餅屋に聞いたら、明瞭簡潔。そこに疑問を持つことはあったでしょうか
専門家に質問をしたら、腑に落ちたWordCamp Ogijima 2020 オンライン。
ワタシ■WordCampが男木島で開催されたのですが、どのように見ていますか
餅屋■WordCampはイベントでなくコミュニティなんですよ。
コミュニティを円滑にするための、いわば飲み会。
お祭りみたいなものですね。
技術的な専門にはあんまり触れないでしょう?
そんなのは日々やっているんですよ。
普段はクローズドなことを、ちょっとオープンにしたコミュニティ、それがWordCampです。
WordCampにもヒエラルキーがあるんですよ。
そもそも男木島の実行委員長がWordPress日本で5本の指に入るような人だから(イベントが)コケることはない。
WordPress7を年くらい前に始めた先行者が10人ぐらいて、今残っているのは5人ぐらいかな。だから必然的にコミュニティが大きくなるんですよ。それを見せる意味合いもあるから。」
ワタシ■今ね、お話を聞きながらネットワークビジネスのような構図が見えてきましたよ、A●wayのような。
餅屋■それは知らないけど、笑。ZOOMにもコミュニティができてるんですよ。先日、ZOOMのファシリテーション講座を受けて見て、この人は日本で5本の指に入る実力のある人ですよ。
ここから二人の話題は、オンラインにおけるファシリテーションへと変わっていきました。
WordCampは、WordPressのファンの裾野を広げる意味合いもあるでしょうけれど、コミュニティを誇示する側面も確かにありました。なぜなら、登壇者の内容よりも、メニュー構成のプロセスや運営組織や普段は何する人ぞ、という所に目がいきましたから。