そろそろノートPCの外部冷却装置の決定版を決めてほしい。
ちなみに10円玉より1円玉のほうが効果があると信じている。
銅は酸化銅になると熱伝導率が100倍以上悪くなるから。
アルミニウムは酸化アルミニウムになっても10倍くらいしか変わらない気がした。
詳しく調べてはいないので、異論があっても信仰対象の違いだと思ってほしい。
私の初めてのノートPCは、MacbookPro(2011Late)だ。
前面アルミで放熱性が良く、携帯するには十分な軽さだったが、
出先で使用する際、処理を走らせると夏場は熱暴走を起こしてフリーズしたため、冷却をする必要があった。
ノートPCの冷却の要素は次の4つに集約されると思う。
1.本体の既存の冷却能力
2.風通しの良い設置
3.個別の強制冷却
4.部屋の温度
この4つだ。
地味だが、これくらいしか思いつかない。
ひとつずつ考えてみる。
1.本体の既存の冷却&発熱能力
ノートPC自体の能力で、スリムさとトレードオフなところがある。
昨今のゲーミングPCのようなモンスターマシンは、コンセプト的に熱量が高くなることが多いため、冷却にも力を入れている。
底面の吸気口が大きくとられており、背面から排熱する。
大体のノートPCでは右か左の1か所しかない排気口だが、ゲーミングPCは大体背面だ。
左右背面の3面で排熱しているモンスターマシンもある。
DELLのALIENWAREシリーズは、笑ってしまうようなモンスターマシンばかりなので見ていて面白い。
正直、2-3kgであのスペックなら全然重いとは思わない。
逆に言うと、発熱しないPCなら冷却はかなり楽になる。
求められる場面によってツールは変えるべきで、ほぼファンレス稼働可能な低スペック低発熱のChromebookなんかを使えると色々楽しいなって思うのだが、日本人にChromebookはあまり受け入れられない。
だって魔境Excelが使えないのだ。
スプレッドシートって、Googleのアカウント管理が上手に出来ないとセキュリティ管理が難しいなとは思う。
2.風通しの良い設置
みんな大好きすのこタン。だ。
アルミとの接地面積が大きいので、前述のゲーミングノートでは底面の吸気口がふさがれる可能性があり必ずしもベストではないが、ノートPCの形状を考慮して使えば相当優秀だろう。
前述の熱伝導率も良さそうだし。
尚、普通の木のすのこを使う場合、熱伝導率の悪い木で熱がこもるので、ひっくり返してノートPC底面との接地を少しでも減らすべきだ。
ちなみに個人的にはこういうタイプが好きだ。
機種を選ばず、小さい。
クッションの上に置いたり、膝の上に置いたりするのがその真逆だ。
ノートPC用のソフトケースの上において処理をさせていたら、あっという間にフリーズしたことがある。
3.個別の強制冷却
いわゆるノートPCクーラーなのだが、結構ある。
ただ、置台タイプのノートPCクーラーの効果は、個人的にはあまり信じていない。
その理由として、次の3点がある。
① 上記「1.本体の既存の冷却&発熱能力」を阻害する。
② 上記「2.風通しの良い設置」
③ 冷却ファンの風力が弱い。
置台タイプのノートPCクーラーで、ファンの風力が強いものを見たことが無い。
ノートPC搭載のファンはあんなに強力に風を出すのに、その下の台があの程度で役に立つのだろうか。
そこで、個人的にはこのようなタイプの機種が好きだ。
排熱を妨げず、弱い薄型ファンではなく分厚い強力なファンを搭載しているから。
自宅で使っているのは、結構古いがこの機種だ。
4.部屋の温度
涼しい部屋で仕事しようぜ。
あと完全に思い付きなんだけどヒートシンク直置きで使えるかも
アルミの放熱フィンを置けば、10円玉とか1円玉よりはるかに効果高そう。
どんなノートPCでも対応できるし。
ただし、PC側に傷付けないように注意。
すのこタン。買おうかな。。。
その②を書いてみた。