通勤にもオフィスワークにも快適な紳士靴をみつけた。
我々EC屋は基本的にカジュアルというよりもラフな格好で働く事が多いが、環境によっては「程々にスーツのような格好」と言う何とも言えない姿で働く必要があったりする。
そんな時に悩ましいのは靴だ。
革靴は、人間の生活の快適さを無視して発展しているので、履くだけで疲れる。
とは言えランニングシューズで働けるほど寛容な風土は無い。
さて、どのようなビジネスシューズを選ぶべきなのか考えてみよう。
靴選びの判断材料には何があるのか
今回のケースは「革靴」または「ビジネスシューズ」という制約があるので、デザイン面は無視しよう。
靴マニアの皆様には腹立たしいだろうが、紐があろうと無かろうと、革靴は革靴だ。
まず理想を挙げよう。私の。
・軽量である
・通気性がある
・柔らかい
・クッション性がある
・耐久性がある
・フィット感がある
・買い替え時期を躊躇わない程度に安価である
・無駄なデザインが無い
こんなところだろうか。
革靴なので通気性はなかなか確保が難しい。
どうしたものか…
ほとんど全て、インソールで解決するじゃないか
これがほぼ7割の回答だ。
通気性、底面のフィット感、クッション性、そして我々中年男性としては「消臭機能」が欲しいので、それらを満たすインソールを探せば良い。
立体では無いので底面のフィット感は特に無いが、毎シーズン買い替えるくらいの頻度ならこの辺だろうか。
この辺ならもっとフィット感とクッション性が高いと思う。
ただし、この手のインソールは分厚いので、通気性とトレードオフなのと、靴をワンサイズ大きめにしておかないと窮屈なので気をつけたい。
安価で軽く、内側が柔らかな靴
こちらは割と選択肢が無いので決め打ちで言おう。
テクシーリュクスのビジネスシューズ、TU-7775だ。
テクシーリュクスはアシックスの別ブランドで、安価で履き心地の良い靴を出しているメーカーなので、間違いが無い。
革靴屋の革靴は硬いしクッション性が低いのだ。
テクシーリュクスは底面が足の形にフィットする構造で、靴としてバランスが良いと思う。
デザインもたくさんあるので好きなもので良いと思うが、金具が無く、シンプル過ぎ無いのでこの辺が良いと思う。
内側も上質なので、これを3足ほど買って毎日ローテーションすると良い。
3足で「ちょっと良い革靴」1足分くらいの値段なので、抵抗もないだろう。
「ちょっと良い革靴は5万オーバーからだ」という論もあると思うが、そんな貴方は革靴マニアなのでちょっと我々とは相場感が違うだけなので気にしないで欲しい。
しかしこの靴、柔軟な代わりに少しだけ伸びやすいので、毎年くらいの頻度で買い換えるとちょうど良いコンディションで使えて快適だ。
ところで革靴は履いたら2日休ませると良いらしい
毎日ローテーションすると書いたが、これは革靴の割と一般的な運用方法らしい。
一日履いた靴の湿気が抜けるように、履いたら2日ほど空けると良いそうだ。
成る程確かに毎日同じ革靴ではすぐにヘタってしまう。
私を含めてノームコア気質のIT人材としては、同じ靴をローテーションするのは楽で良いだろう。
ところで通気性は最後まで犠牲にされている気がする
構わん、たまに脱げ。
ただし踵は踏むな。