【手帳のはなしvol.1】目標を立てるのが簡単になった

こんにちは！
今日は、1月後半から導入している「手帳」についてのお話しをしたいと思います。このnoteは、プリズムテック代表かずはさん（@osake1st）と手帳をテーマに議論させていただき、それをもとに作成させていただいております。いつもありがとうございます！（お話しをしたのは4月6日。noteをあたためすぎました…笑）

かずはさんと手帳について語る会をさせていただいたんですが、手帳について話すって、つまり自分について話すってことなんだな～～～と思いました。
なんて生活や想いに近いツールなんだ、恐ろしいぞ手帳…

ちゃんと可愛がってあげなきゃ…🥺

— なるみ｜プリズムテック (@763community) April 6, 2021

今わたしが使っている手帳は、「フランクリンプランナー」というものです。書籍『7つの習慣』の実践をおこなう手帳です。

システム手帳で理想の人生計画を立て、実現するフランクリン・プランナー｜フランクリン・プランナー

手帳をはじめたきっかけ

フリーランスになってから紙の手帳をやめた私。タスク管理やスケジュール管理はGoogleカレンダーなどオンライン上のツールを使っていました。そんなわたしが紙の手帳を使用し始めたきっかけは、プリズムテック代表の一葉さんが手帳を始められた話を聞いていて、「タスク管理やスケジュール管理しかできないデジタルツールとは異なり、「全体（月や年といった大きな単位）を簡単に俯瞰できる」「〇〇というスケジュールが入っていた、という事実だけではなく、そのときの想いや考えを書ける」「未来の自分に向けてのスケジューリング・計画ができる」というところに惹かれたことがきっかけでした。

日々の「記録」や「管理」だけを行っていたところから、もっと自分の生き方を考えるために手帳というツールを活用したい、と思ったのです。

はじめに実感した効果は「目標の立て方」

手帳の効果をはじめに実感したのは、所属するプリズムテックでの定例会のタイミングです。プリズムテックでは週次で定例ミーティングを行っているのですが、その中でも月が切り替わるときには、「先月の目標の振り返りと今月の目標の発表」があります。この「目標を立てる」という部分において、大きな変化を感じました。

（１）目標が自分に必要な行動指針になった

正直わたしにとって目標というのは、「立てろと言われてから立てるもの」でした。なんとなく抱いているのですが、それよりも毎日の作業をこなすことが優先だったため、いざ目標を立てるぞ！という場面になっても、自分の中にある本当の課題感や目指したいものというところまではたどり着けず、すごくわかりやすく今困り事として感じていること・あるいはよく指摘されることや求められていることをそのまま目標にしてしまいがちでした。加えて、目標を外に発表する際には「一般的によいと思われる」目標を掲げがちでした。

それがすべてではないですが、以前は「立てなきゃいけないから目標を作った」「人に発表するものとしての目標を作った」という＜目標を作っていた＞ところがどこかあったのかなと思います。作った目標は自分に定着しないため、立てっぱなしになってしまっていて、振り返りも形式上のもので終わることもありました。目標を意識した日々の行動ができていたか、と問われると正直なところ、NOだったと思います。

手帳を記入していくことは、自分の考え・思いを日々言語化する行為の積み重ねです。日々の言語化を重ねていることで、「自分自身が何を大事にし、何を軸にもっている人間なのか」「こうなりたいという姿に対し、近づいていくために今月すべきことは何か」という視点がもてるようになり、目標が自分自身にとってすごく大事なものとなりました。

手帳を始めてからは、目標が自分自身にとって必要で重要な存在となり、自分のその月の行動指針となるコンパスのような存在となりました。また、手帳を開くことで日々目標を意識することができ、「掲げっぱなし」で終わることのない生きた目標になっています。

日常的に自分の言葉で振り返りをしているので、プリズムテックの定例会内で月次で目標を振り返り次月の目標を発表していますが、特に「どうだったかな～」と振り返りの時間を改めてもち、うんうん悩む必要もなくなりました。

（２）単発的な目標ではなく、ステップを踏める目標になった

以前は目標を立てる際、「今の困りごとを解決するため」「目に見えてわかる自分の弱点を解決するため」の目標になりがちでした。例えば、＜姿勢に気を付ける＞＜ゆっくり喋る＞など。これは「できた・できない」で単純に判断されるような目標。そして、できた・できないからと言って、それを踏まえた次の目標を立てづらい（立てる必要のない）、短期的・単発的な目標でした。

手帳を使い始めてからは、短期的・単発的な目標の連続というよりは、大きな視点・中長期的な視点から1か月単位に落とした、定点観測的な目標が立てられるようになりました。目標は、毎月立て直すものではなく、月次でアップデートしていくものに変化しました。自分自身が向かいたい方向・ありたい姿を目指し、階段をのぼっていっていることが実感できるようになりました。

「掲げちゃった」目標は、振り返るときに「しまった、全然意識していなかったけどとりあえず〇×で評価しておこう」となり、次にはつながりませんが、手帳を使い始めてからの私の目標は自分が自信をもったり、成長したことを実感したりするための今の目標が次につながるツールになりました。

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というわけで、迷わず立てた4月の目標を決意としてこちらにも載せておきます！皆さんの目標も教えていただけたら嬉しいです☺（もう6月だぞ、というツッコミは心に秘めていてください）