
カレーライスと茶碗蒸し、豊島のおかあさん2019年お昼ご飯
2年前の2月11日は豊島へ行きました。香川県と豊島住民が、産廃跡地の処理について協議する日でした。
豊島のおかあさんと処理協議会(第42回豊島廃棄物処理協議会)を傍聴に行きました。会場の公民館へ着くと「寄り合いがあるんで、はよ来い。1人でも多いのがいいからな」と電話をしている声が聞こえます。豊島の人は住民闘争の最中、声を掛け合って集い、意見を出し合ってきたさまを思い起こさせます。
国の補助が切れる期限までわずか。それまでに処理を終えたい香川県。前代未聞の有害廃棄物処理に続き、水処理方法も未知のもの。実験や調査をしている十分な時間がなくなりつつあるので化学薬品を使いながら、水質を環境基準にするという最終目標を改めて確認しました。
その日、お昼ご飯に豊島のおかあさんは茶碗蒸しとカレーライスを用意してくれました。おとうさんと3人で食卓を囲みながら、おとうさんが小さい頃の話を聞きました。太平洋戦争でひもじい思いをしたこと、ひよこを育てて友達に分けこと、山羊を育てて可愛がったこと、お風呂は3軒で交代に炊いたこと。
外は寒いけれど、食卓はあたかくて幸せなひととき。
2月は豊島で処理協議会が行われます。7月は高松で。2021年は予定がまだ発表になっていません。
↓豊島のおかあさん「料理研究家やない」
豊島に着いたら檀山が雪化粧。鳥が山から降りてきていて電線に鈴なり🐧、にぎやかな鳴き声でした。#豊島 pic.twitter.com/gxOzyimFl1
— やましたなみ (@yamashita73) February 11, 2019
河原会長代理「化学処理は未知なもの。残りの時間を逆算して“うまくいって”を懸念しています。要因は深く前へ前へ進めてもらいたい」。#42回豊島廃棄物 処理協議会は1時間でおわりました。
— やましたなみ (@yamashita73) February 11, 2019
雪はやみました、寒いです。足元が悪い中、豊島の方々が集まってきています。「寄り合いがあるんで、はよ来い。ひとりでも多いのがいいからな」と電話の声も聞こえます。#42回豊島廃棄物 pic.twitter.com/BTnpgOnYot
— やましたなみ (@yamashita73) February 11, 2019