見出し画像

日本一時帰国with幼児(1歳7か月)① チェンマイー関空ー到着編

今回は、先日1歳7か月の息子を連れてチェンマイから東北の祖父母宅を訪ねた時のお話し。息子にとっては曾祖父母にあたるのだけど、まだ一度も会いに行っていなかったのです。年齢も年齢だし、早く会わせたいなぁと思い、思い切って旅行を決めました。

息子の体力、我々の体力、荷物、諸々の出費、受け入れ先(祖父母宅)の状況等を考慮すると中々難しいこの大移動。やはり首都の空港へのアクセス圏内に住んでいないのって、こういう時にボディブローのように効いてきます。というのも、チェンマイから成田や羽田への直行便はなく、基本的にバンコクで乗り換えなきゃいけません。しかし今回は東北までいかなきゃいかんので、もう一回乗り継ぎor新幹線。新幹線は値段面、荷物面で却下。となると目的地到着までに2回乗り換えかぁ。これを一気にこなすのはさすがにしんどいのでバンコクor成田/羽田で一泊入れるとすると宿泊代もかかる。空港から出るのも面倒だし。

このようにやむを得なく、そしてちょっと興味もあって、Thai Viet Jet Airを試すことにしました。なんとこの航空会社、LCCでチェンマイから関空までの直行便を飛ばしているのです。今年上旬に就航されて、まだ毎日就航はされていないけど、特にチェンマイからお得に日本へ遊びに行きたいタイ人にとって人気が出始めている路線のようです。
ただ問題は、時間。深夜便なのです。23時チェンマイ発、翌6時20分関空着。息子は基本20時前後には就寝し、翌7~8時までぐっすり寝る子です。そんな息子のサイクルをぶった切るフライト。ぐずぐずしちゃうんじゃないか、体調崩しちゃうんじゃないか、心配でした。そして我々夫婦もぐずぐずしてしまうかもしれない息子の面倒を見ながら深夜便をこなすのか、と想像すると戦々恐々です。でも他に色々な面を考慮してもこのフライトがベスト!と決心しました。

まずお値段は、大人2人と2歳未満の座席のいらない子供1人で片道14,125バーツ(約56,500円)でした。これはVietjetのこの路線にしてはそんなに安くないかも。早く予約すればするほど安いと思います。
機内サービスは一切なし。子供用に、空気で膨らませるとベッドになるグッズを持ち込みたいと思ってたのだけど、事前に航空会社に確認したら機内持ち込み不可と言われてしまいました。ただ、まだそんなに満席になるような路線ではなく、空席があればもちろん3席使って寝ることもOK。直前まで席の埋まり具合を航空会社に尋ねて、結構空席がありそうなことが分かりちょっと安心しました。

そして、いよいよ出発当日。息子にはいつも通りに保育園へ行って過ごしてもらい、帰ってきたらシャワー、夜ご飯を済ませいつもなら寝る時間に、いざ出発!息子はあれ?あれ?みたいな顔してましたが、空港の明るい照明で半ばハイ状態。グズグズされるよりは良いけど、寝ないのかなぁ、と母は心配。
飛行機移動の際は機内持ち込み荷物に何を入れるかが結構重要。子供の場合は水などの液体もオッケーな場合が多い気がします。おむつ、肌掛けはかさ張らないよう最小限にし、好きなお菓子をちょい多め、バナナ、パックミルク、レトルト幼児食がうちの場合の常備アイテム。息子はお気に入りのおもちゃや本などで遊ぶタイプではなく、とにかく目に映るものすべてがおもちゃなタイプなので特におもちゃは持っていかず。ただ、今回は深夜便ということもあり、夫が子供用に枕やらちょっとしたブランケットを持ち込んで荷物増。でもこれが空いている席2席使って息子用の即席寝床を作るのに大いに役立ちました!可能なら深夜便なら多めにブランケットやら持っていくと良いかもです。
親の心配何のその、子供は飛行中の約5時間、ほぼぐっすり寝てくれました!!とっても助かりましたが、イコール親も寝れるというわけではなく、所かまわず寝返りを打つ息子が落ちないように見張っていなきゃいけないので実はほぼ眠れませんでした。それでも、ぐずぐずされるより何百倍良いか!!寝起きもよくて本当に助かりました。

さて、早朝着の関空。入国審査や荷物の受け取りもスムーズに済み、いざ国内線乗り換えへ。実は良い時間のフライトがなくて、13時ころ発のフライトを取っていました。諸々手続きを終えてターミナルを移動し約5時間の待ち。。。子供は5時間寝たといっても通常は10時間以上寝る子なので、もっと寝かせてあげたいと思っていました。そこで今回利用したのが「カフェラウンジ NODOKA」。ここはお金を払えばだれでも利用できるラウンジで、個室スペースもありとても助かりました。提携のクレジットカードのゴールドを持っていれば一定時間無料になったりもします。私は提携のゴールドカードを2枚持っていたので、2時間/枚で計4時間分無料で使用できました。ただ、その際は一度チェックアウトする必要があるのでご用心を。
この個室スペースのソファで息子は約3時間寝ることができました~。細切れ睡眠で申し訳ないけど、ゆっくりできて良かった。私と夫も1時間以上寝れてリフレッシュ。
国内線はPeachを利用。チェックインは90分前から可能なので、Nodokaを4時間で出て空港内のCOCOSで昼食。その後チェックイン、荷物預け、制限エリアでちょっとお土産買って無事に到着。親戚が空港まで車で迎えに来てくれていて、やっとほっと一安心したのでした。祖父母宅に到着した時はもう夜になっていて、息子もいきなりの大移動で初めての家に到着、初めての親戚とご対面で驚き続きだったけど、何とかこなせて本当に良かった。頑張ってくれた息子に大大大感謝です。

そんなこんなで夜ご飯、お風呂を済ませ寝たのが夜10時ころ。まぁタイ時間8時と思えばいつも通りかな?息子、本当にお疲れ様でした☆


いいなと思ったら応援しよう!