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睡蓮を見ていると「カエルなんていないよ」と答える母の声が聞こえました

モネの庭(高知県北川村)を訪ねていた時、睡蓮を見つけた2歳ぐらいの女の子が「カエルの!」と言いました。「カエルなんていないよ」と答えるお母さん。話題の本「13歳からのアート思考」そのままの展開でした。お父さんが慌てて「そうだね、カエルだね」と返事をしていたので、もしかしたらお父さんが「13歳からのアート思考」を読んでいたのかもしれません。カエルがいる!と、女の子は言っていませんでしたから。

素直で純粋な幼児期。大人をみて、刷り込まれて大きくなっていくのでしょう。家庭が透けて見えるような小学生がいれば、自己主張がはっきりしていて親に屈しない女王様もいます。その子の個性が表れた瞬間はたまらなく愛おしいです。

タイトル画像は食紅の色水です。洗う直前にも、新しい色を見つけて教えてくれました。



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