カラオケスナックで急にキレられた話

昨夜起こった出来事です。飲み屋で初めて、絡まれて正直めちゃくちゃ引いたのでここに書かせてください。
そしたら少し落ち着くと思います。

呑んだメンバーは私含めて3人。
元仕事場が同じで、いわゆる同じ釜の飯を食ってた大事な仲間ってやつです。
カラオケスナックに行く前は、モツ鍋の店で食って呑んで楽しかったんですが、二次会で事件が起きました。
事件て言うとちょっと大袈裟かもしれないが、自分にとってはちょっとあり得ないことだったので事件と言わせて頂きたい。

私はカラオケなんて何年も行ってなかったので歌えるか不安だったけど、呑んだメンバーが楽しく歌ってくれたから、恥ずかしいと思いつつ頑張って歌いました。

1曲目に反町隆史のポイズン
2曲目に米津玄師のさよならまたいーつか
3曲目にB'zのウルトラソウルを歌いました。

事件は2曲目の後に起きました。

顛末はこうです。

私の人生の先輩的なおっちゃんがすごーく歌が上手くて楽しく歌ってて、そこにいたもう一人のお客さんに積極的に話しかけて、仲良くしようよと言わんばかりにその人のことを根掘り葉掘りいろんな質問をしていました。
その時、正直私はあまり人の人生に土足で上がり込んでいくのはどうかとハラハラしてました。
案の定そのお客さんは、みんなで気持ちよく歌ってたのに、急に、それもこっちのわからない方言で「あまり調子に乗るなよ、年下のくせに」というニュアンスの事を言った。
それも言う前に、あなたたちのわからない言葉で話すけどと直接言わずに方言使って吐き捨てたところが、私は本当に気に食わなかったです。
55にもなって直接怒れないとこによえーなと思ったし、せっかくみんなで楽しい空間になったのに、そんな事言うから場が一転凍りついた。
まじママさんもチーママもさーって引いたから喧嘩起こるんじゃないかと焦りました。
だから私は、その先輩を宥めて、ママさんもうまーく収めようとしてた。
そんなことがあったから、私は歌う曲をB'zのウルトラソウルにして、その場を無理やり盛り上げようとしました。

「ウルトラソウル!イエイ!」てね

なんで私が飲みの場でこんなに気を使わないといけないんだと少しイラつきつつ歌い叫びました。

呑み屋ってお酒が入るから無礼講になる、失礼な言動もある。だからってキレるのは流石にありえない。まぁその人にとっては、許せないことだったんだろうな。

その人の気になった点は3つ
女性の歌しか歌わない
結婚指輪がない
55で派遣社員
この事実がわかった時点で、あまりその人と話すのはあぶないかなと私は思いました。
何故危険だと感じたのかと言うと、いわゆる呑み屋は楽しく呑むだけの場であって、身の上話をする場ではないと思うから。
お客さんはただ気持ち良く呑んで歌って騒いでストレス解消をするだけ。
そのためだけに呑み屋を訪れてるのだろうから。
そこで見知らぬお客さん同士が話すとしたら、ちょっとした世間話程度。それ以上の話は、仲良くなってからで、何度も会って少しずつ親交を深めてからじゃないと誰でも心を開かないのは普通だと思う。

それでも先輩が、話かけてたからやばいなと思ってました。
誰しも他人には触れられたくない部分があるから、そこに他人がずかずか土足で入り込んでいくのはよくないということを柔らかく先輩に言ってたけど彼は酔ってたから、ずっとその人に話かけてた。先輩も悪いと思うけどキレるほどのことかと。
まさかこんな気分悪くなるとは思ってなくて、楽しい夜がその出来事ですごく不快を感じました。
おそらくこの出来事は誰が悪いでもなく、お酒の力とちょっとの踏み間違いかなと今はそう思います。
お酒の場は本当にそのお店の雰囲気と、そこに来ているお客さんの年齢や身なりをよく見て、つかず離れずで、ただただ楽しく呑むのが鉄則ですね。

唯一の心残りは羊文学のBurningを歌えなかったことです。
まじburning歌いたかった。

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