ビジネスにおける優先順位の付け方:K氏のケースから学ぶ行動経済学の知恵
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こんにちは
税理士でビジネスマインドカウンセラーの
山内新人です。
2度の心停止からの奇跡の復活・8%の男、
2度の心停止を経験したからこそ、
伝えられることがある!
あなたの成長に貢献し、企業とその経営者に
寄り添い達成することに全力を尽くします。
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今日は、私のビジネスパートナーK氏からの
相談についてお話しします。K氏は、昇進後、
自分の業務と直接関係ない依頼が次から次へと
舞い込むようになりました。同僚や会社全体の
ために働くことは大切だと理解しているものの、
そのせいで自分の本来の仕事に集中できない
状況です。
今回は、このような「頼まれると断れない」
問題を行動経済学の視点から分析し、どのように
優先順位をつけるかについてアドバイスを
お届けします。
□■━━━━問題の背景とK氏の悩み━━━━■□
まず、K氏の状況を整理しましょう。彼は
昇進後、さまざまな依頼を受けるようになり、
次第に自分の本来の業務に支障をきたすように
なっています。K氏は優れたチームプレイヤーで
あり、同僚からの頼み事を断ることに抵抗を
感じるタイプです。そのため、自分の仕事が
後回しになってしまい、結果的に
フラストレーションを感じているのです。
□■━━━━行動経済学における
「現状維持バイアス」━━━━■□
ここで、行動経済学の「現状維持バイアス」
という概念を取り上げます。このバイアスは、
現状を変えることが不安定に感じられるため、
現状を維持しようとする心理を指します。
K氏の場合、周囲から頼まれたことを断らずに
受け入れてしまうのは、この現状維持
バイアスの影響を受けていると考えられます。
つまり、K氏は「今まで通り断らない方が
リスクが少ない」と無意識に判断しているのです。
□■━━━━━優先順位をつけるための
具体的な手法━━━━━■□
それでは、どのようにしてK氏が優先順位をつけ、
効率的に仕事を進めるかを考えましょう。
ここでは、行動経済学を応用した3つの
ステップをご紹介します。
1. 「緊急 vs 重要」のマトリックスを活用する
K氏が直面している依頼の中には、緊急では
ないけれど重要なもの、逆に緊急だけど
重要ではないものが混在しているはずです。
これをアイゼンハワーマトリクスというシンプルな
フレームワークに当てはめて整理します。
2. 「ノー」と言う練習をする
断ることが難しいと感じるK氏には、小さな
「ノー」を言う練習が効果的です。例えば、無理な
お願いをされたときに「今は難しいが、後で
手伝うことは可能かもしれない」という柔軟な
回答をしてみると良いでしょう。
3. 自分の「限界」を明確にする
K氏はどこまでが自分の業務で、どこからが
「手伝い」なのかを明確に区分する必要があります。
この境界線をはっきりとさせることで、他者との
コミュニケーションがスムーズになり、自分の
仕事に集中できるようになります。
□■━━━━━具体的なケーススタディ━━━━■□
例えば、K氏が自分の仕事に集中したい日に、
同僚から「会議の資料を作って欲しい」と
依頼されたとします。この場合、K氏は次のように
対応することが考えられます。
1.緊急性と重要性を確認する:その資料がすぐに
必要なものかどうか、またK氏がそれを作る
必要があるのかを確認します。
2.柔軟な対応を提案する:「今すぐは対応
できませんが、来週までにお手伝いすることは
可能です」といった形で、断らずに時間を
調整することで、相手の期待に応えながらも
自分の仕事を優先できます。
このように、行動経済学の知見を活かしつつ、
無理なく仕事のバランスを取ることが可能です。
□■━━まとめ:希望を持って
取り組むためのメッセージ━━■□
K氏にとって重要なのは、自分の仕事と他者の
依頼とのバランスを取り、適切に優先順位をつける
力を身につけることです。行動経済学の視点を
取り入れることで、無意識のうちに感じる
プレッシャーや不安を軽減し、自分にとって最善の
選択ができるようになります。
自分を大切にしながら周囲に貢献するためには、
適切な「ノー」と「イエス」を使い分ける力が
重要です。このスキルを磨くことで、K氏はさらに
成長し、より充実した仕事人生を送ることが
できるでしょう。
明日からでも実践できる一歩を踏み出してみて
ください!
このアドバイスが、あなたやクライアントさんの
成長につながる一助となれば嬉しいです!
何か気になることがあれば、いつでもご相談
くださいね。
□■━━━━━━━━問い合わせ先━━━━━━■□
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