
1点ものはコスプレ
森美術館の「未来と芸術展」(2019-2020 )以来、折に触れニュースを耳にすることが多くなったYUIMA NAKAZATO。4/22はNHKのクローズアップ現代でも取り上げられていました。最新テクノロジーによる繊維、縫製技術のいらない立体化、パリコレなどで話題のデザイン。服の定義を塗り替える、これまでにない問いかけ満載です。
「コスプレだ」
いずれ服が1点ものしか無くなる時、完全オーダーメイドで機能性や装飾性を兼ね備えたコスチュームになるのでしょう。ファッションデザイン画がそのまま3Dプリンターで目の前に現れるように。
ICF2020に登壇した中里唯馬と宮田裕章も共に登壇した#六本木アートカレッジ
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 24, 2021
多彩な登壇者による熱いうえに面白い対話が魅力。
アーカイブは3月31日までの限定配信。
詳細は:https://t.co/iLrFHPsl7M #icf_tokyo https://t.co/63WHdIX9Fz pic.twitter.com/c6MoSYNCK0
ICF2018に登壇した佐々木紀彦 @norihiko_sasaki が同じくICFに登壇した経験のある落合陽一、宮田裕章と共に「佐藤可士和」を語る。
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 22, 2021
宮田裕章が着用しているのは中里唯馬デザインの芸術的な服。#icf_tokyo https://t.co/cdnx3YqnMw pic.twitter.com/LN2iGmA31I
服が、ある女性の人生と共に常に変化し、最後はその孫にその服を受け継いでいくようなコンセプトで服を作ってみたとICF2020に登壇したデザイナーの中里唯馬は語る。服の変化を止めているのは2万年前から変わらない、針と糸ではないかと思い、その二つを全く使わずに服作りに挑む。#icf_tokyo pic.twitter.com/sMUJO6c7Yb
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 19, 2021
緊急事態宣言下での“Face to Face”プロジェクトに25名が参加、全員に白いシャツを送ってもらった。それぞれのシャツに纏わる記憶を頼りにインスピレーションしていくプロセスを経て25通りのデザインが誕生したとICF2020に登壇した中里唯馬は語る。#icf_tokyo pic.twitter.com/LZ3z6QyUqv
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 11, 2021
ICF2020に登壇した中里唯馬は“Face to Face”プロジェクトはファッションの新しいコミュニケーション、衣服を作る新しい試みとしてのヒントになったと語る。制約のある状況だからこそ、人は楽しみを見つけようと知恵を振り絞り、物理的な障害を乗り越えていくことがあったのではないか。#icf_tokyo pic.twitter.com/puRUYNjrn0
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 12, 2021
新型コロナウイルス感染拡大からステイホーム、テレワークに重きを置く生活となった今、家にいる時間が増え、身の回りの物を整理した人も多い。服の処分もあったはず。その時に捨てられない服とはどういうものだったろうかとICF2020に登壇した中里唯馬は問いかけた。#icf_tokyo pic.twitter.com/aqqhDQ2g0n
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 15, 2021
新型コロナウイルスのパンデミックで自宅で過ごす時間が増え、断捨離、身の回りの整理をした人は多い。その中でどうしても捨てられない服が出てきている。捨てられない理由とは、服にパーソナルな記憶、思いみたいなものが宿っているからではないか、とICF2020に登壇した中里唯馬は語った。#icf_tokyo pic.twitter.com/7viXB594x6
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 16, 2021
ICF2020に登壇した中里唯馬はデザイナー。服の作り手として、長く着てほしいとも願って服を設計(デザイン)するが、最終的に服を長く着るかどうかは着る人が決める。どうしたら着る人とデザイナーの距離感を近づけ、思いを宿してもらえるかがポイントとなると語った。#icf_tokyo pic.twitter.com/Cn9VOPfh76
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 17, 2021
人間は体形、価値観、また生きる時代も常に変わっている。しかし服だけは買った時と同じではないか。それが捨てられる原因ではないか。もし生物のように服が新陳代謝をし、随時生まれ変わるなら、長く生きられるのではないかと、ICF2020に登壇した中里唯馬は独自の意見を語った。#icf_tokyo pic.twitter.com/s7rOaUozzI
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 18, 2021
服を作る針と糸は2万年間変わっていない。当時の骨の針は現代と同じ形状。糸と針で布を縫い合わせる発想も変わっていない。技術の完成度は高いがほどくときのエネルギーも必要。これが瞬時にパッとばらけるようならその服は長く着られるのではないかとICF2020に登壇した中里唯馬は語った。#icf_tokyo pic.twitter.com/8aVh7uiU5P
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 20, 2021
これから多様な時代になり、ライフスタイルも多様になる。その時代、自分なりのあり方を自分で選択する時、何を着るかが大きなテーマになってくる。その時に、布が自動的に生物の様に動いて服になってはどうか。そんな発想をしていると、ICF2020に登壇した中里唯馬は語っている。#icf_tokyo pic.twitter.com/HDT84bmDog
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 21, 2021
ICF2020への登壇時、これからの時代、布が自動的に動いて服になっていくという発想を語った中里唯馬。具体的には一定の状況で布が動いてカーブを描き、隆起し、着物のように全く切り落とさずに体に沿っていく。西洋のテーラーリングのようにカーブさせながら体に沿わせていく。#icf_tokyo pic.twitter.com/g0dJIToOL9
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 22, 2021
ICF2020に登壇した中里唯馬は「布が生きているように体に沿って服になる」という発想を語っている。こうした彼の発想を実現につなげる服の素材には、多くの情報が詰まった長方形が組み込まれている。この長方形の中にどう布が動いていくかという指示が詰まっている。#icf_tokyo pic.twitter.com/pQ8wOA9XQN
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 23, 2021
中里唯馬は長方形の素材に情報を組み込み、布が生きているように体に沿って服になる発想をICF2020への登壇時に語っている。これはデザイン画を描き、長方形の布の上にデータを入れ、印刷。その布を巻き取り、水に浸して乾燥。このプロセスを経ると布が動き始、身にまとうとドレスになる。#icf_tokyo pic.twitter.com/A9Tt5OTabj
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 24, 2021
ICF2020に登壇した中里唯馬は布が生きているかのように体に沿って服を作る技術を研究中。最初は布が全く言うことを聞かなかったが、何百回と緻密に試験を繰り返していくと、きれいに動いてくれるようになってきたと語る。未来の服作りへの発想は2万年変わらなかった針と糸の世界を変える。#icf_tokyo pic.twitter.com/t6kLOX03h5
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 26, 2021
ICF2020に登壇の際、中里唯馬が紹介した「布が生きているように体に沿って服を作る」素材とは人工合成タンパク質という今まで人類が持っていなかった新素材。スーパーコントラクションという、動いていく性質があり、それを利用しデジタルの技術を使って動きをコントロール、服を作る。#icf_tokyo pic.twitter.com/AqTojtkCrg
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 27, 2021
第二次世界大戦後にニュールックが誕生したが、これからのニュールックとは何かとICF2020 に登壇した中里唯馬は問いかける。抑圧、制約の後は解放に向かい、その裏には人間のありたい本能がある。現代における開放とは何か。何から一体解放されたいのか。ビジョンを考えるヒントではないか。#icf_tokyo pic.twitter.com/h6zwlok4vC
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 28, 2021
針と糸を使わず、パッとばらけるような服であれば長く着られるのではないか、という発想を2016年頃から形にすることを考え、半年ごとのファッションウィークに衣服の進化を見せ続けている中里唯馬。ICF2020に登壇した際、オーダーメイドの服は衣服の在り方として最適と語る。#icf_tokyo pic.twitter.com/4con0lbmJP
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 29, 2021
ICF2020の登壇時に中里唯馬が語った新発想は水を使った服作り。2万年間変わらなかった、針と糸を使った服作りの概念を覆す。将来は店頭で色、サイズを選び、その場でふわーっと布が体に沿って、一点物のドレスが出来上がる。そんな未来を考えて中里はこの技術を開発している。#icf_tokyo pic.twitter.com/frGCbWYVmO
— ICF2020 (@icf_tokyo) March 31, 2021