PlanerとPortraの関係
半年の修理期間を経てリペアサービス諏訪から帰ってきた Contax G2
35mmF2とともにportra160を詰めながら小雪を歩く
銀座のレモン社で売られているのを発見した35mmF2、あまり状態が良くないらしく、レンズ曇りが顕著なので相場の半分くらいの値段。写らない訳でもないし、曇りレンズは未経験だったので勉強の意味も込めて購入。
数あるContax Gレンズを用いたレビューのうち、デジタルカメラでのレビューはよく目にするが実際にフィルムでのレビューは少なかったためここに記す。
以下
建造物で絞り毎の写りの違いを見る。
滲みの特徴が強いことに加え、彩度も控えめになる様に感じるこのレンズ
自分の知っているPortra160の色飽和度(彩度)よりも若干低く感じるのは気のせいか
Zeissレンズならではの高い画質は健在ながらも彩度の落ち着き、光源の滲みを感じた。
これらはレンズの曇りによるものとフィルムの特性両方が影響しあっているのかもしれない。
ところで、フィルムに高画質低粒子を求めている自分にとってCarlzeiss、Portraは最適解なんですよね。色んなカメラで撮影するけど、この組み合わせが今のところ1番好き。
45mmF2が切れ味のある写真を見せてくれたのを思い出すと、このレンズはかなり性格が違うらしい。
ブラックミストフィルターをつけたような写りというかなんというか。これはこれでいいかなと受け入れられる写りを見せてくれたレンズでした。
シネマライクな写真が好きな人にとってはベストチョイスになると思います。
世界で唯一のレンズ交換式AFレンジファインダーカメラという肩書きを持つContax Gシリーズ。一眼レフに比べて決して使いやすいとは言えないカメラですが、写りのみならずシャッター音からAFの音まで全てを愛せてしまう、、、。
まさに撮ってから現像までどんな写りになるか全く分からないこのカメラ。
現行デジカメでいうならFUJIFILM X-PRO3で背面モニターを閉じたまま36枚取り切る様な感覚に似ている。
カメラと人馬一体になるような互いを信じながら撮る所が気に入ってます。
別のフィルム、レンズで撮ったらまた備忘録としてレビューを、、
ほなまた、、、