新型コロナウイルスで自宅療養になったらどうするべきか考えてみる。
新型コロナウイルスに感染した場合、自宅療養になる可能性は高い。準備の予備知識としてその時どうするべきか、どうなるかを最新(令和3年5月時点)の情報から考えてみる。
現在は変異株が流行、緊急事態宣言中。
自宅療養が急増中、中等症でも自宅療養との報告有(5/13)
家族と話しておきましょう
ある程度のことを家族とまず話しあっておきましょう。
どの部屋を使うか、共有で使っているものをどうするか、などです。
トイレとか風呂とか本当に困ると思うので。
思っているようなホテル療養についてはなかなか難しいと思います。基本自宅療養になると思っていた方が良いかもしれません。
手引きを確認する(しておく)
各自治体が配布している自宅療養の手引きか、ハンドブックを確認する。正直予め確認しておいたほうが後から手間取らないと思われる。陽性と判断されてからでは遅いし、ストレス材料になると予想。
↓陽性になった場合のあれこれが書かれた名古屋市のリンクをはります。一読推奨。
名古屋市の自宅療養のリンク
自宅療養の案内。名古屋市のものは少しわかりにくいです…陽性になったらこの紙をもらえるのでしょうか。
他の自治体だともっと見やすい冊子になっているようですので、正直改善してほしい。
東京なんかはわかりやすくイラスト付きなんですがね💦
ご飯の心配はしなくてよい
ご飯は無料の配色サービスがありますので心配いりません。ただ飽きるかもしれませんね…嗜好品などはどうするか考えておきましょう。
ちなみに意外と知られていないのは、初回の配食は申し込みから2日後ということです。申し込み完了してから2日間は基本家にあるものでしのいでいくことになります。
配食サービスについて誰でも陽性であればうけられるものですが、偽陰性で自宅待機の場合には使用できない、つまり陽性であることが絶対条件になってくるようです。正直もう少し柔軟に対応してほしいものですが…
加えて、保健所からの案内がなかったので知らなかった❗なんて声もあります。てっきり全ての人に案内があるものかと思っていたら…余裕があったら真っ先にやらないといけないかもしませんが、大阪では感染者が増えすぎて事務が渋滞、配食サービスが届いたのが療養終了日だった…なんて事例が発生しているようです。意味がないですね…薬の件と同様にこのサービスのことも忘れないようにしないといけないのかもしれません…
常備薬、その他薬の準備(重要)
自宅療養中にかかりつけ医にご相談ください。とのこと。
いや~それどうなの?そんな余裕ある?
なのでまず疑わしいと思って検査をするような状況になる場合、必ずかかりつけ医に受診しましょう。(検査できるかも含めて予め電話で確認必須)
この時にかかりつけ医で常備薬を処方してもらいましょう。療養中にオンラインや電話での再診が可能な場合もありますが、送ってもらわないといけなかったり、玄関に置いてもらわないといけなかったりと手間取ります。可能であれば現在の症状を緩和する薬(解熱剤など)と、常備薬をその時点で手に入れておきましょう。考えられることは先にしておきましょう。
例えば、咳がでるなら悪化した場合肺炎になることもあります。ひどくなる可能性を考えた上でせき止めの薬、熱があれば解熱剤、喘息があるならその薬と言ったような具合です。
このように記載されてはいますが、外出しないほうが良いのはわかりきっていますので出来ることはしておきましょう。
PCRの結果がでるまでに準備を、と書かれている自治体があるのですが、体調にもよりますし、一人暮らしの方などは外にでるのも難しくなってきます。あらかじめ協力してもらえる方を探しておくことも必要かもしれませんね…
療養中我慢しない
新型コロナウイルスは坂を転がり落ちるように症状が悪化する、という話を聞いたことがあります。自宅療養は無症状、軽症の方がなるものですが、いつ症状が悪化するかわかりません。陽性時は無症状でもあとから症状がでてくることもあります。軽症というカテゴリーについても中等症の手前は全て軽症です。自宅療養でも死を感じた、なんて方も見えます。
軽症であったとしても症状に変化があった場合にはすぐに報告しましょう。1日1回保険センターから連絡が入ります、そのときもしくは自分から連絡をしましょう。
パルスオキシメーターの貸出も行われていますので、体調の観察が重要になってきます。毎日欠かさず健康管理を記録しましょう。
上の手引きにも記載がありますが、厚労省が発表している緊急性の高い症状のセルフチェックのリストをはっておきます。
このような症状が見られたら危険です。ご自身や、ご家族が気付いた場合には救急車を呼ぶなり、保険センターに相談しましょう。命にかかわります。
療養中に処方してもらえる可能性がある薬は自宅療養でもホテル療養でもロキソニンやカロナールなど解熱鎮痛薬がほとんどのようです。それについてかなり不満が出ているとのツイートを確認しました。
保健所から毎日連絡が入りますが、恐らく知らない番号から電話がかかってきます。電話にでないという事案が結構あるようです。電話にでないと安否確認が必要になって来ます。実際電話にでないから安否確認、亡くなっていたなんて事例もあります。気をつけましょう。
オンライン診療について
https://doctorsfile.jp/search/ft104_pf23/
こちらから検索をかけられます。自宅療養中に診察を受ける場合はこちらの利用も検討してください。
ただし、こちらで愛知県でヒットするのは少なめです…コロナでオンライン診療となるとかなり限られてくると思います。
近くのかかりつけ医などに問い合わせをして、電話診療ができるか問い合わせた方が現実的かもしれません。
最悪の最悪は…
R3/5/10 現在名古屋市の病床は満床です(100%をこえています。) 愛知県の病床使用率も60%を超えました。
R3/5/17 愛知県病床数300増加により病床使用率が低下。少しだけ余裕ができましたが、医療従事者の方々への負担は明らかに増です。自宅療養は4000人越えました。
軽症の程度は様々で本当に軽度の方もいれば、39度の熱が1週間続くという方もいます。
大阪では病床がなく熱が39.5度、一週間続く、血中酸素飽和度が90でもこの程度では搬送先が無いなんて事例も発生しています。
自宅療養では無理、搬送先もない…神戸の件ではありませんが、病床が満床になってしまった場合は最悪のケースも考えられます…クラスターに巻き込まれたなんてこともあるかもしれません。
ましてや自宅療養中には満足な薬も処方してもらえません。抜け道というわけではありませんが、現在治験中の治療薬が一応購入できます。↓にリンクをはります。
少し話題にもなったイベルメクチンです。もともとは北里大学の教授が開発。現在治験中とのこと。承認に向けて動いてはいるようですが…当方でもフォローして動向を追っております。
治療薬だけではなく予防にもなるという話もあります。
すべて自己責任になりますが、万が一に備えて知識としてお控えください。使用を推奨するものではありませんし、効果が必ずあるというものではありませんが、少しでも助かる命を救うことに繋がればと思いここに記載します。選択肢の一つとしてご利用ください。
Twitter上にも処方されてれば…という声が数多くあがっています…
イベルメクチンが一般に処方されるようになればかなり変わってくると思います。開発中の薬があるから制限されていてだせないとか?噂がでていますが…
一刻も早い進展がまたれますね…
イベルメクチンで調べるとかなり情報が出てきます。当方Twitterでもなにか情報があればRTしていきます。
重症化させない為になにができるか
上記は当方に寄せられた情報で、陽性発覚後オンラインにて受診、イベルメクチンを使用、回復に向かった事例です。
自宅療養は「回復」が約束されたわけではありません。急激に悪化したという事例は数多くあります。本当に自宅にいるだけで良いか、については私はそうではないと考えます。特に重症化のリスクが上がってくる50代ぐらいからは何をするかが明暗をわけてくると思います。上記のようにオンラインでイベルメクチンを処方、回復にいたれば良いのですが、そこにいたるまでにはデメリットも存在します。
例えばオンライン診療は基本クレジットカードがないと使用できません。また薬の処方がすぐにできない場合があったり、費用が高額になってしまったり、そもそも医療が逼迫していた場合には必要な時に診療が受けられないケースもあります。待ちが1ヶ月との報告事例もあります。オンラインで出来るからと思っていると、思ったようにいかず、最悪体調が悪くなるまで何も出来ず…ということになりかねません。
体調管理も必要なことですが、あらゆるシチュエーションを考えて行動に移すことも考えたほうがいいかもしれません。
あくまでも大切なものは命です。
なにかお困りのことがあればTwitterからでもいいのでご質問ください。
追記 8/8 愛知県にまん延防止 デルタ株猛威を奮う 戦況が変わってきた。
デルタ株の影響で急速に感染が拡大。
感染力が強くエアロゾル感染も見られる為に戦況が変わりつつある。
食事の心配はいらないと書いたが東京では無料の配布物資が底をつきるという自体が発生。つまり感染者が増えていけば配食サービスも受けられない可能性が出てきた。
また自宅療養についても政府が新しい方針を打ち出し、自宅療養が可能な中等症の患者については原則自宅療養、在宅で酸素吸入を行うなどとしてきている。
いつ自分が陽性、自宅療養になるかわからない。さらに最悪のパターンを予測して準備をしておく必要が出てきたように感じる。
他にも何か思い付いた、気付いたら追記していきます。