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思い立ってすぐには行かない、予定調和な日々

美術館が定休日。休みでなければ、当日券に並ぶつもりでした。やむなくオンラインで事前予約しました。

予約ばやりの昨今。予約の作用は、確実性に置き換えられます。待たない、待たせない、確実に予定を遂行できるのが予約です。旅も飛行機や新幹線は予約をしていました。海外旅行を筆頭に引っ越し、晴の冠婚。歯医者さんも。非日常こそ、予約でした。

この予約が、まったくもって面倒でしかないと感じたのが、ケータイ会社。
来店予約はまあ、わかります。来店予約はまあ、わかります。電話ではなせるコースも、予約!チャットも混んどる。時期が時期ですね。

銀行の通帳開設すらオンライン予約優先でした。窓口は1時間半まって、テレビ電話で「ただいまの待ち人数99人」からスタート。オンライン予約の枠が少ないのか、予約に慣れた人ばかりなのか、おもいたってすぐには行かない予定調和な日常になっていますよ。

セレンディピティ(serendipity)が恋しいです。


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