【代表と語る:後編】プリズムテック2020年の振り返りと2021年に向けて
こんにちは。プリズムテックコミュニティサポーターの植田成美です。
年が明けて皆さん仕事初めを迎えられた頃でしょうか💡昨年中に後編が更新できず、仕事初めと共にこのnoteも公開することになりました!お待たせいたしました。
さて、このnoteでは、プリズムテック代表であるかずはさんをお呼びし、2020年を振り返り2021年に向けてのお話しをインタビュー形式で語っていただいています。今回は、後編です。前編をまだお読みでない方は、こちらよりどうぞ。
それでは、本編スタートです。
話し手:小倉一葉氏(プリズムテック株式会社代表取締役)以下かずはさん
聞き手:植田成美(プリズムテック株式会社コミュニティサポーター)以下なるちゃん
【クライアントワークを振り返って】
――コミュニティマネージャーを「企業がクライアントと一緒につくるファンクラブ的なものを運営する仕事」と言い換えることも。この1年でプリズムテックとしてやってきたコミュニティ支援のクライアントワークをご紹介いただけますか?
かずはさん:
ウイングアーク1stのコミュニティ「nest」は、製品を使っているユーザーさん向けのコミュニティ。社外のコミュニティマネージャーの立ち位置として担当しています。これまで、規模の大小を混ぜると年間60本を超えるマーケティングイベント、コミュニティイベントの企画、ファシリテート、当日イベントの運営を行いました。2020年はイベント・コミュニティ全体がオンラインシフトし、試行錯誤した年でしたね。
クライアントさんから言われてハッとしたのは、『コミュニティ運営に関わる人が社内だけだと閉じた世界になってしまうから、社外でコミュニティに想いがある人がコミュニティマネージャーをやってくれるのは意味があることだよ』という言葉。同時に、企業内にはコミュニティ経験ある社員がほとんど居ないと聞きました。好きで自然に動けることが仕事になるんだ、と実感しました。最初は好きなことをし過ぎていて、これでお金をいただいているのが不思議で仕方が無かったです。少し不安なくらいでした。
しかし、やるからにはコミュニティ運営を極めるぞと意気込み、まずは自分自身もクライアントさんのファンになって企画に入らせてもらっています。逆に、好きになれない、共感出来ない会社やプロダクトには絶対に関わりません。
会社のカルチャーや中にいる人の才能を掘り起こして、登壇・発信してもらい、ステージを作ることが醍醐味だと思っています。自分の好きなものを何としてでもたくさんの人に知ってほしいって、エゴも混じっています。笑
コミュニティマネージャーとしてのタスクは多岐にわたります。朝から晩までコミュニティの皆さんと情報交換をしつつ、どうやったら次のフェーズに進めるのかをコミュニティのみなさんと話し合って進めています。
──現在プリズムテックは、コミュニティ支援事業のほかに、SNS運用や新規事業立ち上げの企画・支援をチームで行っていますね。
かずはさん:
2020年はSNS支援事業は大きかったね。この一年で、ファンとつながる・ファンを増やすようなSNS支援、TwitterとInstagramの運用を目指してきました。SNS支援事業は、主になるちゃんにディレクションしてもえるようバトンタッチして進めてきました。業務を通じてチームが成長したし、もともと得意だったものを実績にできることで自信にもつながりました。チームを鍛える場としてSNS運用支援事業は続けてきてよかったと思っています。コロナ禍の中でも、SNS支援の需要は消えなかったと肌で感じたのも大きかったですね。
──コミュニティ支援事業を行っているプリズムテックだからこそ、SNSを通してファンとつながる価値・口コミをもらう・広げていくことの価値がわかると思っています。SNS運用支援事業に自信をもって取り組むことができました。
かずはさん:
本当にその通りだと思います。だからこそ例えば「フォロワー〇人って本当に大事?」といった問いを立てながら、目的をもってSNS運用ができていると思います。
──クライアントワークに関して、重要なこと・大切にしていることは何でしょう?
かずはさん:
今は、お客さんの目標達成に向けて、伴走すること。
目標達成について、特にコミュニティだとすぐに結果に出づらい面や、売上に直結しているか見えづらい面があります。それでも、マーケティングの意味合いでコミュニティを活用していただくなら、お客さんからコンテンツを作ってもらうような施策を考えてみたり、今まで取り組んだことのないようなものを提案していく。そして、提案するだけではなく、自分たちでひとつの例を作る・手を動かしてやる支援をプリズムテックはやらせていただいています。
マーケティング的な視点で見ると、場合によっては手弁当感もあるかもしれない。きれいに整った完成品ではなく未完成な状態かもしれないけれど、コミュニティがその状態にあるのは悪いことではないと思っています。
どんな形であれ、企業とユーザーさんがつながる場を作り、今よりもっとエンゲージメントが高くなるような施策・企画を心がけています。
前職時代 営業を担当していたときは、〇〇会社××部門のAさんというように、「対企業」として見ていました。コミュニティに関わり始めて、その人自身が個人として会社でどのようなゴールをもっている人なのかをもっと知りたくなりました。その方がこのコミュニティで目標達成させるために、どのように光る瞬間をつくればいいんだろうと考えて、提案に反映させるようにしています。
──来年の年末は、どんな姿でありたいと考えていますか?
かずはさん:
今年一年(2020年)は生き延びることだけ考えていました。オンラインシフトだったり、新しい事業立ち上げだったり、インターンを迎えたり・・・、新しいチャレンジはあったものの、「守るぞ!生き残るぞ!」というサバイバル意識がものすごく強かったと感じています。
2020年を振り返って、自分たちがこの環境の中で生き延びられると分かったし、1年間でできることがめちゃくちゃ増えたと感じていて、だからこそこのパワーで「来年は新しい挑戦ができる!」と思っています。
これからもオンラインで繋がり続ける工夫をしながら会社を大きくしたい、プリズムテックの行動指針を反映しているサービスを作りたい、一消費者として自分たちも楽しめるサービスを作りたいと思っています。
──プリズムテックでの新しい挑戦はメンバーである私自身もとても楽しみにしています。2021年も自分ができる役割を全うして、前に進んでいきたいです!
かずはさん:
ありがとう!自分自身もリーダーとして経営者として成長しなきゃと思っていて、それは、今年一年(2020年)なるちゃんに助けられたからという部分も大きいです。なるちゃんに関していうと、サポーターとしてわたしを支えなきゃいけないし、同時に、インターンの諒ちゃんを引っ張ってくれようと頑張っていました。業務の中での成長はもちろん、プリズムテックの植田成美として成長したんだろうなと思っています。正直、2020年にここまでできると思っていなかった!
だからこそ、在籍するメンバーが働きやすい環境にしたいと思っています。属人的になりすぎない前提ですが、同じ志をもってプリズムテックを進めたいという想いは大事。意思決定は人にしかできないし、人を成長させるのは人と役割だと思っています。それが実感できたこの1年でした。
会社を大きくするためにはメンバーの存在は必要不可欠だから、「プリズムテックはこうあるべきだ!」とそれぞれが思ってくれたら嬉しいな。スキルは切り売りできるし、プロフェッショナルを名乗るためにはスキルアップはもちろん大事。だけどコアになる想い、意思決定の部分は大事にしたいから信頼しているメンバーに託したい。それは一朝一夕ではできないですよね。この1年を通してなるちゃんがそれを深く考えてくれていたんだなぁと振り返って感じています。
──ありがとうございます!やってきたこと、そして、これからを、一緒に話す機会をもつってやっぱり大事ですね。この1年での自分自身の成長を実感できました。2021年もどうぞよろしくお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
このnoteが皆さんの2020年の振り返り、そして、2021年に向けての目標などを立てるきっかけになっていたら嬉しいです。
今後のプリズムテックも、どうぞあたたかく見守っていただければ幸いです。
コミュニティ立ち上げ・企画・運営に課題を感じている・お困りごとがある方は、プリズムテックへお気軽にお問合せください。
関わってくださったすべての方に感謝いたします!
それでは、皆さま本年もどうぞよろしくお願いいたします。