の片鱗
先攻で足りないEPを増やしてくれるカード。ターンエンド直前の0コスト片鱗はプレイしない事で次のターンのトップがブーストカードだった時に1ブースト得をする。また、0コスト1種類で相手のケア外からアルティメットマジックを打つ動きも狙える。7ブーストの天外の片鱗を次のターン開始時にプレイしようとすると招来で1コストにされて種類数が足りずアルティメットマジックが打てなくなったりする可能性があるので、ブーストが7か8か確認してターンを終える癖を付けておいて、7なら先に打っておく事も考慮できると良い。
また、セレスト・マグナを出されるとプレイできなくなるので、ネクロマンサー対面の6PP以降は打てるなら打っておく。
マリガン
知恵の光
先後問わず全対面1枚まで単キープ
グランドブレイク
対エルフ、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ネメシス後攻のみ1枚まで単キープ
フューチャービジョン
先攻全対面1枚までキープ
対エルフ、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ネメシス後攻のみ1枚まで単キープ
魔力の複製
先後問わず全対面1枚まで単キープ
レグニスロード・グレア
対ウィッチのみ先攻1枚まで単キープ
後攻全対面1枚まで単キープ
マナリアクイーン・アン
対ビショップのみ1枚まで単キープ
マギスの魔道士、石英の魔女
ネメシス対面はキープしない。マギスと石英を返す代わり2コストスペルを緩くキープ。
それ以外の対面には合わせて2枚までキープ。
横が2コストスペルの場合は合わせてセットキープ。
マギス1枚石英2枚の場合は
エルフ、ネクロマンサー、ヴァンパイア対面はマギス1枚石英1枚キープ
ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ビショップ対面は石英2枚キープ
銀灰の星・アレイスター
対エルフ、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ネメシス対面後攻のみ1枚まで単キープ
プリズムブライト・ジオース
ネメシス対面以外先後問わず1枚まで単キープ
天外の片鱗
対面問わず先攻のみ1枚まで単キープ
大局観
基本的なゲーム進行
進化ターン前後(4~5ターン目)までに引いたカードや山札の枚数から現状の手札がどのプランを進行しやすいかを判断する。また、そのプランだけでなく後に他のプランに分岐できるように受けを広く作りながらゲームできると良い。
マナリアプラン
山札20枚以下効果を使ってアングレアを含めた強力な盤面を形成し場残りしたフォロワーとフェイタルバーンとイクシードブラストを合わせて削り切るプラン
知恵の光や魔力の複製を複数枚プレイできていて山札の枚数が減っており、手札にアングレアが合わせて2枚以上あるならマナリアプラン進行
イザベルプラン
ユニオンマジックの除去、アルティメットマジックの打点と回復を連打する事により勝ちを狙うプラン
スペルの種類数を稼げていて、イザベルが手札にあるならイザベルプラン進行
早期盤面形成プラン
マギスの魔道士や石英の魔女を進化ターン前後に複数枚展開する事で相手の処理範囲を超えて盤面から打点を捻出するプラン
2ターン目までにマギス石英が複数枚引けており、コスト通りスペルも打てているなら早期盤面形成プラン進行
対エルフ
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アクセラレートエルフ対面
不利
・メインの勝ち筋
相手のリーサルをある程度割り切って自分の勝ち筋を相手より先に通す
序盤の盤面が残る事で継続打点として削られないようにグランドブレイクやフューチャービジョン、マジックミサイルやナイフトリック、アクセラアレイスターなど盤面に干渉できるスペルをなるべくプレイしてライフをなるべく高く保つのが重要。
アンの大英霊にエンジェルメロディーをくっ付けたり進化置きする事でレオネルに強くできるが返しで勝っていないと意味がないので、ある程度割り切って自分の勝ちを通しにいく方が良い認識。
対ロイヤル
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撤退ロイヤル対面
微有利
メインの勝ち筋
相手の6ターン目に合わせて盤面を押し付ける事で撤退を打って無理やりリーサルを探しにいくorミストリナ&ベイリオンをこちらの盤面に付き合わせるかの択にする
6ターン目にミスベイに顔を殴られないようにマギス石英を序盤から温存しておいてそれらも含めた横展開を押し付ける。8/7グレアや大英霊も絡めたアンを合わせられるとより良い。山札を20枚以下にしておきたいので、グランドブレイクの打ち先が出てきたらグランドブレイクを打って山札を削っておきたい。もしアングレアがない場合は最悪アレイスター本体を進化置きしておくと剣聖の一太刀がない場合に顔進化を防げ、アレイスターに5点が飛ばなかった時にミスベイを盤面に付き合わせる事ができる。
また、教鞭を打たれているとミスベイ横の3PPで3/4バトラーが除去として機能し、ミスベイに顔を殴られてしまうので、マギス石英を強く押し付ける為に序盤に教鞭を打たれていたら3/4バトラーをそれまでに引き出すようなターンを1つ設定して吐かせておけると完璧。
6ターン目に瞬間的に盤面を作る事で相手の盤面を強制的に弱くして、そこを場残りしたフォロワーとフェイタルイクシードでカウンターする事での勝利が再現性高く狙いやすい。
回復自体は少なく、アルティメットマジック連打も有効ではあるが守護を立てながらアルティメットマジックをプレイできないので、撤退の上振れに引かれやすく脆い部分もある。選べるような手札ならイザベルプランよりアングレアやマギス石英を強く使いながらゲームを進行したい。
連携ロイヤル対面
微不利
・メインの勝ち筋
序盤のライフカットを試合の最重要項目としてしっかり行う事でライフを高く保ち、アルティメットマジック1発で相手のリーサル圏内から外れながら相手の顔を詰めて、先に削り切る。
序盤のライフカットをユニオンまで使ってしっかりと行う。相手の回復手段がほぼないので、とりあえずアルマジで逃げながら削るのがかなり有効。ライフを高く保ち、相手が削り切るより先にこちらが10点削り切るような展開を目指す。余裕があればシークレットスキルを踏む用の0コストマギスor石英を用意しておくと良い。最悪アンで踏んで大英霊だけ出る形にする。
対ウィッチ
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マナリアウィッチミラー
・メインの勝ち筋
相手に先にアルティメットマジックを綺麗に打たせないような盤面作りをする。相手のフェイタルイクシードアルマジの枚数を把握しながらケアして先に削り切る
ルーニィやエレノア、マジカルリス等は相手のグランドブレイクやアレイスターの打ち先になってしまうので序盤はなるべくスペルをプレイして相手の除去スペルを腐らせていきたい。ただ、相手が持っていない事も多いので、パスするくらいなら割り切ってプレイして自分の勝ち筋をしっかり追っていく方が良い。
お互い中盤にフェイタルイクシードアルマジを抱えての睨み合いになる事が多い。
アルティメットマジックの返しにはアルティメットマジックで回復するしかない場合が多いので、先にアルマジを打たれないように常に盤面を作って返したい。最悪何もないようならアレイスター本体を進化置きしておく事でアルマジ2発+3点(紅蓮orルーニィ)のリーサルをドレイン込みで耐えられる。
アルマジを打つ時はグレアやアン、マギス石英などをくっ付けて盤面を作りながらアルマジをプレイする事で、相手がただアルティメットマジックで返すだけなら場残りしたフォロワーとフェイタルイクシードを合わせてカウンターリーサルを構えられるような状況にしておくのが理想。
フェイタルイクシードは終盤になると後から6コスト払って加えて打つ所までは持っていけない事が多いので、相手が何枚持っていて何が欠損しているかを把握しておく事が重要。相手がアルマジしか持っておらず、こちらフェイタルイクシードアルマジ持てているという状況はほぼ勝ち。ただルーニィの回復打点でライフがひっくり返る事があるので油断しない。
逆にアルマジがなく、フェイタルイクシードでリーサルを狙ってきている時は圏内にならないように毎ターン盤面を作り続ける事が大事。1発アルマジをプレイできているとアングレアやアレイスターを盤面展開でプレイしやすい。逆にイクシードイクシードでリーサルを狙ってきている時はライフ20を保ってイクシードイクシード+3点(紅蓮ルーニィ)で死なないようにしながら盤面を出さないようにしたい。
対ネクロマンサー
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ラストワードネクロマンサー対面
不利
・メインの勝ち筋
相手の動きから手札を読んである程度割り切りながら自分の勝ち筋を通す
常に相手が盤面を作ってくるので、フェイタルバーンが打点に変換しづらい。序盤からマギス石英で盤面を作りつつ山が掘れている状態ならフェイタルバーンや場残りフォロワーを打点にしやすく先に殴り切る事もできるが、そうでない事が多い。
進化ターン前後はスペルをメインにプレイして種類数稼ぎと山札を20枚以下に調整して、終盤になったらアングレアで盤面を作ってセレスト・マグナを置かせないようにしつつアルマジを構えて動く事が多かった印象。
アルマジを打つターンは空盤面になってセレスト・マグナをプレイされやすいので、そこにジオースのミストドラゴンや光輝ドラゴンを合わせるか、ルーニィやアン進化等フォロワー打点だけで削り切れるラインまで落としておくと勝つ事ができる。
最悪アレイスター本体進化で返してアレイスターとセレスト・マグナの枚数勝負になる事もしばしば。アクセラ使用も強く、アレイスターは何枚あっても困らないのでオミナスタイラント本体にアレイスター本体を合わせる時は複製を作って増やしたり、エレノア進化でユニオンアルマジではなくアレイスターを増やしておいたりする事が多い。また、アレイスターを投げ続けると山がなくなってしまうので打てるタイミングでアルマジを打っておく事も大事。
序盤はマギス石英が複数引けているならスペルをプレイしてコストを落としていきたい。ネクロマンサーの進化先は主に死門やセレスで1面しか触ってこないので、相手の進化ターン前後に横並べできると継続打点として殴り続ける事ができる。
マギス石英が引けているならスペルをプレイしてスペルブーストを優先した方が良い場合が多いが、ない場合に3ターン目アンやグレアをプレイする事で後3セレスをプレイさせないようにしたりする事もある。ただスペルの種類数が多く、イザベルも持っていてアルマジが早期に打てそうならセレスト・マグナを割り切ってアルマジ連打に試合自体を寄せる事もあるので柔軟に判断したい。
最初の進化ターンは2枚あるならアングレア、ないならイザベルに進化を切りながらスペルの種類数を稼ぎたい。この時点で相手のラスワカウント側早いようならロック進行で相手のラスワカウントを送らせて先にリーサル取る事を目指す。
相手のラスワカウントが早過ぎて普通にやっても勝たない試合にワンチャン勝ち筋を作るのがロック進行。ロック進行させられている時点で相当キツいので、かなり強気に割り切りながらプレイする。
ロック進行する際の勝ち筋はアルマジ+ルーニィが基本。ラスワ側の自壊が金鉱アクセラや再誕など何か出てくるカードしかないのを利用してボンフリやスカルドリーマーなど倒しても盤面が減らないカードのみ触りながらロックする。ルーニィのブーストを貯めながらスペルの種類を稼ぎ、ロック中に受けたダメージをアルマジで回復。ユニオンで破壊してしまった所にセレスト・マグナをプレイされた返しに残りをルーニィで削り切るのを目指す。
対ビショップ
イリスビショップ対面
有利
レリックゴッデスが完成するとフェイタルバーンが打点にならなくなるので、完成する前にプレイして打点と種類に変換しておく。
逆にイクシードブラストのあて先は無限なので、複製でアンを増やしてイクシードとアルマジ連打で削り切る。この時、恒久バリアを剥がす為のルーニィやアン進化、マジックミサイル等があると良い。
清浄ビショップ対面
有利
・メインの勝ち筋
清浄側が1ターンに回復できる量は限られているので8~10ターン目に打点をまとめて吐いて削り切る
バーンが少ないデッキなので相手の盤面を触れば基本的に被弾する事はない。顔で受けるターンと盤面を処理するターンを設定してゲームを伸ばす。余裕があればEP差を付けないようにして2枚目の清浄を置かせないようにする。
終盤に盤面ロックするとアクセラが外れず3回回復できない事も多い。中盤に盤面処理を意識して終盤盤面ロック気味に顔で受ける展開がベスト。
顔で受ける展開の時はフェイタルバーンが打点に変換しづらいのでイクシードとアルマジの連打にフューチャービジョンを合わせて削り切る。
アミュレットビショップ対面
有利
・メインの勝ち方
ヤテラントウとアルマジの殴り合いに持ち込んで先に削り切る。
盤面展開を押し付けて相手のやりたい事を妨害しながら自分の勝ち筋を追う。壮麗なる隼はアレイスターで消滅させてアレイスターから出ないようにする事で相手の打点が足りなくなる事が多い。
そこまで盤面を作ってこないので、フェイタルバーンが打点としてカウントしやすい。基本OTKはないので、アルマジを打ちながらフェイタルイクシードを抱えて打ち込むと相手側が受け切れずに先に削り切れる展開が多い。
対ネメシス
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機械ネメシス対面
有利
・メインの勝ち筋
トレランスをケアしながらベルフォメットの返しに削り切る事を逆算してプレイする。
トレランス以外でベルフォメットターンまで殺される事は基本ないので、ベルフォメットの返しに確実に勝てるように分割リーサルを目指す。
ベルフォメットターンにフェイタルバーンは打点として換算できないので、イクシード×2+紅蓮orイクシードアルマジ紅蓮を狙う事が多い。フェイタルバーンは相手の盤面が弱いターンに打点と種類に変換しておくのが重要。共鳴ネメシスよりは回復手段も多いが、9ターンと猶予があるので打点に余裕を持ってゲームを進行できると良い。
また、トレランスケアで盤面を空で返し続けるのが基本ではあるが5~6ターン目に8/7グレア+アン+大英霊+αの盤面が作れるなら相手の処理範囲を越えている事がほとんどなので狙っても良い。
共鳴ネメシス対面
有利
・メインの勝ち筋
マグナゼロの返しで勝つ。勝てるように逆算して動く
マグナゼロが7ターン目に飛んでくるのでそれの返しに絶対に勝たないといけない。猶予がないので手札がマナリアとイザベルどちらに寄っているかを早期に判断して20点を組み上げたい。機械ネメシスと比べて猶予がない分、回復はエナジーサプライヤーと記憶の軌跡くらいしかない。また、8/7グレア+アン+大英霊+αの盤面は相手の処理範囲を越えているので、その盤面を作れれば残ってほぼ勝ちの状況に持っていける。
終わりに
様々なプランを選べるパワーの高いデッキだからこそプレイやマリガン、構築を詰めるのが難しく、タイムスリップが1ヶ月しか来ない事の短さを実感した。
特に自分の違う考え方で択を選ぶ人との議論は学ぶ事も多く、自分の考え方や択の選び方が広がるのを実感して充実した時間だった。
来月が最後のタイムスリップローテーションになるかもしれないが、最後まで熱量高く取り組みたい。ここまで読んで頂きありがとうございました🙇♂️
また来月のnoteでお会いしましょう
2025/02/28 山下七海