250102/Anger
年も明けて二日目である。
いかがお過ごしだろうか。
そめはなんだか苛々のループに入ってしまい困っているのだよ。
昨日のnoteでは、映画とか見ると良いな!と、書いたものの、今日はそういう気分にもなれず、うがぁとしてた。でも、うつらうつら、ぐうすかしてもいたので助かってはいる。
こういう時、誰かと一緒にいると甘えてしまうからよくない。不機嫌をぶつけることになってしまう。
一人で出来ること、没頭出来ること、うーん。
やっぱり本を読むしかない。
棚を眺める。
『セクシャル』桜井亜美さん。
こういう時は亜美さんなんだよなあ。
亜美さんの書く主人公の女の子たちは、感情が激しく、ベースに愛がありながらも周りからは疎外され異端と罵られてる。そんな時彼女たちは怒るのだ。
私は以前、
「喜怒哀楽の中で自分は何に当てはまるか」
という話を聞いて答えに迷っていたら
「そめさんは怒りだよね」
と、言われてストンと腑に落ちた。怒りが原動力なのを言い当てられて納得しかなかった。
そういうそめなので、桜井亜美さんの書く小説はとても大切なものなのだ。当時600円もしないで文庫本を買えたのもありがたかった。
『セクシャル』はその中でも一番好きな小説で、何故か同じものを3冊持っている。どれもボロボロであるな。新しく買っておきたい。
『セクシャル』のストーリーは語らないけれど、私はこの小説の中の、主人公アヤとアヤの母親代わりであったミジュンが、大好きなのだ。
苛々の発散法を検索したけれど、どれももうやってる…しかし「好きな人に会いに行く」はしていないなと思い考えていたら『セクシャル』を思い出したのである。
そういえば、高河ゆんさんの『妖精事件』という漫画の中で主人公のじゅりあは、囚われた愛する人を探し求めるため中学校をやめてあてのない旅をしていくことで強くなっていくのだけど、このシーンが大好きすぎて何遍も読んでいる。
なんか通じるんだろうな。
自由でいたいけれど何かはどこかに所属?していたい…みたいな。
さて『セクシャル』を読んで、そしたら創作に力入れよう!