ビックリゲスト物語2 几帳面なチャレンジャー
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こんにちは!73eatsプロジェクトマネージャーのShinjiです!僕は今インバウンドゲスト向けに「世界中のメニューが誰でもわかるアプリ 73eats」を開発しています。
8月にストアリリースしたこのアプリ。現在は会社周辺、友だちのゲストハウスを中心に日本に来た外国人ゲストさんたちへ配布していますが、日本人が海外旅行に行くときも、読めないメニューが読めるようになります!
もちろん全部無料!毎週バージョンアップさせているので、よかったらみなさんダウンロードしてみてくださいね!
前回はモスクワに携帯を落としてきちゃって、連絡が取れなかった挙げ句に大塚警察署のお世話になったフランス人ゲストMaximeのことを紹介しました!
彼は日本の警察官は優しくてスゴイ!と言っていましたが、僕の心臓に良くないので、もう二度とおまわりさんからの電話は受けたくないです!?
今回は、Maximeに続いてビックリゲスト、ドイツから来たクララをご紹介します!
ドイツ人は几帳面!?
TOPに貼った写真の僕のとなりにいるのがクララ。見ての通りモデルになれるんじゃないかっていうくらい見た目はかわいい女の子。
その上性格も「あーこの娘はご両親に愛情注がれて育ったんだろうなぁ」って感じるくらい純粋でいつもニコニコ笑っていた。
昔からドイツ人と日本人は真面目で几帳面な性格が似ているっていいますよね?クララはまさにその通りのドイツ人だった!
毎日コンビニの領収書まで全部記録!
なんかね?毎日帰ってくる度にテーブルに領収書広げて手書きで記録しているのが、お小遣い帳付けてる小学生みたいで微笑ましかった!
旅行の基本はDay by day
そんなクララは一週間我が家にステイした後、金沢から京都大阪広島を回って来月また帰ってくることになった。
これ外国人あるある話なんですが、欧米豪のゲストたちは基本が2週間、長いと1ヶ月以上旅行する人が多い。そして日本人としては信じられないけど、往復のフライトと最初の宿泊場所だけは決めて、その先は決めてない人が多い。
実際多くの人に聞いたりアンケートも取ったけど旅行計画は「Day by day」と言って、その日ごとに決めるという人が圧倒的多数!
ちなみに減り続けている日本人の海外旅行平均日数は2016年で7.2日だったそうです。(ABROAD海外旅行調査2016海外旅行調査報告書)
旅先であくせくせずに気が向くままに旅するなんて理想ですね!
そんな彼らは成田・羽田に着いて最初の宿で仲良くなって気に入ってくれると、あたりまえのように「シンジ!来週(または来月)戻ってくるからまた泊まらせて!」と言ってきます。
そうやって一回の旅行でリピーターになってくれたゲストは当然仲良くなってFacebookをつなげます。そして日本大好きな人が多いから毎年または2年に一度バカンスでやってくる人も多い。最近の我が家はそんな友だちが入れ代わり立ち代わりホームステイにやってきています!
僕はもう民泊運営は出来ないから彼らを無料で泊めてあげる。
その代わり彼らには僕のアプリを友だちに紹介してもらう。
我ながらWin Winでしょ!?笑
チャレンジャー?それとも天然ガール?
ということで、一緒に来た友だちが先に帰国したクララは金沢京都大阪広島と約一ヶ月一人旅を続けて翌月僕のところに戻ってきた!
旅道中の思い出話を目をキラキラさせながら嬉しそうに語るクララは、まるでお父さんに旅の思い出を話す娘のようで愛おしさすら感じた!
でも父ちゃんは能登半島での出来事を聞いてビックリ!
「シンジ!私は能登半島でヒッチハイクをやったの!」
驚いた僕は「えー!ホントに!なんで?」と聞き返しました。だって季節はまだ3月上旬。雪深い北陸でヒッチハイクなんてキケンだから。
「帰りのバスに乗り遅れちゃってどうやって帰ればいいか判らなくなっちゃったのよ!そしたらもうヒッチハイクするしかないじゃない!」
その場で宿を探さずに、見知らぬ国で真冬にヒッチハイクを決行しようとする発想がスゴイ!クララはチャレンジャーなのか天然ガールなのか!?
「そうしたら、いろんな日本人が行き先ボード書くのを手伝ってくれたり、道案内をしてくれたり、みんな私を助けてくれて信じられなかったわ!」
僕は正直に教えてあげました。
「それはね?クララがかわいい女の子だったからみんな助けてくれたんだよ!笑」
とはいえ、彼女に取っては異国の地での人生初ヒッチハイクが成功したのは貴重な体験。その後旅先で出会った”やさしい日本人のおじさんたち”の写真を自慢気に見せてくれました!
「みなさん、知らない国でヒッチハイクは止めましょう!特に冬はね!?」
まだまだ続く異文化コミュニケーション生活!
クララは沢山の出会いと思い出を胸にしてドイツに帰っていきました!こういう娘が、彼氏と一緒にまた戻ってきてくれたりすると父ちゃんは涙が出るほど嬉しいだろうなぁ!?笑
ということで、この純粋なブルーアイにやられまくったおっちゃん。まだまだビックリゲストネタは尽きることがありません!?
次回は、オーストラリアからスキー場のワーホリのために来日。仕事の前に1ヶ月ステイしたオージーをご紹介します!
若者だからこそありえるナイトライフ事情!乞うご期待!?
See you again!