大学生活が髙橋優太の場合
山形からこんにちは⛰
髙橋優太という大学4年生です。
もう1週間少しで社会人になるみたいです。
タイミングもちょうどいいなってことで僕の大学4年間の軌跡を文字にしたいと思います。
この記事では内容を分かりやすくするために、4年間を1年ずつに区切り、かつ、それぞれの年に「その年を飾る漢字」をあてがってお話しします。その名も『大学生四字熟語』です。
早速僕の『大学生四字熟語』を発表しましょう。
こちら‼️
大学1年生の1年間を漢字で表すなら「好」!
大学2年生の1年間を漢字で表すなら「声」!
....
といった具合です。
さあ、それでは基本的にはふざけつつ、でも、大切にしていることや出来事は真剣に、僕の4年間を振り返っていきます。
さあ!どんなワクワクが待っているのでしょうか!ご覧あれ!✨
🟣好〈大学1年生〉
絶望。最悪。悪夢。
ご察しの通り、我々2020年度入学世代はコロナぶち当たり、何もできない、させてくれないの「最悪の世代」と言えます。
僕は地元山形県米沢市を救うべく地方創生を学びに大学へ進んだのですが全く地域のイベントが開かれません。
一人暮らしの部屋は寂しすぎて2週間で緊急脱出。実家に戻り本当に何もない日々を過ごすことになりました。
ただ漢字の「好」の通り、好きなことに集中できた1年間だとも言えます。
特にコロナ禍で熱中していたのは「アニメ」でした。物語とか作画とか、もちろん好きなんですけど、それよりも陶酔していたのは「声優さん」の存在です。
「あ、俺も声優なりたい」
元々、中学時代、放送委員長をやっていたり、高校時代では合唱部だったりとその他でも「声」に近い場所にいた自分にとって声優という職業に憧れるのは必然だったのでしょう。
思い立ったらすぐ行動する髙橋なのでボロボロの滑舌を矯正すべく発声練習や口の中の動きなどを毎日勉強していました。
その中でも「外郎売」という5分ほどの読みものは今日まで3年半毎日練習しています。
(計算したら外郎売を読むのに使っている時間がこれまでで累計4日と10時間ほどであることが判明し、若干引いています。)
その努力は実を結びました。
コロナ規制が緩くなってきた夏頃、サッカースタジアムで地域系のイベントがありました。
そこで観客3000人の前でハーフタイムナレーションをする機会や小さなブースでイベント司会をする機会をいただいたのです!
全力を出し切った結果、山形のフリーアナウンサーの方に声をかけられてこう言われました。
『声の仕事、興味ない?』
僕は二つ返事で連絡先を交換しました。
とはいえすぐに仕事をもらえることはなかったのですが、どうしても声の仕事をしたかった僕は何度も仕事がないか連絡をし、その時を待っていました。
(今考えると流石に連絡しすぎだったので己の頭をしばいておきます)
🟡声〈大学2年生〉
遂に仕事がもらえました!
それは「ラジオパーソナリティ」でした。
内容は2時間の生放送。山形市のローカルラジオのひとつの番組を毎週月曜日担当。放送機材をワンオペで動かし、内容も自分で決めて、メッセージを集め、メッセージを読んでお返しして、ニュースや天気予報、地域のお知らせなどを読む....
本当に素人がやっていいのか戸惑うほどの仕事でした。
これを4年生になるまでの2年間続けていましたが最初の頃は2時間の放送内容を準備するのに5時間はかかっていましたね😇
とにかくあの時期は毎週のネタ探しのために必死に毎日を生きていました...。
ただ、こうも思いました。
自分らしく生きるの楽しいな。
そんな中、起業にも興味が出始めました。
「声」を使ったアイデアを仕事にできないか。
スクールに通いながら考えたのがこれ。
自分の「好き」を並べて、
誰かが見て、
聴いて、感じて、
それだけ。
評価しない、
されないSNS。
結局、自分は起業して人生をほとんど仕事だけに染める勇気がなく辞めてしまいましたがいい経験でした。
(誰か実現してくれないかな)
その他にも大学2年生では自分の好きな「声」を使う活動をたくさんしていました。
楽しかったのですが緊張や期待からのプレッシャーでかなり落ち込んでいた時期でした。
ある日オンラインのミーティング終わり、ベッドで寝ようと仰向けになっていると体がこわばり、なぜか勝手に笑っていて、涙が出て、眠れなくなった夜がありました。危険信号だったんだと思います。
あぁ、無理してる。
まずは自分を大切にしないと。
そんな学びがありましたね。
ここまで読んでくださってるあなたも、人生は自分がいないと成り立たないのですから、自分を1番に大切にしてほしいです。
🟠繋〈大学3年生〉
先ほどの起業の練習として始めたのが「イベント運営」でした。
まさか当初はその中で出会える「ご縁」が楽しくて起業をほったらかしにイベント運営を続けるなんて思わなかったですけどね🤤
イベント名は「ZENTOMO」
日本全国の大学生が本当に会いたいと思う友達をオンラインでつくって欲しい。
そしてコロナが明けたら会おう。
そんな想いで生まれたイベントでした。
またこのイベントきっかけで始まったのが
「出会いな祭(さい)」という対面イベント。
ZENTOMOで出会った横浜の友達と、地元の山形県米沢市でイベントを開く。
なんとも不思議なご縁。
同じ想いがあったからこそ実現しましたがやっぱり不思議です。
誰かが繋がって人生が変わる
きっかけを与えるのって楽しい。
この3年生編を読むと「髙橋は誰かと協力して何かをすることが得意なんだな!」という印象を受けますが全くそんなことはなく、
むしろ「1人でやった方が楽だし上手くいく」という強めの思想を持っていました。
「誰かと何かをする」ということ。
この旨みを知れたのはあの頃付き合ってた彼女の影響が大きかったなと振り返って思います。
時系列順に写真を眺めていくと、どんどん写真に「人」が増えていった時期だからです。
「誰かと何かをする」ということは、
結果や成果が大切なのではなく、一緒に共創している時間が尊いのだと学んだのです。
ありがとう。
またその子からは海外へ目を向けることの素敵さを教えてもらっていたのだと最近気が付きました。
だから応募したのでしょう。
世界一周コンテストDREAM2023
このコンテストへの参加は大学4年目の生き方を大きく決めた大切な思い出です。
コンテストの内容を超簡単に説明すると「世界一周の夢」と「己の夢」を掛け合わせてプレゼンするといった具合です。
僕は皆さんの応援のおかげでセミファイナルまで進むことができて福岡でプレゼンする運びとなりました。
結果は、負けました。
割と勝つ気満々だったので悔しかった。
なによりこれまで繋がった沢山の人たちの期待に応えられず悔しかった。
人生で1番応援された経験だったから。
でも得られたものが沢山ありました。
それはコンテストで出会った仲間、そして「旅人ってカッコいい」という気付きです。
なんだかわかんないんですけど、旅を全くしてこなかった自分からしたら「旅人」という存在がとんでもなくカッコよく映ったんですよね。
負けた瞬間にステージの上で決めました。
よし!ヒッチハイクして帰ろう!
急に決めたので福岡から山形までとはいきませんでしたが三重→東京まで、ガッツリ2日かけて初ヒッチハイクをかましました。
そしてラジオで宣言したのです。
「夏にスイス行ってきます!」
🔵旅〈大学4年生〉
この1年は本当によく旅をした。
「旅」といっても2通りの旅です。
それは「思考の旅」と「足を使う旅」です。
(後者は普通に旅したってことです🙃)
思考の旅。
本当によく、考えて、考えた1年間でした。
就活や彼女との別れ、ラジオ引退など様々なことが重なってたくさん考える時間ができたのです。
「幸せってなんだろう」
「愛ってなんだろう」
「なんのために生きたいのだろう」
たくさん本も読みましたし、たくさん話しましたし、悩みました。日記の文量も例年より増えてた気がします。
僕の就活は最終的に2社に絞られました。
「入社したら確実に『これまでの幸せ』を享受できる会社」と「入社したらどうなるのか分からないワクワクする会社」でした。
結果、僕は後者を選びました。
幸せを考え抜いていたなら前者を選ぶ方が自然だったはずですが、僕は思考の旅をしている間に気付いたのです。
「考えること」自体が好きなんだ
僕はその会社でどうしたら幸せに働けるのか、チームプレーとは何なのか、なぜ働くのか...(etc)考え続けたい、それを発信したい。そう思っています。
そわそわしております。
さあ「足を使う旅」の話もしましょう。
行き先はスイス。一人旅。バックパッカー。必要資金60万。
9月のフライトまで必死こいてバイトをしていました。
(世界一周コンテスト(3月)の時点で所持金は“ガチで”1万円もありませんでした)
節約のために朝飯を抜いたり、高い食材を使わず低栄養の自炊ばかり、でも体力がいるから毎日歩きまくる。
そんな生活のせいです間違い無く。
免疫0の髙橋はスイスへのフライト5日前にインフルエンザに罹患しました。(泣)
もともと2週間の旅の予定を1週間に縮め、涙の一人旅のスタートでした。
最高でした。
見たことない景色。憧れの景色。
ゴタゴタの英語でできた友達。
お腹を絶望的に破壊するチーズ料理。
旅っておもしろい。
予定はかなり変更され、60万円の大出費になったり、帰国後もお腹が痛くて2日間寝れなかったり、ドイツにも行きたかったけど行けなかったりしましたが、最高でした。(本当ですよ)
この旅の学びは、
もっと気楽に楽しもう!
“More” take it easy!
マジで人生何とかなるんだなって思います。
捉え方次第でずっと幸せです。
人生を幸せな時間で満たしたいです。
帰国後、やっぱり沢山旅をしました。
ネパールの話については是非こちらも読んでみてください。大切な学びになりました😌
そうしている間に「表現」することが大好きなことを思い出します。
絵とか言葉とか声とか歌とか...
大人になっても続けていきたい営みです。
あとがき
僕に起きた全てのことを全然書ききれてないのですがいったんはこれで締めとします。
もっともっと伝えたいことがあるのでゆっくり時間が取れる方は是非話しましょう。
そしてあなたのことも教えてください。
ここまで読んでくださったあなたなのだからお互いの話を肴に飲み明かすことだってできるでしょう?🌛
本当に素敵な人生を歩ませてもらってるって振り返りながら思いました。
これからもきっと皆さんのおかげで、そして自分次第で幸せなんだろうなと思います。
本当にありがとう。
最後に僕が4年間を通して心に宿している決意を表明して筆を置きたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
俺のために、
誰かのために、
「幸せ」とは何か考え続ける。
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