【税金Q&A】売上計上に検収基準は認められるか?
おかげさまで ありがとうございます
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こんにちは。
税理士の山内新人(やまうちあらと)です。
2度の心停止からの奇跡の復活・8%の男
2度の心停止を経験したからこそ、
伝えられることがある!
企業とその経営者に寄り添い、成長のお役に
立てることに全力を尽くします。
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こんにちは、今日は売上計上の基準について
お話ししましょう。精密機械などの製品を
販売する会社の皆さん、売上を計上する
タイミングについて迷われたことは
ありませんか?例えば、
「出荷時点で売上を計上するべきか」
「相手方の検収が完了したタイミングで
計上するべきか」といった点です。
□■━━━━━━検収基準は税務上
認められるのか?━━━━━━■□
まず、税務上、棚卸資産の販売については、
基本的には「その引渡しが完了した
事業年度の収益」として売上計上を行います。
この「引渡し」のタイミングは、商品や
販売条件によって異なるため、
ケースバイケースで判断されます。ですから、
特定の商品は「検収基準」で、それ以外の
商品は「出荷基準」で売上を計上しても、
税務上継続して適用していれば問題ありません。
□■━━━━━━━━解説━━━━━━━━■□
1. 検収基準を採用するための合理性
売上計上には「出荷基準」「納品基準」
「検収基準」がありますが、検収基準は他の
基準に比べて最も遅く売上が計上される
タイミングです。そのため、税務上、
検収基準を採用するには
「なぜ検収基準が必要なのか?」という
合理的な理由が必要です。検収基準を
使うことで「不当に課税を遅らせて
いるのでは?」と疑われないように、
検収の必要性や正当性を説明できることが
大切です。
2. 検収が重要なファクターとなっているか
検収基準は、相手方が納入品を確認し
「検収完了」となることで売上計上の
基準とする方法です。例えば、
精密機械のように、製品の精度や性能が
重要で、相手が検査をして合格となって
初めて購入が成立するケースでは、
検収基準が合理的です。逆に、検査で
問題がほぼ出ない製品の場合は、
検収完了をもって売上計上を遅らせる
ことには合理性がないと言えます。
□■━━━━━━━━まとめ━━━━━━━━■□
売上計上の基準はビジネスの信頼性と税務の
透明性に直結します。 そのため、どの基準を
採用するかには慎重に取り組む必要があります。
検収基準を採用する場合は、その合理性を
しっかり説明できることが求められます。
自社のビジネスの特徴に応じた基準を継続して
適用することで、信頼性の高い売上計上を
目指しましょう!
□■━━━━━━問い合わせ先━━━━━━■□
税理士法人AtoY
(住所) 〒460-0014 名古屋市中区富士見町7-11
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